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序章:まずは、偉大なる『ビッグ・ジョージ』からのメッセージの数々を皆様に・・・。

 (※)以下は、「某所」からの長い引用文です。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 ・俺を年寄り扱いするな。夢を見ることが出来る者は、何でも出来るということを教えてやる。


 ・どんなに絶望的でも、どんなに彼方かなたでも、それを私は目指す。


 ・私の人生など、さほど重要ではない。未来を形成していく次世代の若者にこそ、価値がある。若者が生きやすい社会を作ることこそ、自分の使命だと考えている。誰もが、一度しか無い人生をしっかりと生きてほしい。人生って、その人にしか送れないワンダフルなものだ、ということを理解してもらいたい。


 ・なあみんな、夢見ることをあきらめちゃいけないよ。いくつになっても星に願いをかけようじゃないか。


 ・私が証明したかったのは、年をとることが決して死を意味しないってことだ。


 ・俺は夢を見ないくらいなら、死んだ方がマシなんだ。


 ・全ての要素が含まれているよ。ジーザス(= イエス・キリスト)と出会ったおり、私は神のために生きることを決めた。アメリカ合衆国の政策である職業部隊が、私を照らしてくれた。いつだって、その恩を返したいと考えている。人生とは厳しく、険しい。ひとつ間違えばボロボロになってしまう。でも、常に努力を続けていれば、必ず道はひらける。ネバーギブアップ。私はボクシングから、そんな精神を教わった。


 ・私がコメントできるのは神に関することだけだ。私は彼の兵士なのだから。


 ・夢見ることが出来るやつに、不可能なんてないのさ。


 ・老いは恥ではない。


 ・啓示けいじを聞いた。


 ・40戦無敗だった私は、負けとどう向き合っていいのかが分からなかった。傷ついたし、落ち込んだし、もう自分が人間ではないような気さえした。


 ・ユースセンターでは、子供たちに何かを教えるということはしない。彼らとコミュニケーションを取ることに意義があるからね。『キミたちがここに来ることを、ジョージが望んでいる』と思ってもらえたらいいのさ。同じ空間で一緒に遊んだり、冗談を言って笑い合う、そんな触れ合いが大切なのさ。


 ・相手を殴る昔の自分に戻るのは、すごく難しいことだった。簡単ではなかった。


 ・カムバック後は、私もアリのように愛されるキャラクターになろうと努めた。アリからは人を愛し、また愛され、人生を楽しく生きろ、と教わったよ。あんなにエキサイティングな人は見たことが無かったね。


 ・復帰したら頭を使って戦う必要があった。パンチを防ぐスピードがなくなっていたから、一カ所で(あまり動かずに)防御するディフェンス技術を学ばなければならなかった。そして、ジャブを使って(相手のガードが)空くのを待った。


 ・9年前に、お前さんに語った夢を今でも追いかけているよ。月で最初にシャドーボクシングをする人間になるってことさ(笑)。


 ・あの試合(= アリとの防衛戦)はうまくできなかっただけ。自分にはまだポテンシャルがあるというのが分かった。


 ・ハリケーン・ハービーがヒューストンを襲った際、私はユースセンターを避難者に使ってもらった。水や食料を届けたよ。彼らに必要なものを可能な限り用意した。被害にった方々は、2ヶ月くらいユースセンターで過ごしたかな。いつも共に生きているのだから、隣人としてベストな振る舞いをしたいと思っている。


 ・腹が立って、『それは言う必要のないことだろ』と言い返した。試合は10回ぐらいだったかな。それから強いパンチを打ち始めた。まぎれもなく強いパンチを打った。モーラーはどうすることもできなかった。アンジェロが私を刺激したこともプラスに働いた。


 ・この年齢のファイターがどれだけ闘えるかをみせたい。


 ・私自身、リンドン・ジョンソン大統領によって救われた男だから、今度は昔の自分のような境遇きょうぐうに置かれた若者をサポートしようと考えたんだ。故郷であるヒューストンで、未来の見えない子供たちと関わってくことを決めた。


 ・28歳の時から伝道でんどうが本職。ボクシングはほんのアルバイトだった。


 ・ボクシングは愛しているが、ビジネスの一つだ。いい話があれば契約するがね。


 ・とても危険だよ。でも、いつも自信は持っていた。怖くもなかったよ。なぜなら、私は誰にも倒されたことがない。(キャリアで唯一のKO負けの)『ジャングルの決闘』は、自分に負けたようなものだったからね。


 ・幸いなことに私はセカンドチャンスを得られ、多少、他者からの注目を集めている。ここ(= ジョージ・フォアマン・ユースセンター)に来る子供たちは他者から勇気付けてもらいたいんだ。時間をかければ、大抵たいていの子は心を開いてゆくよ。


 ・みんなは昔のジョージが帰って来ると思っていたんだろうけど、昔のジョージは(スタミナに)限界があった。でも、帰ってきたジョージには限界がなかったんだ。


 ・隣人たちのために、出来ることを最大限やる・・・人間にとって当然のことさ。


 ・(現役復帰は)人生で一番難しい決断だった。でも、私の専門職はそれしかなかった。


 ・アリは体を密着させてくる作戦だった。かなりダメージを与えたけど、体を寄せてきて(決定打は与えられず)まるで『それは食らうものか』と言われているようだった。打ち合いに持ち込みたかったのだが、相手は乗ってこなかった。これがKOできなかった理由だ。


 ・野菜中心の食事にして健康を維持している。


 ・神がここにいる!


 ・モハメッド・アリ、ラリー・ホームズといったかつての名王者は皆、復活に失敗した。彼らは自分にはもう時間がないのだと思い、先を急ごうとした。確かに彼らが引退した時に彼らの力はそこにあったし、だからそこから始めようとした。でも彼らは、自分がどうやってチャンピオンになったのかを忘れてしまったんだ。俺は彼らと同じ失敗はしない。最初に世界チャンピオンになった時と同じようにただ目の前の相手を倒し、最後の一人に世界チャンピオンが出てくるまで戦い続けるだけだ。


 ・『モーラー攻略本』という著書が出せるくらいに、(マイケル・モーラーを)研究したよ。


 ・「Be Father」(父となってやれ)


 ・とにかく何歳になっても自分の夢をあきらめてはダメだ。


 ・教会やユースセンターに足を運べない人々にも言いたい。『幸せを見付けながら生きようぜ』って。もし、今日が辛い日だったとしても、いくらでも変えることはできる。今、困難に直面していても、別の日、別の週は、ベターな日を築ける。人生ってそういうものだよ。だから私は『Be Happy』って言うのさ。物事をネガティブにとらえたり、落ち込んでいても仕方ない。人は己の人生を踏み出さなきゃいけないのさ。


 ・今、私は非常に幸せな生活が送れている。起床し、小鳥のさえずりを耳にすると心が平穏へいおんになる。青空を見上げ、音楽を鑑賞し、ダンスを踊る日もある。充実した人生というものを味わっているんだ。苦しい生活、辛い日々に耐えている人にも“生きる”ということを実感してほしい。


 ・目的がはっきりしていれば、人はどんな苦しい練習にも耐えることができる。


 ・誰かが脇道にれたり、誤った決断をしないように勇気付けることが私の役目なのさ。幼い子がチョコレートを口に入れると微笑ほほえむだろう。そんな笑顔を引き出してやることが私に課せられていると信じている。だからこそ、ジョージ・フォアマンの教会とユースセンターが大事なんだよ。


 ・リストンもフレージャーも、アリと戦った選手は誰一人として彼をKOできなかったんだ。それなのに一体全体どういう訳か、私はアリをKOで倒すつもりだった。彼の(倒されないという)経験値を見落としていた。見落としてしまっていたんだな。


 ・こんにちは、ビッグ・ジョージ・フォアマンです。私は日本の皆さんが大好きです。日本に行って何か"BIG"なことをしてみたくてたまりません。人生より大切なものはないことを、忘れないでください。


 ・今でも私と話す人はいつも『ロープ・ア・ドープは…』とか、『ジャングルの決闘は…』と聞いてくる。アリは私を倒し、タイトルを奪った。あれは私にとっては最高の戦いではないのに、ほとんどの人がこの話をするんだ。


 ・負ければさまざまな言い訳が思い浮かぶもの。ロープは何もしていない。


 ・スパーリングのことを耳にした母に『あなたにボクシングをやってほしいとは思わない。だけど、やるのであれば相手を殴り返しなさい。分かった? 殴り返しなさい』と言われたんだ。私は『分かったよ、ママ』と答えた。


 ・倒せるとは思っていたけど、(倒しにかかる時には)セコンドのアドバイスを受けなければいけなかった。


 ・努力を続けていれば、夢は現実になるんだよ。


 ・ささやかな礼拝れいはいだけど満足している。


 ・(正式な試合ではなく)エキシビションマッチを戦う。それが今、彼らが目指しているものだ。だが、私もそうだった。1960年代にトレーナーであるディック・サドラーに電話した。五輪で金メダルを獲得したばかりで、最初は、ただ“(公式なプロ転向ではなく)エキシビションをやりたい“とだけ言ったのだ。そこからボクシングの詳細を学び、私はヘビー級世界王者になった。エキシビションは、次第に発展していくものなのだ。(公式試合の)リングにいるタイソンを見てみたい。彼は(私の45歳戴冠さいたいかんの時より)年上だが、記録とは常に破られるものなのだ。


 ・アリは私の王座を奪っただけでなく、自我までも粉々にしたのだ。

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