圧倒的実力差
「ふ、ふふ。まさか、ここまでとはな。予想以上、だがな!」
クルガはペロちゃんに近づき肉弾戦をしかけながらシックス・テイルズで攻撃する。
「この攻撃にはいくら氷の魔女といえど対応はできまい!」
これは、すごいな。異能でうまいこと攻撃しながら相手に異能を使う隙を与えないようクルガは戦っている。俺ならあれくらいいなすことは簡単だろうがペロちゃんは、どうなんだろうか?
「私が異能だけに頼る女だと思ってるの?あなたは?」
「ああ。それなりの心得はあるかもしれんが肉弾戦ならまだ俺の方が勝っているはずだ。ならば君に氷の異能を使わせる隙も与えずに攻撃すればいい。それだけのことさ!」
クルガはペロちゃんに攻撃し続けペロちゃんはクルガの攻撃を全て避ける。
「大したことないわね。私に勝てないならあそこにいるショウちゃんにも勝てないわよ。断言するわ」
「た、大したことがない?ふざけるな。俺にだってプライドくらいはある。君にまけるならいざしらずさっきから見ているだけのあんな男に俺がまける?笑わせないでくれよ!たしかにあの男は強いだろう。それはさっきも言った通り。だけど君より強いというのは認めることができないなぁ!」
クルガは先ほどよりも速度を上げてペロちゃんに攻撃するがペロちゃんは攻撃を避け続ける。さっきの会話ばりっばりにきこえてしかも俺のこと馬鹿にしてさ。
「ショウちゃんを馬鹿にするのはゆるなさいわ。もう手を抜くのはやめてあげる。私優しいからさ」
ペロちゃんはまずクルガの異能、シックス・テイルズを先ほど同様に凍りつかせたあとに砕き、今度はクルガの右腕を掴んで氷漬けにし砕く。
「あ、あぁぁぁぁ!俺の!俺の腕がぁぁぁ!」
「ふん。大の大人がこの程度で喚くんじゃないわよ全く」
ペロちゃんは痛みの凄さのあまり転げまわるクルガに対して言う
「うっぐぅ!こ、この冷徹女!」
「余裕がなくなったら学生に暴言をはいて傷つけようだなんて。下衆な男。あんたなんかにショウちゃんの相手をさせるわけにはいかないわ」
ペロちゃん。俺をひきあいにださなかたら多分そいつはそこまできれてないよ?後もちあげすぎだよ?俺もペロちゃんとはごぶごぶなくらいだと思うからな。それでもやりあえば俺が絶対に勝てるだろうけどな!
「ふ、ふふ」
暴言をはいた後に急に笑いだすクルガ。なんだ?痛みのあまり頭がイカれたか?
「俺程度の小物で苦戦しているようじゃ暗黒企業には勝てない。せめてお前ら2人くらいの実力者が沢山いねぇとな!俺についてきた奴の為に勝ちたかったがどうやら無理そうだからな。
せいぜいがんばれと言っておいてやるよ!ははは!」
クルガは降参というと俺とペロちゃん、アワロとアマスは光に包まれ、次に目を開けると拘束空間から出ており、地面にはキューブが転がっていた。




