表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
売国政府を断罪する最強転生者――彼の過去を暴くチートを得た私が小説にしたら、全世界が大発狂  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
C章 プリズンブレイク黙示録。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

136/188

6077話 エンド。


 6077話 エンド。


 咆哮とともに、火力に極振りした拳が炸裂した。

 ラストの腹部に直撃し、空気が爆ぜる。

 圧力波が周囲を押し潰し、虚空に亀裂が走る。


 豪快な暴力を受けて、ラストの身体がくの字に折れた。

 黒衣が破れ、褐色の肌に衝撃の余波が弾ける。


 センは追撃を止めない。

 両手を振り上げ、魔力を叩きつけるように構えた。

 空気が重く沈み、頭上でエネルギーが凝縮する。


 そのまま、ラストの頭へ――両手で作り上げたハンマーを振り下ろす。


 ズガバキィイイと鈍い衝撃音。

 大地が陥没し、ラストの身体が深く地面にめり込む。

 砂塵が渦を巻き、衝撃波が周囲をなぎ払う。


「異次元砲ぉおおおおお!」


 センの怒号が響く。

 拳を突き出し、そこへ膨大なオーラと魔力を流し込む。

 周囲の光が歪み、虚空が焦げ付く。


 次の瞬間、白と黒の閃光が一点から放たれ、

 沈黙していた亜空間が再び咆哮した。


「これで終わるといつから錯覚していたぁあああ?! まだまだ、まだまだああああああ! 異次元砲ぉおおおおおおおお!!」


 ズォン、ズォオン、ズガォオオオン!

 爆撃のような光柱が連続して撃ち出される。

 その一発ごとに空間が悲鳴を上げ、黒い大地が抉れ、重力が反転する。

 センの両腕は灼け焦げ、皮膚が裂けても止まらない。

 毘沙門天の剣翼が、センの背中で太陽よりも眩しくまたたく。

 センの眼は狂気と執念の輝きに染まっていた。


 光が奔流を成し、ラストの全身を容赦なく撃ち抜く。

 防御の魔衣が崩壊し、金属の糸のような銀髪が爆風に散った。

 衝撃が骨を砕き、身体が後方へ吹き飛ぶ。


 凶悪な照射の連打をくらい、ラストの体力がみるみる削られていく。


 ★


 激しい戦いは続いた。

 互いの呼吸は荒く、足元の大地は既に原形を留めていない。

 お互いの気力を奪い合う泥試合は、

 終始、センエースの優勢だった。


 その一撃一撃が、まるで戦神の審判のようだった。

 拳が振るわれるたびに、虚空が鳴動し、重力が軋む。

 ラストもえげつないほどの強さを誇る。

 だが相手があまりにも悪すぎた。


 センエースの力は、理をも砕く。

 彼の存在そのものが戦場を支配していた。


 激しい闘いの末、センエースが吠える。



「そろそろ死にさらせぇええええ!! 裏閃流究極超神技ぃいいい!! 龍閃崩拳!!!」



 その瞬間、世界が爆ぜた。

 足裏から放たれた衝撃が連鎖し、全身の筋肉が同時に収縮する。

 捻りと体軸の回転が極限まで重なり、

 拳が空気ごと押し潰すように伸びた。


 空間そのものが悲鳴を上げ、見えない壁が粉砕される。

 磨きぬいてきた究極の崩拳――

 それは圧縮された力を一点に叩き込む、破壊の極致だった。


 ラストの身体を貫いた衝撃は、怒涛の勢いで拡散し、

 彼女の全てを粉みじんに吹き飛ばした。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
「異次元砲」の連打で空間が悲鳴を上げ、 大地が抉れる描写は、まさに神話級の戦い!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ