表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書籍化】秋津皇国興亡記  作者: 三笠 陣@第5回一二三書房WEB小説大賞銀賞受賞
第四章 半島の暗雲編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

82/372

78 二人の姫君

「なるほど。おおよその事情は理解しました。つまり、私が公主殿下の応接役を務めればいいわけですね」


「面倒事を押し付けるようですまん」


 陽鮮公主・貞英に秋津皇国のことを詳しく教えて欲しいと言われた景紀であるが、やはり男性が若い公主の相手をするのは色々と問題が生じそうであるため、宵に任せることにしたのだ。

 公主自身は特に気にしていないようであったが、老女官たちは侮蔑と嫌悪の視線で景紀たちを見ていた。ただでさえ錯綜しつつある情勢下で、陽鮮側と余計な確執を生じさせたくないのだ。

 宵であれば公主と歳も近く(十六歳と十二歳)、同性ということもあり、景紀が相手をするよりは問題が生じにくいだろう。


「八重も頼むぞ」


「判ったわ!」


 景紀は宵の付き人として、八重にも公主の相手を頼んだ。龍王の血を引く水干姿の少女は、いつも通りの溌剌とした声を返す。


「冬花にも言っておいたが、二人とも、公主と弟王子の身辺には十分に警戒しておけ」


「いざとなったら、私が宵姫様とあの二人を守ればいいのよね?」


 八重はふんと鼻を鳴らして自信の程を見せている。いつも通り、腕を組んだ姿勢であった。


「ああ、そのためにお前を宵に付けたんだ」


「やはり、女官や武官の中に公主殿下や王子殿下を害そうとする者がいるのでしょうか?」


「判らん。だが、倭館で公主や王子が害されれば、攘夷派にとっては国王を批判し秋津人を排斥する絶好の口実が出来る。女官や武官の中に、太上王や攘夷派の息の掛かった人間がいないとも限らない」


「判りました。私の方でも、気を付けておきます」


 無理を言って景紀に付いてきただけに、こうした役割が回ってきたことに宵はほっとする。偶然の結果とはいえ、自分の存在が景紀の役に立っていると思うと嬉しいのだ。

 もちろん、歴代館長の日誌を読むことで何かしらの助言が出来ることもあるだろうが、それでも公主の応接役という判りやすい形での役割があると安心する。


「もしかしたら案外、宵とは気が合うと思うぞ」


「……?」


 景紀の言葉に、宵は首を傾げる。


「あの公主様は少しやる気が空回りしている感じがあるが、故郷や国のために何か出来ないかって思うところは、お前そっくりだと思ってさ」


 そう言って宵の夫たる少年は、微笑ましげな表情を唇の端に微かに浮かべていた。

 そんな景紀の表情に、宵は小さな嫉妬を覚える。そうした評価を景紀から受けるのは、自分だけだと思うのは、少し独占欲が過ぎるだろうか?

 思わず、じとっとした目を景紀に向けてしまう。


「ははっ、もちろん俺が評価しているのはお前だから、安心しろ」


 そんな宵の表情の奥にある感情を読み取ったのか、景紀はそっと少女の体を抱きしめた。その手で、軽く長く艶やかな宵の髪を梳く。


「……しょうがありませんね」宵はわざとらしく、やれやれといった声を出す。「では、景紀様のためにも精一杯、務めさせて頂きます」


「おう、頼んだぞ」


 最後にぽんぽんと背中を叩いて、景紀は腕を解いた。


「……それって、気持ち良いものなのかしら」


 一人、八重はそんな二人の様子を見て、興味深そうに呟くのだった。


  ◇◇◇


『ううむ、皇主に六家に内閣に議会とは……、お主らの国は何故そんな複雑な仕組みなのじゃ? 一体、誰が一番偉いのじゃ?』


 実際、宵が会ってみた貞英という少女は、確かに自分に似ているところがあると思う。

 自分は嶺州の民のために何か出来ないかと思い、景紀を利用しようとした。今も、彼を支えながらも利用している部分もあるだろう。

 貞英という王族もまた、祖国の現状を憂えているようだった。そのために、様々な知識を身に付けようとするだけの積極性もある。

 少なくとも、その志は立派だと思う。とはいえ、それで親近感を抱くかどうかは、また別問題であろうが。


「少なくとも、我が国で最も権力を持っているのは六家でしょう」


「しかし、皇主が六家の上にはいるのだではないか?」


 短い言葉は秋津語で遣り取りしつつ、長い言葉は金光護が陽鮮語と秋津語にそれぞれ訳しながら、宵と貞英は会話を続けていた。

 側には八重が控えているが、特に会話に参加しようとする気はなさそうであった。そもそも、政治の話にはついていけないのかもしれない。


「皇主陛下は我が国の元首であらせられますが、政治については臣下である六家や内閣に託されておられます」


『それは、王としては随分と無責任な態度ではないのか?』


 貞英は皇国の制度について、興味を抱きつつも疑問に思っているようだった。

 正直、宵としても秋津皇国の国家制度は斉や陽鮮に比べて異質であると思う。皇帝や国王が力を持たず、臣下であるはずの六家や内閣が政治を取り仕切っているのだから。

 しかし一方で、アルビオン連合王国などは、国王が君臨しながらも統治に関わることはない。この点では、皇国と似た君主制の国家であるといえるだろう。

 君主制と言っても、その実態は多様に存在するのである。


「権威と権力が分離しているのであって、皇主陛下には皇主陛下のお役目があらせられます」


「どんなものであるか?」


「皇国を一つにまとめることです」貞英の疑問に、宵は答えた。「六家が戦乱の時代を収めるために、皇主陛下を盟主とされたことがその良い例でしょう」


 秋津皇国は、戦国時代の清算を十分にしないまま近代に突入してしまった。六家の名が示す通り、国内は六つの大きな諸侯の勢力によって分割され、その他さらに宵の生まれた佐薙家のような小諸侯が存在している。

 そのような封建体制の残った国でありながら、一方で国民国家としての団結がとれているのは、ひとえに皇主が存在するお陰であろう。国民の多くが、大なり小なり皇主を奉ずべき存在として認識しているからこそ、国家としての一体性が保たれているのである。


『では、正使と結城殿、この場ではどちらが偉いのじゃ? 金は結城殿ではなく正使が交渉の全権を持っていると言っておったが、妾にはどうにも理解出来ぬ。お主の夫は、六家の人間ではないのか?』


 確かに、景紀の存在はこの少女を徒に混乱させてしまったのかもしれない。


「景紀様は、あくまでも軍事視察団の団長、つまりは武官です。一方で、外交を担うのは外交官の役目です。つまりは文官が担当すべき事柄なのです。公主殿下の国でも、文官と武官は役割が分かれていると思いますが?」


 もちろん、内閣の背後に六家がいる以上、宵の説明は正確ではない。六家が政府の外交方針に容喙することは、当然にあり得ることである。しかし、この場に限っていえば、景紀に外交に関する権限はない。

 ただ、それを詳しく説明しても少女を混乱させるだけだろうと、宵は思っている。

 これは、金光護のように、陽鮮側の外交官が正確に把握していれば良い事柄である。


「公主殿下、金殿、これはあくまで私見なのですが、貴国の近代化に際して、我が国はあまり参考にならないと思います」


「どういうことであるか?」


「武人の支配する我が国と、儒教に基づいて文官による統治を重視する貴国では、人々の考えがそもそも違うからです。我が国には我が国に合った近代化があるように、王国には王国に合った近代化があるでしょう」


「なるほど」頷いたのは、金だった。「貴殿はまだ若い女性(にょしょう)ながら、確固たる政治的見識をお持ちのようだ」


「いえ、私はまだまだ未熟者しかありません。公主殿下のように、これから学んでいくことも多ございましょう」


 宵は恐縮したように言う。まさか、異国の官僚に賞賛されるとは思っていなかったのだ。


「確かに、貴殿の言うことにも一理あろう。だが、西洋列強の極東進出に脅かされつつある我が国は、独自の近代化を模索している時間的余裕はほとんどない」


 金が、苦しそうな口調で言った。開化派である彼は、自国の置かれた状況を理解しているのだ。


「だからこそ、どこかに模範となる国を見つけ、その制度や産業を移植することで、急速な近代化を果たし、王国の独立を図らねばならん」


 そこまで一気呵成に語り、金は途端に恥じ入るような顔になった。


「……失礼、少し熱くなっていたようだ」


「いえ、金殿の国を思う心、私としても感服いたします。ただ、一つ言わせていただけるならば、他国に範をとるとなりますと、それこそ『夷狄に阿る』という批判に晒されることになろうかとも思います」


「これは……何とも手厳しい意見ですな」


 宵の言葉に、金は苦笑を見せた。彼の中でも、陽鮮の近代化という問題は、葛藤のあるものなのだろう。

 国家の独自性という問題と、近代化という問題。それをどう両立させるかは、難しい課題である。


『お主との話は、なかなか楽しいぞ』


 一方、貞英は宵との会話に充実感を覚えていた。


『妾には、身近に政治の話を出来る者がおらなんだ。兄上とはそもそも話が合わぬし、女官どもは妾に歌や踊りをもっと学べと五月蠅いのでな』


「私は、景紀様をお支えすると決意しておりますので」


『なるほど、それがお主の拠り所なのじゃな』


 そんな異国の少女を、貞英は羨ましく思った。宵という名の少女は、自分の中に確固たる指針を持っているようだ。彼女はきっと、これからもあの少年を支えていこうとするのだろう。

 そして、夫たるあの男は、自分の兄と違ってそんな少女を蔑ろにせずにいる。

 ならば自分はどうすればいいのだろうと、貞英はやはり最初の自問へと戻ってしまうのだった。


◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆


 倭館では夕刻から、李熙王子と貞英公主に対する饗宴の席が設けられることになった。

 急遽行われた宴であるが、倭館側が主催する宴にも一定の様式が定められている。

 一つは、交渉が長引くなどして予定外の宴が催される場合である。この際は、うどん、素麺、すいとんなどの簡単な料理と酒によって、陽鮮側担当者をもてなす。

 もう一つは「掛合い料理」といって、正式な形での饗宴である。

 「掛合い料理」において、陽鮮人に最も好まれているのは「杉焼き」と呼ばれる料理である。これには「杉箱焼」と「杉板焼」の二種類があって、前者は杉箱の中に味噌の出汁を入れて鯛ないしは鶏肉と共に野菜を煮る料理であり、後者はそれら食材を杉板の上で焼く。

 陽鮮人は「杉箱焼」の方を好んでいたらしく、倭館では饗応に際して季節関係なく煮料理である「杉箱焼」が提供された。特に味噌の味が好まれていたようで、役人によっては同僚への土産として秋津人に味噌を所望することがあったという。

 この他、饗宴の場で陽鮮人に好まれていたのは羊羹などの和菓子であり、特に砂糖が貴重な陽鮮では秋津人の出す甘い和菓子がことさらに好まれていた。一方でそれ以外の秋津料理は陽鮮人にとっては味が薄いらしく、不評であったという。

 今回、急遽開かれることになった宴とはいえ、主賓は陽鮮王族である。流石にうどんやすいとんなどの簡単な料理では拙いというので、急いで杉焼きを作ることになり、料理掛は周辺の村から鶏を買ってきて急いで捌くこととなった。






「公主殿下は、間違いなく開化派に理解を示されております」


 東館の大広間で宴が始まるのを待ちながら、景紀の隣に座っている宵は小声でそう報告した。


「ただ、殿下自身にはあまり政治的影響力がないようにも見受けられます」


「あくまで、交渉継続を望む国王が誠意を示すための道具、ってところか?」


「本人の意識はどうであれ、実態としてはそのあたりでしょう」


 宵はいささか冷徹にも感じる声音でそう評した。


「まあ、これで交渉再開にこぎ着けられればいいが、回訓がまだだからな」


 宴の席に、冬花の姿はない。身分的にも、役割的にも、彼女はこの場に参加出来ないのだ。今、シキガミの少女は本国からの通信が届くのを待っている。


「流石に明確に話されたわけではないのですが、どうも陽鮮の宮廷内は相当に混乱しているようです。こちらが交渉再開を望んだとしても、向こう側がそれに応じられるかはまた別の問題でしょう」


「むしろ国王が交渉の再開を決定すると、攘夷派を刺激することになるか……」


 まったく厄介なことだと、景紀は胸の内でぼやく。

 と、何やら厨房の方から怒鳴り声が聞こえてきた。広間にいる者たちも、何事かと顔を見合わせている。


「また厄介事の気配か……」


「でしょうか……」


 景紀と宵も、溜息交じりに顔を見合わせた。

 広間に女中の一人が駆け込んできて、深見館長に何事かを耳打ちする。途端、彼の顔に苦いものが走る。そしてすぐに立ち上がり、厨房の方に消えていった。


「……俺も、状況を確認してくる」


 騒動の対応は館長に任せればいいと思っているが、それでも非公式に倭館の防衛を任されている者として、景紀も確認のために立ち上がった。

 厨房に向かって廊下を歩いていると、怒鳴り声はどんどん大きくなっていった。

 甲高い、興奮した複数の女性の声だ。

 それが陽鮮語であったので、景紀の足が一瞬、重くなる。それでも、内心で何度も溜息をつきながら歩き、厨房の様子を窺った。

 一目見て、酷い有り様だと判った。

 せっかく料理掛や女中たちが用意したであろう膳がひっくり返され、土間に味噌や鶏肉、野菜が散乱し、木碗が転がり、陶器の破片が散らばっている。

 料理掛の者たちに詰め寄っているのは、老女官たちであった。

 その間に倭館の通訳官と礼曹佐郎・金光護が立ち、彼女たちを必死で宥めようとしている。

 景紀よりも一足先に厨房にやって来ていた館長が、改めて女官たちの怒りを宥めようと必死になっているようであったが、まるで意味はないようであった。

 陽鮮語の判らない景紀は、女官たちが何に対して激怒しているのか判らない。ただ、「倭奴(ウェノム)」と言ってこちらを罵っていることだけは理解出来た。

 恐らく、料理がひっくり返されていることから考えて、饗応のために用意された料理について問題があったのだろう。


『いったい、何を騒いでおるのじゃ!』


 刹那、女官たちの怒鳴り声を圧するような凜とした声が厨房に響いた。

 見れば、目を怒らせた陽鮮公主・貞英が厨房の出入り口に立っていた。

 女官の一人が彼女に駆け寄り、公主を追い返そうとするかのような仕草で何かを捲し立てていた。恐らく、このような場所に公主殿下がお出でになるべきではないと諫めているのだろう。


『お前たちは礼儀を何と心得るか!』


 だが、そんな女官を貞英は一喝する。そのまま厨房の中に入ってきた少女は、女官たちを無視するように館長に近付いた。


『この者たちが迷惑をかけたことを、妾から詫びたい』


 その言葉を、通訳官が訳して館長に伝える。


「……結城殿、どうにも見苦しいところお見せしてしまったようで」


 いささか疲れた顔の金が、景紀に近寄ってきた。


「これは、どういうことです?」


「実はですね……」


 溜息交じりに、金は説明した。

 王族の口に入る料理ということで事前に女官たちが確認に来たのだが、膳に盛られた料理を見た途端、女官たちが烈火のごとく怒り出したというのである。

 理由は、“料理の盛り付け方が賎民じみている”というものであった。

 秋津人は料理をそれぞれの器に盛り付け、器と料理を一体化させて見た目の美しさを出そうとする。配膳自体も小分けにする。

 一方、陽鮮の饗応料理では、秋津料理ほどには料理を小分けにせず、一度に出す。しかも、皿には花を添えて彩りを出す。

 陽鮮の宮廷料理しか知らない女官たちにしてみれば、秋津人の料理は王族に出すに相応しくない貧相な料理であるとして、抗議したのだという。

 それが、この厨房の惨状の原因らしい。

 外交官である金光護はこうした料理に見られる文化の違いも楽しむものだと思っているが、女官たちはそれが理解出来なかったのだろう。

 いわゆる、文化摩擦というものである。


「私からも、深見殿に弁明させていただきます」


 そう言って、金は景紀の側を離れた。

 そんな彼の様子を見て、これですべては振り出しだと景紀は内心で罵った。

 王族の派遣によって秋津側の態度を和らげようとしたのであろう国王の意思は、女官たちの行動によって無残にも踏みにじられた格好である。

 女官たちは、意図してこれをやったのだろうか?

 饗宴の儀を台無しにしたとなれば、李熙王子や貞英公主の面目も失われることになる。つまりは、女官たちの行動は、陽鮮王家の面子に泥を塗ったことにもなるのだ。

 もちろん、女官たちが単純な秋津人への無理解からこのような行動に及んでしまった可能性はある。しかし、宮廷務めの長いはずの老女官たちが、不用意に王権に疵を付けるような行為に及ぶとは考えにくい。

 彼女たち自身が、罰せられてしまう可能性があるからである。

 やはり、攘夷派を始めとする旧守派に影響を受けて、交渉継続を妨げるためにあえてこのような行動を取ったと見るべきだろう。


「くそっ……」


 小さく罵り声を上げて、景紀は厨房を後にした。大広間に戻り、乱暴な動作で腰を下ろす。


「やはり、何かありましたか」


 そんな少年の様子を見て、宵は淡々とした声で呟いた。


「ああ。どいつもこいつも、好き勝手状況を引っ掻き回しやがって……」


 自身の夫たる少年の機嫌が悪いことを察し、宵は何が起こったのかを詳しく聞くのは後にしようと思った。

 景紀は、何かを呪うような剣呑な視線をじっと虚空に注いでいる。


「景くん!」


 そして、そんな間の悪い時に今度は貴通が現れた。その表情は、景紀と同じくらいに険しかった。


「何だ?」


 思わず、低い声で景紀は応じてしまう。


「ちょっと、こちらへ」


 だが、同期生の機嫌の悪い場面に出くわしたことなど、これまでに何度もあった貴通は、特に臆することなく景紀を廊下に呼び出す。


「すみません。冬花さんが確認した情報なんですが、彼女、ちょっと手が離せなくなってしまったようで、僕が代わりに報告させてもらいます」


 視察団長の少年を廊下に連れ出した男装の少女は、少し早口で、あたりを憚るようにして景紀に言った。


「帯城城内にて、兵卒による暴動が発生した模様です」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『秋津皇国興亡記』第1巻
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ