1年生戦闘空間で
ゆっくりだが1年生訓練所にいつもの2、3倍の時間をかけてつく。アワロは手ぶらだからいいが俺はペロちゃんをひきずりながらだから結構疲れた。というかひきづられて何も言わないってペロちゃんヤベェだろ。服とか破けるから嫌じゃね普通。
「もうショウちゃんたらっ。どうせすった勢いで私の服が破れてるとか思ってるんでしょ。この変態さんめ!」
・・・なんかイラつくな。しばいてやろうかな。
俺はペロちゃんのひきずった跡を見るとそこには何と水溜りができていた。
「私が異能で滑りやすくしてたの。だから私の服は擦れてないよ!残念でした!」
「最初から氷の異能で滑ってくればよかったんじゃない?」
「そんなん面白くないじゃん!それに乙女は男に運ばれてみたいもんなのよ!」
運ばれるというかひきずっただけだけどな。ロマンもくそもないのにそんなこと言うのかペロちゃんは
「それでおっさん。何しにここに」
ペロちゃんがアワロに聞くとアワロは「戦闘空間に移動!アワロ!ロコ様!ショウ!」
アワロは叫ぶと俺たち3人は戦闘空間へと転移した。
戦闘空間に転移するとアワロが俺とペロちゃんを戦闘空間内に集めたあと
「ここからの話は機密事項なぁ。話が終われば解放するからよぉ。聞くだけ聞いてくれや」
「ふっ。仕方ないわね!発言を許可するわ!」
さっきからほんとになんなのペロちゃん。だが機密事項か。一体どんな話だろうか
「ショウには言ったが俺ぁ明後日から講師としてこの学園にしばらく居座る。講師は一応名目上のもんだぁ。本当の目的はお前たち学生の護衛だぁ」
学生の護衛?何のために?
「あまり知られてないんだがよぉ。うちの会社ジントル社は主に掃除の業務をしているんだ。いわゆる社会のゴミのなぁ。社会のゴミの奴らは階級に残れず落ちぶれたり企業、今では暗黒企業と呼ばれている。最近じゃダーク企業とか呼ばれているらしいがなぁ」
ギュウの言ってたやつだな。まさか本当の話になるとは。ギュウはすごい情報通なんだな。
「うちが最近しとめた暗黒企業、クルガ組ってとこがよぉ。あ、ちなみに暗黒企業は企業とは名乗っているがあくまで呼称のため。企業としては成り立っておらず無駄に抵抗している奴らの頭から名前をとって何々組と名乗っているらしい。それで話は戻るがクルガ組のやつがこの学園に潜んでいるという情報を得てな。おそらくエンドレアス学園の強いものを仲間にひきいれるためにな」
「そのクルガ組のことについて何で知っているんだ?」
俺がアワロに聞くとアワロは説明を始めた。




