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我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができたら〜  作者: 一日千秋
ダンジョン創世編

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98話 てっちゃんねる武闘大会 3

おはようございます!

第二試合と第三試合です!

小説を書いているのに挿絵が多くなってしまい申し訳ないです!

よろしくお願いします!



闘技場に近藤さんとあきらさんが転送されてきた。



『続いては第二試合ぃぃ!!四菱ケミカルが誇る戦闘狂!近藤ぉおお!!』


近藤さんは全身真っ黒のバトルスーツを着ていて、少し分厚めの黒い金属製のプロテクターを纏っている。

武器は小さめな四角い盾を左腕の側面に装備してその手にはバトルナイフ、右手には漆黒の片手ハンマーを持っていた。




挿絵(By みてみん)




『対するは!UUUMOの技巧派ファイター!!あきらぁぁぁ!!』


あきらさんは全身真っ赤なバトルスーツを着ていて、シルバーの金属製プロテクターをつけている。武器は幅の広い四角い包丁にシルバーの丸いシールドを装備している。腰には予備の短剣が4本装備してある。



挿絵(By みてみん)





重厚な近藤さんと俊敏そうなあきらさんの動きに観客席がざわつく。



「超肉体派YoTuber!特技はバク転とイラスト!あきらです!よろしくぅー!!」


会場がどっと沸き、観客たちの声援が一気にヒートアップする。




『さぁああああ!!第二試合ぃスタァートッ!!』



会場にMCの合図が響いた瞬間、二人は動いた。



最初に仕掛けたのはあきらさんだった。


「いくぜぇっ!」


赤い閃光のようにとはいかないが、かなり素早い動きを見せ、一気に距離を詰める。



低く滑るようなステップ、包丁を握る右腕のしなり、まさに技巧派と呼ばれる所以だ。



しかし、その動きを近藤さんは落ち着ききった声で受け流した。


「おやおや、なかなか軽快ですね。ですが、、、」



短い言葉の次の瞬間、鈍い衝撃音が会場に響いた。



バゴンッ!!



近藤さんのハンマーが、あきらさんのシールドごと弾き飛ばし、赤いスーツが丸ごと地面を滑る。



観客席からは悲鳴と歓声が漏れた。



あきらさんはすぐさま立ち上がり、包丁を逆手に構えながら距離を取る。



「これしきっ!こっからが本番だっ!」



再び突進。

しかし、それを見た近藤さんは、まるで資料を確認するような冷静さで言った。



「変わり映えがないですよ」



次の瞬間、ハンマーが視界から消えた。


「速い!」


俺は思わず言葉がでた。

一般人には速くて見えないだろう。



ゴンッ!!



破砕音とともに、あきらさんの包丁は宙を舞う。

同時に胴体が地面へ放り出され、それと同時にあきらさんは光に包まれ転送されていったのだった。




反応はできていたが避けきれなかった。

技巧派の連撃も、近藤さんの圧倒的な暴力の前では意味を成さなかったみたいだ。




『勝者ぁぁ!!!近藤ぉぉおお!!』



MCの声よりも早く、会場はざわめきに飲まれた。



近藤さんは微動だにせず、ただ会議を締めるように綺麗な一礼をして転送されていった。



圧勝。

それ以外に言葉は見当たらない。



戦闘狂の一面は見れなかったが次の試合ではその一面が見れるのではないかとワクワクが止まらない。





〜〜〜〜〜



そして、次の2人が転送されてくるとすでにキングはやる気満々と言った雰囲気が伝わってくる。

方や、聖夜くんは飄々としており、口笛を吹いているではないか。



『お次はぁぁ!第三試合ぃ!!ダンジョンを駆ける虎!!キングぅううう!!』


キングは黒を基調とした軍服のような服装に金色の金属製プロテクターを装備している。キングに寄せたいのか?あいつは。

武器は片手剣を片手に1本ずつ持った双剣スタイルだ。



挿絵(By みてみん)



『暗黒騎士団の黒き刃ぁぁ!!聖夜ぁああ!!』


聖夜くんはひょろっとしていて身長がかなり高く、黒髪長髪のくるくるした感じで目はサングラスをかけていて隠れている。装備は真っ黒な動きやすそうなジャージを着用し、腕や足には薄めの金属製プロテクターをつけている。武器はかなり大きな両手剣を持っている。




挿絵(By みてみん)





若手同士の活気の良い戦いを予感した観客のボルテージが一気に跳ね上がる。


そして、MCが告げる。


『さぁああ!!第三試合スタァァトーーッ!』



スタートの合図とともに、キングが弾けた。


まるで檻から解き放たれた狂犬のごとく、両手剣が乱暴に、しかし鋭く振り回される。



「うわっ、暴力みたいな剣術だな」

俺はぽろっと本音が出てしまった。



だがその猛攻に聖夜くんは一歩も引かない。



ガキンッ、ガギィンッ!!


回避し、受け流し、弾き返し、その動きは軽く、静かで、異様に無駄がない。



『キングの猛攻!!あっ!!しかし聖夜が!あっ!

捌いているぅ!?これは予想外ッ!!』



どちらも一歩も譲らない。



暴風のような乱撃と、それをすべて無効化する静寂の剣技。

だが何か聖夜くんの動きには違和感がある気がする、勝とうとしていない感じというか、なんというか。



硬質な金属音だけが闘技場に響く。


まさかの接戦。

観客の熱がさらに膨れあがったその時、、、


聖夜くんが、静かにすっと息を吸い込んだ。




「、、、影魔法発動」




その瞬間キングはピリッと集中力を尖らせた。

だが、何も起こらない。




「おい!もやし!何も起きねぇじゃねぇかよ!なんだハッタリか!?あ?」





その時、キングの影が揺らめいた気がした。



『おおっと!?聖夜、何をしたんだぁぁ!?』



聖夜はその長くて大きい両手剣を目の前にある自分の影に向かって振り下ろし、斬撃を加えた。



するとキングの後ろの影の中から聖夜くんの持っている両手剣と全く同じ刃が飛び出してきた。



「グアぁッ、!」


瞬間、キングの足を刈り取った。




『き、来たああああ!!影から剣が伸びたぁ!!キング、致命傷おお!!』




キングは四肢欠損により光に包まれ転送されていった。



先ほどまで見境なく暴力的な力を振り撒いていた暴れ回る狂犬はもうそこにはいない。




「やっぱり影は弱点だよ。動きがデカい奴ほど、切りやすい、、、」



『勝者ああああ!!暗黒騎士団ーーっ!!聖夜ぁああ!!』


歓声が爆発する。




影魔法での決着。

絵になる完璧すぎる勝利だった。




あんな魔法もあるのかと俺はカメラで撮影しながら1人感心していた。



近藤のスキル

盾術C 短剣術D 槌術B 身体強化C 見切りD

あきらのスキル

短刀術C 投擲C 盾術D 回避E

キングのスキル

双剣術E 狂化D 気合いB

聖夜のスキル

影魔法B 大剣術C 見切りC 身体強化F


一応こんなスキルです。

もしかしたらしれっと調整するかもしれませんが、その際はご了承下さい。



最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
キング(笑)良くこんなスキルでいきれるな
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