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#00 はじまり
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――世界は白。その中に、ツバキのような朱が美しく映えている。
そんな景色の中で微睡む自分の横を、ひやりとした何かが通り抜けた。
優しく肌を撫ぜるその冷たく滑らかな感触は、水面に浮かぶ蓮葉氷を彷彿とさせる。
それが人の手だと気付いたのは、少し後の話だ。
不思議なもので、その手が肌を撫ぜる程に朧気だった意識と身体の感覚が明確になっていった。まるで、粘土細工にでもなったかの様な気分である。
……そうして、少しずつ自身という存在が形になっていく中で。不意に、奇妙な声を聞いた。
――どうか、死なないで。
皆様どうも、作者の紅月です。
この先は色々考え中。決まっているところと不確定な部分が曖昧なので、一旦明確化します。
多分、続きは暫く後。それまでは、もう片方の連載作品をお楽しみください。
というところで、今回はここまで。
ではではー。




