表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

506/611

不審者

 マウンドで岳志が練習投球をする。

 一球一球のたびに物凄い喝采が起こる。

 お祭り騒ぎのようだ。


 十数年ぶりの日本球界復帰登板。

 それは盛り上がるというものだ。


 ベンチから千紗は魔力の探知を行っている。

 魔力に似た気配。俗に言う霊力は確かに感じる。

 巨大な魔力を持つ春武が来たことによって若干判りづらくなったが、精密な探知能力を持つ千紗なら問題にならない。


 三塁ベース側の席に、いる。

 直ちに春武にラインを送る。


 その時、千紗は間の抜けた音を聞いた。

 軟式ボールが弾むような音。


 次の瞬間、岳志は腹から血を流して蹲っていた。

 千紗は真っ青になった。



つづく





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ