ダーク企業
「とりあえずはここまでだな。理解できたか?階級とそれぞれの階級に当てはまる企業は」
え、待って。階級とかわかったけどさっきの後から話すって言ってたやつは?
「さっき言ってたやつの話は?」
「さっき言ってたやつといえば?際限なくおちるやつの話か?」
そうそうと俺は頷く。気になるから聞きたいんだよなそれ。
「んー。自分で言っておいてなんだがこれ確実なもんじゃないんだよー。授業に出てきたわけでもないし。ただ入学する前に聞いた話よ。僕は際限なく落ちた企業の1番下の企業の話はどこまで正確か分からないからさ」
「それでもいいよ。俺はギュウのこと信頼してるからさ」
俺はギュウのことは信頼しているからこそ聞きたい。別に他のやつに聞くのが面倒だからとかじゃないよ?やっぱりさあんな言い方されたら気になるじゃん。
「そうだな。そこまでいうなら僕の知ってることをいうね。際限なく降格する話はしたよね」
「ああ。おちる時は際限なくおちるんだろ?」
「そう。そしてナインズより下の階級は存在しない。自営業だとしても階級には入っているから階級に当てはまらない企業はない。ただナインズより下を除いて」
「ナインズより下を除いてとはどういうことだ?」
ナインズより下がないならナインズより下におちた企業はどうなる?企業ではなくなるのか?でも自営業は階級に入ると今ギュウからから聞いたし。
「ナインズより下の企業には階級はないし企業として存在することも許されない。それでも企業している奴らはいる。それをダーク企業という。ダーク企業についての詳細はしらないけどあいつらは何でも屋が多いらしいよ」
詳細は知らないという割にはなぜ何でも屋があると知っているんだ?しかしダーク企業ねぇ。
「そのダーク企業ってやつには孤児を引きとって異能を強化する実験とかしてる企業もあるのか?」
「んー。まぁそれ違法だからそんなことをしてるとなれば多分ダーク企業じゃないかな。そんなことしてる企業聞いたことないけど」
そうか。ならマルが学園に来る前にいた企業はおそらくダーク企業だな。
「まぁダーク企業はあるかは不明だよ。僕が入学前にある人にそういう企業があるかもしれないと聞いたくらいだからさ。今度アワロって人にまたあう機会があれば教えてもらえばいいんじゃないかな。僕の予想だけどあの社会人は多分ショウの話なら聞いてくれるよ」
俺の話を聞いてくれる、か。でも俺に勝てたらなぁとかいいだしそうだからな。アワロは。
「階級とかの説明は終わったし、もう寝ようか。ぶっちゃけ疲れたでしょ?ショウ」
「ああ。もうクソ眠いわ。あ、誤解するなよ。ギュウの話聞いてて眠いとかじゃないからね」
俺がギュウに言うとギュウは「わかってるわかってる」と首を立てにふりながらいう。
こいつ本当にわかってんのか?




