表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができたら〜  作者: 一日千秋


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

96/112

95話 武闘大会の準備

おはようございます!

先ほど投稿しましたが少し修正いたしました。

今後ともよろしくお願いします!



「はい、というわけで武闘大会まであと5日だ!」


てっちゃんが話し始める。



「15階層まで到達できた人も結構増えてきたと思う!それで、まず参加したい人は商人ギルドの受付で『サトウ商会が主催している大会に参加希望』ということを伝えて、参加者名と所属先を記入して下さい!

その時、参加するにあたって細かいルールを契約魔法により縛らせて頂くのでしっかり説明を聞いて下さい!よろしくお願いします!

そして、当日の日本時間で午前10時から開催したいと思うので奮ってご参加してください!」



てっちゃんねるの動画で再度武闘大会の宣伝を行う。





俺たち3人はファースの商人ギルドに到着し、受付を済ませたあと仕事の依頼をする。



闘技場の貸切りとMCの雇用、大会参加のための契約書を契約魔法で制作するためだ。




「では、サトウ商会のみなさま、早速契約魔法による契約書を制作していきましょう。どのような契約書を制作いたしますか?」




俺たちは受付の方と相談しながら契約書を作っていった。






大会の名前は《てっちゃんねる武闘大会》



主催はサトウ商会。



形式は1対1の対人戦トーナメント方式。

優勝者には賞金100万コインが贈呈される。



【ルール】

・武器は何でも使用可能。

・魔法、スキルの使用制限なし。

・相手を戦闘不能にした時点で勝利。

・死亡、四肢欠損は発生しない。だが、負傷、骨折、痛覚は実際に発生する。死亡または四肢欠損する攻撃判定が出た場合は試合終了。

・戦闘不能、棄権、時間切れ(20分)のいずれかで試合は終了。

・試合終了と同時に闘技場の魔法陣が発動し、参加者は完全回復した状態で控室へ転移。

・観客は自由入場。各試合ごとに観客からのチップ(ファイトマネー)を受け取れる。ただし分配は、闘技場30%、主催サトウ商会10%を控除した金額が選手へ支払われる。

・大会運営、魔法陣への干渉、ルール改変要求、審判魔法への異議は一切不可。

・参加費無料。参加賞としてサトウ商会チョコレートを贈呈。

・動画収録、録音、顔出しに問題のない者のみ参加可能。



【参加資格】

日本国内のいずれかのダンジョンにて、8月28日までに15階層の街へ自力で到達した者。

※パーティの場合は代表者1名のみ出場できる。




〜〜〜〜〜




《誓約文》


【魔法契約書】

本契約は、武闘大会《てっちゃんねる武闘大会》への参加者と、主催《サトウ商会》および闘技場管理魔法陣との間で締結される魔法上の誓約である。


参加者は以下の条項を確認し、同意した場合のみ署名せよ。魔法陣が反応し契約が刻まれた時点で締結とする。


第一条 危険の了承

参加者は大会中に負傷、痛覚、骨折等の危険を伴うことを理解し、それに対し主催および闘技場に一切の責任を追及しない。


第二条 安全機構

死亡、四肢欠損は発生しないが、戦闘不能と判定された時点で即時転移、完全回復が行われることを承諾する。


第三条 武装、魔法の使用

武器、魔法、スキルの使用制限がないことを理解し、それに伴う戦闘結果を受け入れる。


第四条 棄権の自由

参加者は棄権の権利を持つ。棄権した場合も同様に完全回復が行われる。


第五条 ファイトマネー

観客からのチップは闘技場3割、主催サトウ商会1割を控除した後、残額が参加者に支払われることに同意する。


第六条 ルールへの不可侵

大会ルール、審判魔法、闘技場魔法陣への異議、干渉、改変要求を行わない。


第七条 映像利用

参加者は大会映像、音声、肖像を動画配信広告宣伝を含む媒体で使用されることに同意する。


第八条 優勝報酬

優勝者には賞金100万Dコインが授与される。


以上の条項を理解し、署名を完了した者のみ大会への参加資格を得る。

           

サトウ商会代表  ______


参加者氏名    ______

所属団体名    ______





〜〜〜〜〜



「よし、こんな感じでいいんじゃないか?」



「おう!なんでもいいぞ!」



「うん、これでいこう!」



こんな感じで契約書は完成した。

後は闘技場との打ち合わせを少しやったら当日を待つだけだ。


今回、俺たちは他人の戦闘を実際に見るのが初じめてなのでみんな結構楽しみにしている。




果たして、どんなスキルを持っている人たちが集まるんだろうか。




最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

よろしければ評価やコメント、ブックマークをお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ