表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

299/407

キャラクター紹介 5

相変わらず本編中では語られていない設定も出てきます。

ネタバレが嫌いな方、本編の情報のみで楽しみたい方は読まれないよう、お願いします





















【葵】


 本作品の娘枠。


 本名、木下(きのした)(あおい)

 中学二年生の少女。

 父親の帰りを待っていた葵の下へ、父親がPKに殺された知らせと形見の剣を持ったモグラがやって来て保護された。


 元々は明るく活発で、勝気な女の子だったが、父の死を境にすっかり大人しくなってしまった。

 モグラとは父親が亡くなる前からの顔見知りで、モグラにだけは比較的素直な反省を見せる。


 ゲームの正式サービスの開始が近づくにつれ、PKが活性化しゲーム内の治安が悪化した。

 それに対応する為と安全を考慮して、モグラの依頼でナガマサの家に預けられた。


 ゲーム等ほとんどしたことのなかった葵は、父親に大事にされていた。

 しかし、葵は強くなることを望んだ。


 結果、ナガマサの作った畑での筋肉フルーツによるスパルタ修行により、すくすくと成長。

 ついには指導を担当したオレンジ細マッチョを破り、免許皆伝。

 筋肉オレンジにはムッキーマッスルと名付け、従えた。


 その後もPK集団のリーダーを一騎討ちで打倒する等、高い戦闘力と天才的なセンスを発揮している。

 本人の負けん気と、諦めない根性も、短期間での急成長に繋がったのは間違いない。


 元々サービス開始までという約束だったが、葵の強い意志によりナガマサ家に住み続けることとなった。

 現在は贈られた装備を使いこなすべく、猛特訓中である。


 相棒はサングラスをかけた音に反応して踊り出す花のオモチャ。

 名前はクレイジー。

 音や動作に関連したスキルをいくつも備えており、中でも優秀なのが、周囲の音を自身の運動エネルギーと回避ボーナスに変換する≪音が止むまで踊るダンシングミュージック≫である。

 

 葵の出来心で自我を持った為、喋るようになった。

 が、うるさい上に意味不明。

 正にクレイジーであるせいで、真面目な場面ではミュートにされてしまっている。


 葵が小学三年生に上がる頃、母親が病気で倒れた。

 あまり裕福ではなかった上に、介護が必要な曾祖父がいた。

 父親は必死に働いて、介護費用や治療費を稼いだ。

 生活費として残る金額は微々たるもので、それでも葵は幸せだった。


 そんな生活も、葵が中学二年生になる頃に、破綻した。

 母親の死。

 ボケてしまった曾祖父による事故、そして賠償。

 残ったのは、絶望と借金だけだった。


 遂に心中を決意した父親の前に、一人の男が現れた。

 父親は、(わら)にもすがる思いで実験への参加を決めた。

 それでも葵は、幸せだった。





【純白猫】


 謎の商人。笑顔の伝道師。


 本名、富岡(とみおか)未来(みく)


 ピンク色の三角帽子と、三本の線だけで描かれたシンプルな笑顔の仮面がトレードマークのお姉さん。

 ホットパンツにキャミソールと、地味に露出度が高い。


 ≪笑顔の仮面≫を布教する為に、日々露店に並べては道行くプレイヤーに声を掛けている。

 が、怪しすぎる外見のせいで逃げられる日々を送っている。

 主人公も最初はすぐに逃げたが、笑顔の仮面をいくつか購入している。


 性格は明るく、活発で情熱と気合いに満ち溢れているが、冷めやすくもある。

 思いつきや勢いで行動することも多い為、知り合いからは奇妙な言動をする猫のようだ、と認識されている。


 最初はただの商人だったが、武器を作ってみたくなり、≪魔導機械≫という種別の武器を扱う特殊な職人へと転職。

 偶然にもその職人を探していた主人公に誘われ、職人街道を爆進して行くこととなる。


 生産能力に極振りしている故に戦闘はからっきし。

 サービス開始直前、葵の送別パーティーに参加する為にナガマサの家に向かおうとしていたところを、自棄になったPKに襲撃される。

 からくも、危ない所をとある人物に救われた。


 相棒は枕。名前は≪マクラ≫。

 これを使うとよく眠れる上に、色々なボーナス効果を得る事が出来るが、よく眠れ過ぎて起きる頃には効果が切れている。

 純白猫と相性が良すぎてしまった結果である。


 生まれつき身体が弱く、ちょっとしたことで疲労し、動けなくなる体質だった。

 本人の性格も物心がつく頃には極度の面倒臭がりになっており、動くことがただただ億劫になっていった。


 そんな状態でも無事成人したが、生きることすら面倒になっていた純白猫は怪しげな実験へと誘われて即断で承諾。

 ゲーム内では肉体的な疲労は感じない為、現実世界での面倒臭さは何だったのかと、本人も驚くくらい精力的に活動している。

 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
新作始めましたので、こちらもよろしくお願いします!
友人に騙されたお陰でラスボスを魅了しちゃいました!~友人に裏切られた後、ラスボス系褐色美少女のお嫁さんとして幸せな日々を過ごす私が【真のラスボス】と呼ばれるまで~
面白いと感じたら、以下のバナーをクリックして頂けるととても有難いです。 その一クリックが書籍化へと繋がります! ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ