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187話 王子の家へ


王子

やあ、また会ったね



剣士

げっ、またあんたか



王子

はあ、はあ、その汚いものを見る目……もっと……



剣士

俺にそんなもの求めるな



王子

そうだ、僕の家に遊びに来ないか?



ーー王子の家は普通の一軒家だった!



剣士

結構庶民的なところ住んでるんだな



王子

んああ! もっとお!



剣士

別に罵倒してねえよ!



王子

さあ、中に入ってくれたまえ!



剣士

何が出てくるんだ……



ーー玄関を入ると向こうの壁が見えないくらい遠かった!



剣士

広っ! 何だこの広さ!?



王子

広くないと落ち着かなくてさ



剣士

いやそういう問題じゃなくて!



メイド

お帰りなさいませ、王子



ーーメイドは王子の頬を叩いた!



王子

はあん! ただいまぁん!



剣士

何て歪なパワーバランスなんだ



メイド

喜ばないでください。この変態



王子

ほおお! んほおおおお!



剣士

何この王子という名の生き恥




メイド

おや、王子。捨て人間を拾ってこられたのですか?



剣士

捨て人間?! 




王子

こらこら、この人は僕の友達だよ



メイド

じゃあこの人も引っ叩いて良い人ですか?



剣士

同類だと思われてる!



王子

さて前置きが長くなったが、リビングへ行こう。じゃあ歩くよ



剣士

ああ



ーー10分後



剣士

まだ着かねえのかよ



王子

到着まであと3日くらいかな



剣士

遠っ!! もう旅じゃねえか!!



王子

今日は野宿だなあ



剣士

いや廊下で寝るだけだろ! 



王子

はあ、はあ、罵倒されながらリビングにも中々着かない……! 嬉しい……!



剣士

帰らせて!!!



王子

こおおおおっ!






おわり








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