表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/42

二度寝場所を探す犬達

『おかーさん!おかーさん!』


『なーに?』


『これあげる!』


『ありがとう野良……』


『おかーさん大丈夫?』


『大丈夫よ!』


………………


 目が覚めた。夢を見てた気がするけど思い出せない。朝ご飯を作りながら、そのことをぼんやりと考えていると卵を焼きすぎてしまった。ギリギリ……アウト。


 焦げた所を何とかして食べて時計を見ると、まだ六時にもなっていなかった。二度寝したいけど眠れる気がしない。


 とりあえずログインするとゲーム内もまだ明るくはない。……ゲーム内だったら直ぐに寝れるかな。とりあえずあのお婆さんに聞きに行こう。


「ん……? どこか静かな場所かい? じゃああの丘だねぇ」


「丘?」


「あそこに見える丘だよ」


 指の方を見ると確かに丘が見える。ちょっと離れてるけど街の中だ。お礼を言ってその場を離れる。ポチも途中で喚び出し向かった。


 丘の一番上に行くと街を見渡すことが出来た。……何か眠たくなってきた……。ポチももう寝ている。何か状態異常のマーカー出てるけどね……る……。

 

………………。


「あ、起きたー!」


「ん……夢……?」


「夢じゃないよー!」


 目が覚めると黒色の部屋に居た。目の前には巫女服を着た少女が浮いていた。状況を飲み込まずにいるといきなり頭を撫でられた。


「誰……?」


「神様だよ!」


「何の冗談……?」


「え?本当だよ? 《神焔》! これでどう?」


 爆音の後に炎が上がった。熱でHPがどんどん減っていっている。


「あ、ごめんね! 《ヒール》」


状態異常が治りHPも完全に回復した。


「どやっ!」


「……それで神様がどんな用……?」


「私を……ってもう隠せない! ごめんね!」


「えっ……ま」


『称号【神との邂逅】を獲得しました!』


 視界が暗くなって次の瞬間には元の場所に戻っていた。……寝た気になれない。けどもう寝る気にはなれない。


 昨日確認し忘れていたステータスを見ることにした。


種族:狛犬lv6 職業:初級魔法使いlv5

筋力:5

生命:10

敏捷:5 

器用:5

知力:32

精神:12

スキル:【火属性魔法lv2】【水属性魔法lv2】【土属性魔法lv2】【障壁魔法lv1】【対包囲戦法】【神語】【人語】【状態異常耐性lv2】

SP:4

称号:【無慈悲】【神との邂逅】

 

 変わらず知力に振るが、今回はSPを少し残した。何故か状態異常耐性のレベルが上がってる。


種族:キュアドッグlv3 職業:初級治癒士lv2

筋力:2

生命:10

敏捷:10

器用:3

知力:24

精神:10

スキル:【治癒魔法lv2】【神語】【犬語】【鑑定lv1】

SP:0

称号:なし


 とりあえずクエスト行ってお金を稼ごう。何で神語持ってるの……。

読んで頂きありがとうございます!

感想等もどんどんお願いします!

そう言えば何で一位取れてるのこの作品…?

PV一万いきました!ありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] スキルか称号か分からないけど、【対包囲戦法】が抜けてます
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ