運命なんてお断り ~薔薇の瞳の魔道具師、虚弱体質の魔法使いを拾う
薬師ばかりの山村で魔法使いの母と魔法で動く人型魔道具ローゼスと一緒に暮らしていた魔道具師の少女、メイベル。
平和な日々の中、母アシュリーが魔法使い特有の病に見舞われる。
眠りに落ちる前、アシュリーは、ローゼスが実は北の宗教国家シャルティア生まれであり、その地の妖精から加護を得ていると明かした。
訳あってシャルティアから離れていたローゼスだが、どうも妖精からの加護が弱まっているのか機能不全に陥りかけているようだ、と。
メイベルは、眠りについた母に代わり、ローゼスの不調の原因を取り除くため、彼と共に村を出てシャルティアに向かう決心をする。
一方、魔法使いの国フェアノスティ王都でも、妖精の世界との境界線である『門』に異変が生じていた。異変の原因が北方の『門』にあると分かり、魔法使いの青年レッドを含む三人の調査員が選別され密かに王国を出発した。
金色の瞳の妖精王の伝承がある王国で生まれた二人が、薔薇色の瞳の創世神の国で巡り合う。
「ちょっと! 魔法は使わないでくださいって、言いましたよね!?」
「魔法を使ってこその魔法使いだろうが!」
「そんなこと言って、また倒れても知りませんからね!?」
それは『運命の出会い』──になるかもしれない、物語。
平和な日々の中、母アシュリーが魔法使い特有の病に見舞われる。
眠りに落ちる前、アシュリーは、ローゼスが実は北の宗教国家シャルティア生まれであり、その地の妖精から加護を得ていると明かした。
訳あってシャルティアから離れていたローゼスだが、どうも妖精からの加護が弱まっているのか機能不全に陥りかけているようだ、と。
メイベルは、眠りについた母に代わり、ローゼスの不調の原因を取り除くため、彼と共に村を出てシャルティアに向かう決心をする。
一方、魔法使いの国フェアノスティ王都でも、妖精の世界との境界線である『門』に異変が生じていた。異変の原因が北方の『門』にあると分かり、魔法使いの青年レッドを含む三人の調査員が選別され密かに王国を出発した。
金色の瞳の妖精王の伝承がある王国で生まれた二人が、薔薇色の瞳の創世神の国で巡り合う。
「ちょっと! 魔法は使わないでくださいって、言いましたよね!?」
「魔法を使ってこその魔法使いだろうが!」
「そんなこと言って、また倒れても知りませんからね!?」
それは『運命の出会い』──になるかもしれない、物語。
プロローグ──妖精王の瞳は何色か
2025/12/10 20:31
【1】薬師の村の魔道具師
2025/12/11 16:13
【2】魔法使いの眠り
2025/12/11 19:36
【3】一緒に連れて行って
2025/12/11 22:15
【4】魔道具師と魔法人形は旅に出る
2025/12/12 07:04
【5】揺らぐ大門
2025/12/13 22:45
【6】マルゴ&メリー商会
2025/12/14 09:23
(改)
【7】魔法使いのいない国
2025/12/14 20:36
【8】街道沿いの水辺にて
2025/12/15 17:44
(改)
【9】神様に加護された国へ
2025/12/16 13:14
【10】緑の歌
2025/12/17 12:23
(改)
【11】私の娘
2025/12/17 16:41
(改)
【12】白い妖精を探して
2025/12/18 16:35
(改)
【13】フェアノスティからの旅人
2025/12/18 20:48
(改)
【14】良薬は面倒な客の口に苦し
2025/12/19 16:43
【15】サヤの森の赤ガエル
2025/12/20 22:12
(改)
【16】濡れ魔法使い、拾われる
2025/12/21 15:41
(改)
人物一覧(覚え書き)
2025/12/21 15:48
【17】魔法使いの目
2025/12/23 17:14
【18】新しい同居人と魔法使用禁止令
2025/12/24 20:44
(改)