モルクのおもてなし
「そうだなぁ。じゃ寮に行ったら今日だけでいいから俺に尽くしてくれよ」
俺がモルクに言うとモルクは恥ずかしそうに顔をあからめて
「あ、あなた私にな、何をさせる気ですか!ハレンチですわよ!」
モルクが小さな石の塊を作って俺に投げまくる。痛い痛い。横腹でそこまで痛くはないけど地味に痛いから。
モルクとは反対側にいるマルに俺は服の裾をひっぱられて
「ショウ。それは私もしないとだめか?」
マルがめっちゃキラキラした目で俺を見てくる。くそぅ。なんでこんな時だけそんな可愛い目で俺を見るんだ。やめてくれよそういうの。
「マ、マルはしなくていいよ。疲れてるだろ?そ、それにモルクは訓練に参加してないから体力はありあまってるだろうからさ」
俺はマルに言うとマルはホッと安心した後にモルクが
「ちょっと!私は別にサボりたかったわけではありませんわよ!それになんで私とマルでそんな扱いに差があるんですの!おかしいですわ!」
「いやだって結局昨日散々やられたのはモルクからだしー。それに今だって石を投げてくるしさー」
俺が嫌味をいうかのようにモルクに言うとモルクは少し涙目で唇を噛みしめながら
「わかりましたわよ!やってあげますわよ!」
モルクは先に寮に走って戻っていき、結局俺とマルでゆっくり寮に戻った。
寮に戻って部屋のドアを開けると玄関には驚いた光景が広がっていた。玄関にはそう、メイド服を着たモルクがいたのだ。やべぇ。めちゃくちゃ可愛い。黒と白のメイド服に身を包んだモルクは俺とマルの前で頭を下げて
「お、おかえりなさいませ。ご、ご主人様、お嬢様」
恥ずかしそうに俺とマルに言う。やばい。ごいりょくやばすぎてやばいとしか言いようがない。ただひたすら可愛い。恥ずかしがってるところがさらに可愛さを引き出している。
「は、早く中にお入りください!」
マルはさっさと中に入って俺がモルクに見惚れているとモルクは俺を睨んで言う。
「あ、ああ。悪かった。可愛いくて見惚れてたわ」
「っっっっ!」
モルクは照れているのか俺に石を投げる。やめてやめて痛いから。
「早く入りなさいですわ!」
「わ、わかった!わかったから石投げるのやめろい!」
俺がモルクに言うとモルクは石を投げるのをやめて俺を部屋まで案内した。
「ご、ご主人様。これからどうなさいますか?お風呂になさいますか?ご飯にしますか?」
「ご、ご飯を頼もうか」
俺がモルクに言うとマルも便乗した。




