「このはと」ワシントン会議に関して
ワシントン会議をもっとまとめるつもりだったのだけれど……。
ワシントン会議……特に軍縮条約、これが結構重要な因子なだけに史実通りにするよりは、少し違った方へ促すべきかと考えた。
史実として、ワシントン条約で制限された戦艦は日英米どこの国もまともな活躍をしていない。
真珠湾で撃沈破した戦艦は何れも半年は行動不能、3年近くドック入りして戦局になんら寄与することはなかった。
結果論ではそうだ。
だが、真珠湾で損傷した戦艦のうちいくつかがワシントン条約によってこの世から消えたら?もしくは存在していても、フランス、イタリアに存在しなかった戦艦が加わっていたら……。
そう考えたのだ。
また、この時点で空母というブツは微妙な存在……でも、空母の皮をかぶった戦艦という化け物を作らせないために規定だけはあるという……。
まぁ、結局、この懸念は成就することになるが……。
というわけで、人身御供を用意することに……。
>イタリアにフランチェスコ・カラッチョロの建造継続するカネあったんだろうか?
>QEと同じ砲を積んだ高速戦艦だから、確実に英軍を地中海に拘引することになる訳だが・・・
F・C級は欧州大戦時に4隻全艦建造中止で3隻が解体されてますからねぇ……。
現実的に考えて、建造枠を得ることでV・V級の早期建造……でも、V・V級は30年代のフランス海軍の増強で建造された条約型戦艦だからなぁ……。
そうなると、結局、建造枠を残しておくか、時期的にF・C級の再建造となるけれど……。
その辺はフランス側からアプローチするのが良いかな……。




