76話 耳が聞こえづらい狂戦士
試験的フリップ芸
狂戦士
なんか昨日から耳が聞こえづらいんだよな
剣士
おいおい耳鼻科に行ったほうが良いぞ
狂戦士
なんかずっと耳の奥でマ○ケンサ〇バが大音量でかかってるんだよな
剣士
それは別の病院が必要かもしれない
狂戦士
あ? 何だって?
剣士
そうか、今耳が聞こえづらいのか
狂戦士
狂戦士様の家のシロアリを食べる動物になりたい? しょうがねえな
剣士
言ってねえよ
狂戦士
すまんが何言ってるか分かんねえから筆談で頼む
剣士
『病院に行ったほうが良いぞ』
狂戦士
『\(^o^)/』
剣士
『真面目にやれや』
狂戦士
『俺様に真面目さを求めるとか正気なのか』
剣士
『お前にだけは正気を疑われたくねえよ:(』
狂戦士
『わ***よ』
剣士
『伏せ字にするんじゃねえ。分かんねえだろ』
狂戦士
『F*** y**』
剣士
お前今ファックユーつったろ!! ぶっ飛ばすぞ!
狂戦士
『はいはい(-_-;)』
剣士
『その顔文字やめろ腹立つから!』
狂戦士
『菫コ縺ッ繝吶せ繝医そ繝ゥ繝シ菴懷ョカ縺ォ縺ェ繧狗塙縺?』
剣士
何で筆談で文字化けするんだよ!! 逆に手間暇かかってんじゃねえか!
狂戦士
『すまない、聞こえないから筆談で言ってくれ』
剣士
ったく……あ、インクがもう無いや
狂戦士
『俺のを貸してやる』
剣士
聞こえてんじゃねえか!!
狂戦士
『すまない、聞こえないから筆談で言ってくれ』
剣士
嘘つけえ!
狂戦士
『はい、俺の涙(´;ω;`)を集めて固めた物体で作ったクレヨン』
剣士
『何で涙固まるんだよ!?』
狂戦士
『ちなみに赤色しかない』
剣士
『怖えよ!』
狂戦士
『╰⋃╯』
剣士
『おい無言で卑猥な絵文字送りつけてくるのやめろ!』
狂戦士
『╰⋃╯╰⋃╯╰⋃╯╰⋃╯╰⋃╯╰⋃╯╰⋃╯』
剣士
『増やすな変態!』
狂戦士
『お前に言われたくねえよ!』
剣士
『お前に言われたくねえよそのツッコミ!』
狂戦士
『はあ、はあ、急に大声出して寿命が一つ減ったわ』
剣士
『寿命?』
狂戦士
『╰⋃╯╰⋃╯╰⋃╯╰⋃╯╰⋃╯╰⋃╯』
剣士
それ残機だったのかよ!!
狂戦士
『何個ち○こあるんだよ!』
剣士
『俺のセリフだよ!』




