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あ、作者はよく誤字脱字なんかするので報告してくださってとてもありがたいです。これから気をつけます。
銀髪の人に着いていき、とある建物に入る。看板には洋食屋ロメオと書いてある。
中はあまり混雑はしていないがちらほらと人がいる。騒がしい様子もないし、どうやら落ち着いた雰囲気のお店のようだ。
やはり店の中には男はいない…が、まぁそんなもんなんだと思うしかない…どんだけ引きこもりなんだよ!とは思うがな。
銀髪の人は俺に配慮してくれたのか、奥の方の席へ座ってくれた…気遣い上手さんなんだなぁ。
「ふんふーん♪……人生初洋食店楽しみだぜ!」
俺の住んでいた田舎ではばあちゃんが和食好きだったというか和食しか作れなかったから基本的に和食しか出てこなかった。
「ここの料理はみんな美味しいですから…気に入ってくれると嬉しいです……」
銀髪の人が本を渡してくる……おぉ!!ここに料理が書いてあるのか……どれどれ?
オムライス…エビフライ…色々あるなぁ……よし!オムライスにしよう!
「よーし!俺は決まった!綾姉と……えっと……あぁ!!まだ自己紹介してなかったな…これから護衛してくれるってのに……俺の名前は穂浪斧剛!こっちは俺の保護者?みたいな存在の綾姉だ!」
「綾姉って……ちゃんとフルネームで紹介してよね…コホン!私の名前は多々良綾です、剛君の事よろしくね?」
綾姉の自己紹介が終わり次第、銀髪の人がピシッと姿勢を直す……どうやら真面目そうな人だな。
「私の名前は五十嵐玲と申します!穂浪様の護衛をさせていただきます!これからよろしくお願いします!」
おや?俺の予想が外れてしまった…名前的に日本人だよな?…どういう事?
俺のポカーンとした顔を察してか、綾姉がこっそり教えてくれる。
「えっとね剛君、今女性が子供を産むには色んな方法があってね?まずは普通に男性とその……アレしてする方法と、精子提供してもらって妊娠する方法があってね?多分五十嵐さんはそっちなんじゃないかな?」
ほほーん、つまり精子提供の相手が外国の人のだったと…そういや今日街で見た人の中には金髪とか色々あったな、全員外国人かな?とも思ったが違かったんだなぁ。
「あ、えっと…その嫌でしょうか…?もしそうなら染めてきますので!」
「ん?あぁ大丈夫、あんまり珍しいもんだからつい驚いちまっただけなんだ。気にしたんなら謝る…ごめんな?」
頭を下げる、俺は田舎もんだからなぁ、それに人付き合いも婆さん達と綾姉ぐらいしかないから接し方が分からん。
「ああああ頭を上げてください!別に気にしていませんから」
「お?そうなのか?俺ぁてっきり不作法をしてしまったのかと…」
すると五十嵐さんは俺の事を珍しい物を見るかのように見る……なんだ?これ?
「えっと…穂浪様はその…私達を嫌がらないのでしょうか…」
「嫌がる?なんで?」
本気でポカンとしていただろうか、五十嵐さんは少し戸惑いながら喋ってくれる。
「男性の方は私達護衛官といいますか…女性を苦手にしていますから、斧剛様はその雰囲気が無いと言いますか…その…お優しいので」
「あー確か今の男は絶食系云々書いてあったかなぁ…それで女性恐怖症か……んで?俺が優しい?…普通にしているつもりなんだけどなぁ」
「普通…ですか?」
五十嵐さんがキョトンとした顔で問いただす。
「だって五十嵐さんは俺の為に護衛をしてくれたり、この洋食屋を紹介してくれただろ?そんな人を嫌がるわけないだろ?それにこれからずっと付き合っていくんだ、仲良くなりたいのは当然じゃないのか?」
そう言い終えるとまたもやキョトンとした顔…うーん分からん。
そんな俺達を見かねてか、綾姉が五十嵐さんに向かうと。
「あのね?五十嵐ちゃん、剛君は一般的な世間にはあんまり関わっていなかったから、今の社会の常識には当てはまんないのよね…だから一般的な男性とは思わず、剛君個人として見てもらいたいなぁって私は思うのよ、まぁそれはおいおいね?」
と言ってくれた…綾姉がそんなふうに思ってくれていたなんて…だがそれよりも飯だ、まだなんも頼んじゃいない。
「なぁ、綾姉?そろそろ注文していい?」
「もう!自己紹介しようって言ったの剛君でしょ?」
「わりいわりい…お腹空いちゃったさー」
今日は一日中歩きっぱなしですこし疲れた。俺の胃袋はさっきからぐーぐーと悲鳴をあげている。
「あぁ!すみません…まだ注文してませんでしたよね…すいませーん注文いいですか?」
すぐさま注文してくれる五十嵐さんには申し訳なかった…。
そのあと俺はオムライス、綾姉はハンバーグ、五十嵐さんはナポリタンを注文した。…殆ど聞いた事がない食べ物ばっかりだ。
それから数分後、みんなの料理が届いた。来るのが速い!それにどれも見た事がない料理で少し感動する。
わくわくしている俺をよそに、綾姉がニヤニヤしている……これはなんか変なことを考えているな?
徐に綾姉は『こっちに注目!』といい手を挙げる。
「どしたん?急に」
「ふふん!剛君にはここで少し豆知識を授けます!…剛君、さっき外国の料理食べたいって言ってたよね?」
「あぁ、言ったけど?」
「実はね?今頼んだ料理のうち、ハンバーグ以外は日本発祥の料理なんだよ!」
「あえ!?そうなの!!」
ドガシャーンと雷が落ちたような衝撃が落ちる…これが日本料理とでも言うのか?
「え!そうなんですか!?私初めて知りました!」
俺と同じような衝撃を受けているのが一人…なんか親近感湧くな……。
「まぁ正確には外国の技術を取り入れた日本発祥の料理ってつくけどねその歴史は古くてね?とあるお店が大正……」
あぁ、これ話が長くなるな…よし食べよう!
「五十嵐さん、これ話長くなるからさっさと食っちまおうぜ」
「え?いいんですか?」
五十嵐さんが本当にいいのか?と言いそうな顔をしている。
「あぁ、この状態になると話に夢中になって俺たちの事をあんまり意識しなくなるからな、あとご飯はあったかいうちに食べた方がいいだろ?」
そう言うと五十嵐さんは心配そうな顔から徐々に変え、クスッと笑う。
「……ふふっ、それもそうですね、こっそり食べちゃいましょうか」
囁くような声に胸がドキッ!とするがなんとか抑える……あれ?俺なんかおかしくなっちゃった?
パクッと一口……うまぁ!!
そこから五分が経ち、ようやく綾姉は俺達が話を聞いていないと気付いたのであった…ハンバーグ冷めちゃうよ?
登場人物の軽いプロフィール
五十嵐玲
身長166cm、少し高い
体重58kg、鍛えている為少し重い、脂肪はちょっとしかない
年齢は次の話で
胸はちょいでかい、腰はいい感じに細い、尻は少し小さい
容姿は銀髪のサイドテール
性格は真面目だか、周囲に合わせるべき所では一緒にふざけてあげられるタイプだが、性格が善良なので人に害を与えるタイプのふざけ方はしない




