表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/42

森のゴブリン軍団vsプレイヤー&犬達その9

相変わらずレイドボスは猛威を奮っている。石に紛れて丸太が纏めて飛んで来て援護に来た数人のプレイヤーが倒れていったから注意しなければならない。


ジェノさん達はまだ私たちの方には来ていない。MPを見ながらなんとかして隙を見つけて魔法を打つのをずっと続けている。


わんころ軍団からも撤退している犬が出始めている。ポチは私の回復をお願いしてるから離れられないし……。


ジリジリと後退して行き、少し焦り始めた頃に朗報が入った。もう少ししたらかなりの数のプレイヤーの援軍が来るらしい。


時間はもう七時を回っている。そろそろ仕事終わり、プレイヤーが増える時間だからだ。MPもそろそろ危なくなってきて余裕が無くなってきた私は気合いを入れ直した。


金色の首飾りを狙ってストーンバレッツで攻撃する。ほとんど棍棒でガードされるけどわんころ軍団が邪魔をしてくれてるから一発は届く。


プレイヤーも少しづつだけど増えてきてるからレイドボスのHPは少しづつだけど確かに減りつづけている。


そこからしばらくするとジェノさん達や他のプレイヤー達が参戦してきた。ヘクセさんに抱えてもらい、前線に行くことした。


「野良犬さん……抱えられてる状態で大丈夫なんですか?」


「大丈夫、ありがとう」


「モフモフ可愛い……」


「……?」


「何でもないです!」


レイドボスのHPは数の暴力に対抗出来ずにさっきよりも早くHPが減っていっている。わんころ軍団も邪魔にならないように援護に徹している。


HPも三割を切って戦闘も終わりかけになってきている。さっきまでの苦戦が嘘のようだけど……早く終わるならそれで良い。そして……


『ワールドクエスト《森のゴブリン殲滅作戦》を達成しました! 報酬を送ります、個別報酬の方もあるのでご確認ください』


「終わった……」


「野良犬さんお疲れ様でした! 」


緊張が解けたのか精神的な疲れがドッと押し寄せてくる。もう今日はログアウトしよう、そう思いつつ他のプレイヤーが余韻に浸ってる間に街に戻って眠るように一日が終わった。

読んで頂きありがとうございます!

色々グダってしまい申し訳ありません!

掲示板回を挟んだ後、新章的な物が始まります

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ