2025年シーズンを終えて
最後のホームゲームが終わり、2025年シーズンもアウェイの一試合を残すのみとなりました。
さて,私の隣の席は、今年どうだったのか。
結論から言えば、今年も一度としてシートホルダー本人の姿を見ることはありませんでした。
3試合は無観客、その他はすべてリセール購入者。
席の持ち主は、ついに姿を現さないまま。
謎は、今年も解けずに残されたのです。
分かっている事実だけを並べてみる。
決して安くはないシーズンチケットを、わざわざ更新してまで保持している。
そこには確かなチーム愛があるはず。
リセール購入者たちは口を揃えて言いました。
「最後に残っていた一席だった」
「このタイミングでこんな良席が?!」
つまり、売りに出すのは試合日ギリギリ。
あるいは、リセールを忘れてしまうほどのマイペースさなのか。
おおらかで、どこか掴みどころのない人物。
それが、私の辿り着いた唯一の仮説です。
来シーズンは、Jリーグにとって歴史的な転換期となります。
これまでの春秋制から、2026年より秋春制へ移行するため、来季は6月までの半期だけ東西に分かれた地域リーグラウンドが開催され、
その後、2026年8月から2027年6月まで新シーズンが始まります。
したがって今回のシーズンチケットは……
〈地域リーグラウンド+2026–2027シーズン〉の一年半が対象。
しかし不思議なのは、試合数は1.5倍なのに、価格はほぼ2倍に跳ね上がっていること。
この不可思議な条件のもと、
あの“幽霊サポーター”は更新するのか、それとも手放すのか。
来年2月。
地域リーグラウンドの開幕戦、スタジアムの灯が再びともるその瞬間!
私の隣の席には、誰が座っているのでしょうか。
その答えが明らかになるのは、もう少し先の話です。
また報告します。
この謎の結末を、どうか見届けてください。




