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作者はよく誤字脱字をよくするので、これだ!と思ったら報告をしていただけますと自分が喜びます。おねがいしゃーす!
「ってことがあったんだよ、先輩にとってもこれって普通の日常的な光景なのか?」
部活中、特に話すこともなかったのでさっき起きた事を話す。
「え?……えっと…えー…あ、うん、私はあんまりそういった所を見た事がない……です…」
うん?だったらやはりさっきの方が珍しいということか…よく分からなくなってきたな?
「所で先輩、なんか距離感じるんだけど俺なんかやっちやった?」
実はさっきから先輩から距離を感じていた。
部活に参加しようと部室まで歩き、先輩を見かけたので挨拶したら………。
『うぇ!?…えっと、あ、あれ?本当に来たの?』
『え?もしかしてダメでだった?』
『いいいい、いえ!別に迷惑とは思って無いんですけど…あれ?幻覚じゃなかった?』
何やら信じられない物を見る様だった…何やら解せんな…。
と、そこで先輩が重たそうな荷物を持っている事に気付き。
『ん?荷物運んでるのか?俺も手伝うよ』
『あ、それでしたら私も……』
『い、いえ!大丈夫です!えっと、それじゃあいきま…すか?』
『おう!』
………といった風に、何やら関係がリセットされてしまった様に感じる。
そんな訳で世間話がてら先程の出来事を話したという訳だ。
「あ、でもどこかでそんな場面を見たような無いような?」
「え!マジか?本当に!?」
つい大きい声が出てしまった。
「ひぃ!すみません!見てないです…多分」
やけに大きく後ろに下がってしまった…ありゃりゃ?
また見たことがないタイプなのでどう接していいか困っていると。
「………斧剛さん?多分彼女は急に大きい声を出されるのが嫌なタイプだと思います…そっと声をかけた方が好感を持たれますよ?」
と、玲が助け舟を出してくれた…本当に頼りになる。
「え、マジか…ごめんな?先輩、驚かせちゃったか?」
「いいいい、いえ!大丈夫です…私がコミュ障なだけですから…すみません…」
うーむ、これは仲良くなるのに時間がかかるか?
ん?仲良くなるといえば、先輩は俺の事をクラスの人達みたいに男だ!わぁ!!みたいな反応しないな?
「そういや先輩って俺が男って解ってても変な反応しないよな…家族に男兄弟とかいるの?」
「あ、いえ、私にとっては男の人も女の人も関わりづらいといった意味では全部同じなので…あ、そういえば穂波……さん?くん?は男の人でしたね、今気付きました」
「んー、先輩だから呼び捨てでもいいけど…なんで関わりづらいんだ?」
そういうと、とんとん、と玲に横腹を突かれる、くすぐってぇ。
「斧剛さん、そういうデリケートな質問はあまりなさらない方が人間関係を築く上で大切ですよ」
と、教えてくれた…ふむ?こういった質問はしちゃいけないと…後で綾姉にどこまでがデリケートなのか教えてもらうとするか…。
「ありゃりゃ?そうなのか?…あ!先輩?あんまり言いたくなかったら言わなくても…」
「あ、い、いえ!別に聞かれても困るという訳でわない……いや、正直聞かれたくないけど…初めての部員だし、今までのへっぽこな自分は嫌なので喋ります…あ、ちょっと待って下さい、心の準備が…」
「あ、そうなの?」
そういう事ならばと少し待つ、先輩は深呼吸をしている。
一回、二回、三回、四回…………十回……いや多くね?
「ふぅ、今なら大丈夫そうです…では言いますよ?」
自然とゴクリと喉が鳴く…ここまで溜めたんだ…割と重そうな話の気配がする…。
「私は…人より少し…ちょびっとですね、自分から話しかけるということが苦手でして…子供の頃から友達が一人もいなかったのでコミュニケーションが苦手だからです!」
ふん!と言い切った顔をしている………案外普通の理由であった。
「あ、今案外普通の理由だな…はん、って思ってます?」
ッッ!!何故バレたし!だけどなんでちょい貶してる風なんだ?
「…斧剛さんは少し顔に出さないという事を覚えた方が良いと思いますよ?…正直というのは美点だと思いますけど…あまりに顔に出過ぎです」
そんなに顔に出てたか?………後で綾姉に聞いてみるか…え?俺貶してた?
あわわ、と少し震える…自分の知らない本性を……。
「あ、最後のはん、はアドリブですよ?」
「おい!ちょっと悩んじゃっただろうが」
「すす、すみません…ちょっと魔が刺して…でもそうですね、穂波君と玲ちゃんは他の人より話しやすいかもしれません…まぁ他の比較がないので分からないですけど」
「お、へへ…そう言ってくれると嬉しいもんだな…」
少しくすぐったくなってしまう。
「あ、だから部活に入ってくれたのはとても嬉しいですよ?ただ…慣れるまで少し時間が掛かってしまうかもしれません…」
「私達は私達のペースで仲良くなれば良いと思います。他と比べる必要はないですよ、ね?斧剛さん?」
「おう!何事も一歩から!最初の一歩、次の一歩、一つずつ大切にしていこうぜ?先輩」
そう言うと、ブワァッ!と涙が出てきた、先輩の目から…滝のようにだぁ。
「うぇ、うぇへへ…二人とも優しくて泣きそう…ありがとね?穂波君、玲ちゃん…ん?やはり幻?」
バタンと倒れてしまう…へへ!?
「おーい、先輩?大丈夫か!?あと、玲が下の名前で俺が苗字なの納得いかないんだけどー」
近寄り観察してみると特に怪我もなかったのでよかった、ついでに不満も溢しておく。
「ハッ!夢じゃない!……あ、名前は勘弁してください…心の準備が…」
「そっかー……」
少し残念だが仕方ない、玲だけが名前呼びなのも同性ということがあるのだろう、多分。そのうち言ってくれるさ!と気楽に考える事にする。
「それでは部活動を再開しましょうか…優香さん、次は何をすればいいですか?」
「あ、えっと次はね……」
玲が割と簡単に名前呼びをしている事はなんとなく納得いかないが、俺も二人に続く。
先程までの出来事など忘れ、俺達は部活動を行うのだった。
登場人物の軽いプロフィール
名前 八乙女優香
身長 148cm
体重 42kg
年齢 16歳
胸は隠れ巨乳脱ぐと化ける、腰はホソーッ、尻は普通
容姿は茶髪で腰まで伸ばしているというか伸びてる、あんまり美容室には行きたくない。ちょっと童顔で年齢より下に見られやすい、主人公はリボンで学年を判断している。
性格はあまり自分の事を前に出さない、いわゆるコミュ障と呼ばれるような性格、自分の事は隠キャと自認している。小学校の頃からのこの内気な性格で、この性格をなんとかしたいと一念発起し、高校は部活に入ろうと思ったが、入った部活は誰一人居ない部活であった。しかし一度やるとのめり込みやすいのかそのまま園芸部を続け、無事ぼっちとなった。悲しいね。だが斧剛と玲が部活に入り、何かが変わるのでは?と期待している、だがコミュ障なので一日経つと関係をリセットしてしまう、このまま慣れていけばそのうち直ると思う。がんばれ!




