300 東海道上の会敵
皇暦八三六年十一月十九日、この日、ついに結城家領軍と一色家領軍は戦場で対峙することとなり、戦国時代以来の六家同士の武力衝突が発生した。
一色家領軍の動きを龍兵索敵などで察知していた結城家領軍であったが、一方の一色家領軍もまた結城家領軍の動きや配置をかなり正確に把握することに成功していた。
これは、東海道の諸侯たちが密かに一色家側に使者を送り、自らの領地を通過する結城家領軍の情報を流していたからである。
東海道の諸侯たちは、自らの領地を結城家領軍が通過することを黙認していたが、一方で一色家の側にも協力する構えを見せていたのだ。
これは当然、彼らが一色家に子女を人質に取られてしまっているなどの理由もあったが、やはり状況を見極めかねているという部分が大きかった。皇主からの追討の宣旨を得ているとはいえ、所詮は十九の若造でしかない者がこれからの皇国を担うことが出来るのかという不安と疑念が、東海道の諸侯たちの間にあったのである。
また、東海道の諸侯たちは人質の有無にかかわらず一色家と関わりの深い家も多く、一色家が敗北すれば自らの家も改易や領地の召し上げは免れないのではないかと懸念する者も多かった。
もちろん、景紀は東海道の諸侯に送った書状で官軍に恭順の意を示した者は領地を安堵する旨を伝えていたが、一色公直の側が景紀を主君押込を行った人間であり、信用に値しない相手であるとの書状を送っていたこともあり、東海道の諸侯たちは景紀への疑念を捨てきれずにいたのである。
それが、東海道諸侯たちの一色家への消極的な協力姿勢に繋がっていた。
もちろん、一色家への内通が結城家側に露見すれば一色家と共に朝敵と見做されかねないが、そこは一色家に人質を取られているのでやむを得ない選択であったと釈明すればよいと東海道の諸侯たちは考えていた。
景紀が若造故に侮られていたともいえるが、それだけ二つの六家に挟まれている東海道の諸侯たちの立場は苦しいものであったといえよう。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
会戦は、結城家領軍の攻撃によって始まった。
「行くぞ」
十九日未明、景紀は貴通と冬花、そして小隊規模の騎兵(約五十騎)を従えて大谷川左岸を発した。
大谷川には東海道の橋梁と東海道本線の鉄道橋の二つが存在している。
しかし景紀は橋を使わず、大谷川のやや上流を迂回して渡河した。ちょうど右岸の山地がせり出して、峠の側からは視認し辛い地点である。
そうして黎明を迎える前までに渡河を終えた景紀たち約五十騎の騎兵は、東海道の大街道に沿って野営を行っていた一色家領軍騎兵部隊を急襲した。
「騎兵、前へ! 襲撃!」
軍刀を掲げる景紀の号令と共に、結城家の騎兵たちは一気に駆け出した。馬の嘶きと蹄鉄が地面を叩く音が、朝焼けの空の下に響き渡る。
最初に遭遇したのは、野営地周辺で哨戒を行ってきた少数の敵騎兵であった。突然の結城家騎兵の出現に驚き、急ぎ馬首を巡らせて野営地へと戻ろうとする。
それを、結城家騎兵は追撃した。
「第一射目は一斉射撃! その後は各個に射撃してよし!」
約五十騎の騎兵たちが、一斉に騎銃を構える。
「てっー!」
景紀が軍刀を振り下ろす動作と共に、結城家側騎兵は騎銃を一斉に放った。
刹那、白煙が広がり、すぐに駆ける騎馬の後ろへと流れていく。
急に方向転換しようとして動きを鈍らせた敵騎兵の何騎かが倒れる。
結城家騎兵は、馬上で即座に次発を装填した。
武士の家に生まれ、幼少期から騎射などの武芸に励んできた皇国軍騎兵にとって、この程度の芸当は造作もないことであった。躍動する馬の鞍から腰を浮かせて上半身を固定することで、手元を一切狂わせることなく薬室に次弾を込める。
そしてまた射撃。
結城家騎兵たちは、馬の速度を落とすことなく目に付いた目標へと騎銃の引き金を絞った。
景紀は昨夜の内に、冬花に探索用の式を飛ばさせて大谷川対岸の敵情を探らせていた。その結果、昨夜の内に峠を突破した一色家騎兵部隊は、周辺の農家などを接収して馬の休養や蹄鉄の確認などを行っていることが判明している。
そこを、景紀は急襲することにしたのである。
周辺の農民たちは、戦禍を恐れて山の上へと逃げ去っていたようであった。もちろん、結城家の側も昨夜の内に大谷川左岸の農民たちに避難を促している。
両軍ともに、一般の農民たちを戦闘に巻き込む可能性を出来るだけ避けようとしたわけである。
と、大谷川右岸を駆ける景紀の目に、多銃身砲が映った。どうやら本来は橋を渡ってくるだろう結城家領軍に備えて砲陣地を設置していたようで、それを急いで陣地転換をしようとしている最中のようであった。
「冬花、頼めるか!?」
「了解!」
景紀は隣で馬を走らせる冬花に指示を下す。冬花は即座に背中の矢筒から矢を取り出し、弓に番えた。
そして、放つ。
その矢はまっすぐ多銃身砲陣地の転換を図ろうとしたいた敵兵たちの元へと飛翔し、直後に爆発する。矢に仕込まれた爆裂術式が発動したのだ。
そして、爆発が起こっているのは何も冬花が爆裂術式を撃ち込んだ場所だけではなかった。
部下の騎兵たちも敵の固まっている辺りに擲弾を投げ込み、一色家の混乱を拡大させていく。
だが、所詮は五十騎程度の騎兵である。
一色家の騎兵も最初の混乱から立ち直ると、徐々に態勢を立て直し始めた。
「景紀、もう気付かれたみたい」
そして、もう一つ。
冬花が妖狐の聴力を使って一色家の将兵たちの会話を聞き取ると、どうやら向こうはこちらの騎兵を率いるのが景紀自身であることに気付いたようだった。
もっとも、白髪の少女を側に控えさせているので、敵が景紀の存在を認識するのは時間の問題だったろうが。
「頃合いだな」
景紀の判断は早かった。この襲撃が、多少敵を攪乱する程度の効果しか持たないことは最初から判っていた。
「全軍後退! 川向こうへ引き上げるぞ!」
その合図と共に、冬花が上空に矢を放った。信号弾代わりに、矢が上空で炸裂する。
結城家領軍の行動は迅速であった。大谷川右岸を駆け回っていた騎兵たちが、一斉に対岸を目指して駆け出したのである。
あるいはそれは、一色家側から見れば無秩序な後退に見えたかもしれない。
態勢を整え始めた一色家騎兵部隊は左岸へと撤退しようとする結城家騎兵部隊を追撃すべく、次々と野営地を出撃していったのである。
◇◇◇
大谷川での会戦において、一色家側の指揮官には一種の焦りがあった。
東海道の諸侯を速やかに一色家陣営に帰順させ、結城家領軍に対して東海道の防衛体制を整える。それが、一色公直が軍需物資の集積が十分ではないままに領軍を出陣させた狙いであった。
しかし、一色家が挙兵するのとほぼ同時に結城家も東海道を西進し始めたことで、一色家側から見て東海道諸侯の態度は極めて曖昧なものとなってしまっていた。
もちろん、諸侯たちは一色家領軍が領内を通過するのを黙認し、結城家領軍の行動を逐一、一色家側に通報するなど一色家へ協力する姿勢を見せてはいた。しかし一方で、彼らは結城家領軍に対しても積極的な抵抗を示していなかったのである。
東海道の諸侯を完全に一色家陣営に付かせるためには、少なくともどこかで結城家領軍を打ち破る必要がある。
少なくとも、それが一色家側の共通認識であり、先鋒を任された指揮官もまた、そうした認識を抱いていた。
問題は、先鋒部隊の兵力であった。
この時、東海道を東進していた一色家領軍の先鋒部隊は、騎兵一個連隊を中心に騎兵砲部隊、多銃身砲部隊、そして輜重段列が続いている程度で、一個旅団にも満たない兵力であった。
対する結城家領軍は、三個旅団規模で東海道を進んでいるという。そのため先鋒部隊の指揮官としては、後続の部隊を待って戦闘に臨みたい。
しかし、結城家との戦闘を回避しているように諸侯たちの目に映っては、彼らの一色家陣営からの離反を招く危険性がある。最悪、結城家陣営に寝返った東海道諸侯の領地の中で孤立する可能性があた。
先鋒部隊の指揮官にとって、本領との連絡を断たれて東海道上で孤立することは避けたい事態であった。
出来れば結城家領軍に大谷川の右岸側に攻め寄せてもらい、峠の隘路に引き込んで結城家領軍の隊列が長く伸びきったところを多銃身砲などで一掃したい。しかし後退して守るような作戦で、東海道諸侯の支持を得ることが出来るのか。
積極的な攻勢作戦で結城家領軍を撃破してこそ、一色家の勝利を喧伝出来るのではないか。
そうした逡巡の中にあって、一色家先鋒部隊は結城家側からの襲撃を受けたのである。しかもその襲撃部隊を率いているのが結城景紀本人とあっては、これは絶好の機会であった。
ここで結城景紀を討ち取れば、この内戦は勝利したも同然である。
恐らく結城景紀の側も、最初の戦闘で一色家領軍を打ち破ることで東海道諸侯の恭順を促したかったのだろう。
そして結城景紀自ら襲撃部隊を率いているということは、それだけ自身の戦功を誇示したい狙いがあるに違いない。
結城景紀は父・景忠を隠居に追いやって当主の地位に就いた身。
将家当主として領軍や家臣団からの求心力を得るためには、やはり戦功を挙げることが一番の道であろう。
だから、結城景紀もまた戦勝を挙げることに焦っているに違いない。
一色家先鋒部隊の指揮官は、そう判断して麾下部隊に追撃を命じたのである。
ばしゃばしゃと水音を立てながら、結城家の騎兵たちは大谷川の左岸へと後退を始めていた。
一部の騎兵は東海道に架かる橋を使っていたが、流石に約五十騎の騎兵が橋に群がればかえって一色家側から恰好の的になってしまう。
適度に分散しつつ、結城家の騎兵は左岸を目指していたのである。
「よし、俺たちは殿を務めるぞ」
焦りも気負いもなく、景紀は平然とした口調で貴通と冬花に告げた。
「ええ」
「はい」
そして冬花も貴通も、やはり当然といわんばかりの口調で頷く。三人が殿を務めることは、この襲撃作戦の当初からの計画だったのである。
「行くぞ」
景紀は軍刀から背負っていた騎銃に持ち変え、貴通と冬花の二騎を従えて再び馬を駆けさせた。遮蔽物となる農家の家屋や納屋の間を駆け巡りながら、その合間合間に一色家の騎兵に銃弾を浴びせていく。
そうして擾乱射撃を繰り返して、敵騎兵が味方騎兵を追撃するのを妨害していった。
景紀たちによって稼がれていく時間の中で、結城家の騎兵たちは次々と対岸を目指して駆けていく。
彼らは「押し捻り」といわれる後方への射撃を行って追撃してくる敵兵を躱しつつ、負傷した味方を回収して大谷川を渡っていった。
「景くん、そろそろ頃合いかと!」
味方の対岸への後退がおおむね成功に終わりつつあるのを確認して、貴通は叫んだ。
「ああ、俺たちも退くぞ!」
景紀も傍らの冬花に合図を出し、三人は馬を川へと向かわせる。やはり冬花の白髪が目立つからか、一色家の騎兵たちの間から景紀を討ち取るよう叱咤する声が聞こえてきた。
景紀は鞍から体を浮かせると、体を捻って騎銃を後方へ向けて放つ。それは景紀たちを追おうとしていた敵騎兵の馬の一頭に命中し、騎乗していた敵兵もろともに転倒させた。
一方の貴通は擲弾を投げつけ、追いすがろうとしてきた敵騎兵を混乱に陥れる。
しかしそれでも、野営地を襲撃された直後の混乱から統制を取り戻すことに成功していた一色家領軍は怯まなかった。
景紀たちを河原へと追い詰めるように、追撃してくる敵騎兵はその数を増やしていく。
殿という役目からすれば当然の状況ではあったが、やはり景紀も相応に緊張を覚えてしまうのを禁じ得ない。
「でもまあ、目論見通りだな」
そう言って、景紀は努めて不敵な表情を作る。
景紀たち三騎は大谷川の河原へと差し掛かり、そのまま川の中へと馬を進めた。後方から飛来する銃弾が、川面に小さな水柱を立てる。
自分たちに銃口が向けられるたび、それを察知した冬花が即座に結界を張って防いでいく。
そして、追撃してくる無数の敵騎兵たちが川の半ばに差し掛かった時のことだった。
無数の軽快な発砲音が大谷川の左岸より響き渡り、景紀たちに追いすがろうとした一色家の騎兵を一挙に薙ぎ払ったのである。
さらに、重々しい砲声がそこに加わる。数瞬の後、対岸の大谷川右岸に無数の爆発が生じた。結城家の襲撃部隊を追撃しようと河原まで進出していた一色家の騎兵が、爆風で吹き飛ばされていく。
悲鳴のような馬の嘶きが河原に満ち、人馬諸共に砲撃によって薙ぎ倒される。
同時に、今まで両軍の間にあり、どちらのものともつかなかった街道の橋と鉄道橋を確保すべく、結城家の歩兵部隊が着剣した小銃を構えながら突撃を開始した。
朝焼けの空の下にこだまする、突撃喇叭の音。
それを阻止すべき一色家側の多銃身砲は景紀ら襲撃部隊を迎撃するために移動させられた末に冬花の爆裂術式によって破壊されてしまっており、結城家領軍歩兵が多銃身砲の弾幕に阻まれることはなかった。
「上手くいったな」
川を渡り終えた景紀は、左岸の土手の上から背後を振り返った。
多銃身砲の掃射によって景紀たちを討ち取ろうと川を渡ろうとした敵騎兵は撃ち倒され、対岸に進出してきた敵兵もまた野砲の砲撃によって潰走を始めている。
そして、街道の橋も鉄道橋も、破壊されることなく結城家側の手に落ちようとしていた。
「ええ、結城家領軍と一色家領軍の最初の戦闘は、僕たちの勝利です。東海道諸侯に与える影響は、大きなものになるでしょうね」
景紀に馬を寄せた貴通も、どこか安堵の表情を覗かせていた。これで、内戦の泥沼化は避けられるだろう。
「冬花も、ご苦労だった」
「まったく、景紀はすぐ自分の身を危険に晒そうとするんだから」
労う主君に、シキガミの少女は仕方がないといった笑みを浮かべている。
結城家領軍にとって、峠を背にして大谷川右岸に布陣する一色家領軍は厄介な相手であった。こちらが攻勢をかければ、峠の隘路へと引き込まれて隊列が長く伸びきったところを各個撃破されてしまうだろう。
しかし一方で結城家側が戦闘を避けるような姿勢をとれば、東海道の諸侯に景紀が一色公直を恐れているような印象を与えかねない。ただでさえ曖昧な東海道諸侯の態度が、さらに一色家寄りになってしまうだろう。
だから景紀としては、速やかに大谷川の対岸に進出していた一色家領軍を撃破する必要があった。
そこで景紀は、自らを囮にして一色家領軍の野営地を襲撃して敵に攻勢をとらせる作戦に出たのである。
一色家の側も、東海道諸侯に対して結城家との戦闘を避けているという印象を与えたくないはずであった。それに、賊軍となってしまった焦りもあるだろう。
結城景紀を討ち取る絶好の機会が巡ってきたとなれば、拙速な追撃を仕掛けてくる可能性が高い。
景紀や貴通は、そう読んでいた。
そして実際、一色家領軍は白髪の少女の側にいる将官を景紀と認識して、深追いをし過ぎてしまった。結果、結城家領軍の野戦陣地から多銃身砲や野砲の射撃に身をさらすこととなり、部隊を潰走させることになってしまったのだ。
「すぐに東海道諸侯に対して書状を出しましょう。この戦勝を喧伝するんです」
「ああ」貴通の言葉に、景紀は頷いた。「冬花は、呪術通信で皇都と河越にこの戦勝を報せてくれ」
「判ったわ」
三人とも戦勝の興奮を感じつつも、ただ無為に喜ぶことをしなかった。結城家領軍と一色家領軍との最初の戦闘に勝利したことの政治的な価値を、最大限に活かそうとしていたのである。
景紀も貴通も冬花も、来春という時間制限の中で戦っていることを理解していた。それが、皇国が他国からの干渉を受けずに国内のことに集中出来る期間であるからだ。
そのことを改めて認識したとき、景紀たちは戦勝の喜びが急速に冷めていくのを自覚せずにはいられなかった。
皇国は際どい国際情勢の中で、内戦にうつつを抜かすという愚を犯している。
それは、戦勝の喜びを吹き飛ばすには十分な現実であった。
六家が相克する内戦は、いっそう激しさを増そうとしていた。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
皆さまからのお引き立てのおかげをもちまして、本編300話を達成することが出来ました。あつく御礼申し上げます。
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現在までに、次の書き下ろし作品を掲載しています。
350円、500コース
掌編1「書物の温もり」……宵が景紀の元に嫁いできて、その年度の列侯会議が開始されている頃の景紀と宵の話。
掌編2「水菓子」……まだ宵が嫁いできておらず、景紀が父に代わって当主としての政務を行っていた頃の景紀と冬花の話。
掌編3「身長差」……景紀と貴通が、まだ兵学寮に在籍していた頃の話。
掌編4「大祓と巫女神楽」……宵が景紀の元に嫁いできた年の、年末の話。
掌編5「春の訪れ」……宵が景紀に嫁いできた翌春頃の話。
掌編6「お面」……景紀と冬花の幼い頃の思い出。
750円コース以上
短編1「甘党」……まだ宵が嫁いできておらず、景紀が父に代わって当主としての政務を行っていた頃の景紀と冬花の話。
短編2「皇都の流行」……宵が景紀の元に嫁いできて、その年度の列侯会議が行われている頃の話。
短編3「兵学寮の休日」……景紀と貴通がまだ兵学寮に通っていた頃の、とある休日の話。
短編4「半分こ」……まだ宵が嫁いできておらず、景紀が父に代わって当主としての政務を担っていた頃の景紀と冬花の話。
それでは今後とも、拙作を何卒よろしくお願いいたします。




