70.便利!付箋の使い方
今回のテーマは皆様お馴染みの、あの付箋です!
今回は、小説を書く話というよりは、豆知識的なお話です。
小説を書き出す時は、誰しも違ったやり方で書いていると思います。
前にも書きましたが、私なんかは常にいきなり三万字書いてみるという、かなり非効率的なスタートを切っています!
そうなると、書いている最中に色々と気になる場面・過去の修正したいポイントが出て来てしまうんですよね。
ここのセリフ……違和感あるけど、なんでだろう?
この脇役はどんな性格にしようかな?
ここにつながる伏線があったら、のちのちもっと面白くなるんじゃないの?
そう。なんと書きながら疑問が噴出するという事態に陥るわけです……。
「最初からプロット立てろや!」
とおっしゃられる方もいるかもしれませんが、言わせてください。
「それが出来たら苦労しねえ!」
そういうわけで、私は「後追い」的にアイデアが湧いてしまったり、設定が必要な場面に遭遇してしまったりするわけです。
そこで持ち出すのが、そう、コレ!
付箋!
疑問が湧いたら、忘れない内にそのアイデアや疑問をそのまま付箋に書き出しましょう。
そしてパソコンの横に、ペタっ。
書いている内に、改良点や修正点が溜まって行きます。
そして一通り書き終わると、ページの順番通りに付箋をルーズリーフに貼って行きます。
あとから見返して「なんじゃこりゃ?」になるケースもあるのですが、中には「この疑問を膨らませたら、新しい章が書けるんじゃね?」という素敵なアイデアに変貌する場合もあります。
そして、小説内でその疑問を解決したり、アイデアを使ったりしたら、その付箋を捨てます。
ルーズリーフから徐々に付箋が減って行きます。
そしてまた書きながら、付箋を溜めて行く。
最近はこのようにして小説を書いております。
他にも付箋が大活躍する場面があります。
そう、校正です。
言葉の間違いや表記ゆれなど気になるところを付箋に書き出して貼り、問題を集約しておきます。
その後、ワードの「検索」で一気に表記ゆれを出力、修正!
まとめて行えば、時短にもなりますね!
ネットの海を漂っていたところ、付箋をプロット作りに活用されている方も多いようです。
ちょっと大きめの付箋を買っておいて、普段から書きたい場面を書いて集めておきます。
それらを時系列に合わせ、ペタペタと貼って物語を構成します。
これは目から鱗のナイスアイデアですね!
ノートに書きつけながらでは、時系列の整理が難しいですよね?
貼って剥がして自由に動かせる付箋の力があれば、なんと構成まで出来てしまうのです!
色違いの付箋を使えば、キャラクターごとの動きや時間の分類が出来るし、なかなか便利に違いありません。
道具を上手に使い効率よく小説を書けば、頭の中がすっきりして新しいアイデアが湧いて来るかも!?
みなさんも「こんなツールやグッズを使って小説を書いてるよ!」という情報があれば、是非感想欄へお寄せくださいね。




