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我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができたら〜  作者: 一日千秋


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8話 スキルの詳細共有



月曜の朝、いつものようにバスに乗り最寄駅の秦野駅に着いたら小田急線新宿行きに乗る。

15分くらい乗ると高校の最寄りの愛甲石田駅に到着した。


いつもと変わらない静かな住宅街を歩いているが、周りの学生たちの話してる声に耳を傾けてみれば、いつもと違うことはすぐわかる。


あの穴の話題で持ちきりだ。


高校生なら日本各地で同時に穴ができたらダンジョンを疑わない人がいないんじゃないかと思うほど不思議な現象なのだ。


だが、すぐさま行動できるかは人それぞれだろう。

俺たちは行動力のあるオタクを自負しているのでここは譲れなかった。



学校に到着して朝のホームルームで先生からも穴の話題が少しあり、気をつけるようにとだけ言われた。

そうして授業をこなし、放課後になる。




〜〜〜〜〜



「おつ〜」


俺はそう言いながら部室に入るともうすでに2人は話しながら待っていた。



「おう!マサト検証してみたか!?」



「もちろん、昨日気づいたら夢中になって時間わすれてたわ!」



「僕も武器作成わかったよ!」



「おお!それは楽しみだな、共有していこう!」



まずは俺のスキルの検証結果を話していった。

次にてっちゃんが話したくてウズウズしているので話を聞くことに。


俊足の検証は夜走ってる電車と競争したらしい。

てっちゃんらしい検証の仕方だなと思ったが面白かった。

全力で走った時は快速電車と同じくらいのになったんだとか、さすがにロマンスカーには及ばなかったらしい。

ちなみに体力は普通にレベルアップ分の上昇しかないので長続きはしないみたいだ。


そして、この検証はしっかり隠密状態の時にやったので人に見られてはいないみたい。


次に隠密は真っ昼間の家の中で発動しながら親に近づいたら見られてる状態で発動した時は普通に気づかれたらしいのだ。

そして、目を離した隙に発動した時は少し見失った感じにはなったみたいだが明るいとそのあと普通に話しかけられたらしい。


その日の夜に薄暗い状態で試すとかなり気づかなくなったみたいで見えている状態でもやはり暗いと分かりづらいみたいだ。


そして、俊足と併用すると全然見つからないことに気がついたらしい。


あとは体が触れるとすぐ気づかれたみたいなので非接触が条件なのではないだろうか。



てっちゃんもスキル検証はすごい楽しかったみたいで土日はずっとスキルの事ばかりを考えていたとか。貸した漫画は当分返ってこなさそうな気がするな。




次にトシくんの検証結果。


鑑定はひたすらいろんなものを鑑定していったみたいで、魔石の鑑定結果も教えてくれた。



魔石(極小)

・スライムから取れる魔石

・ごく少量の魔力が内包されている


魔石(極小)

・ゴブリンから取れる魔石

・ごく少量の魔力が内包されている



同じ魔石だが鑑定内容にはどのモンスターから取れたかが表記してあるみたいだ。見た目は少し大きさが違うがどちらも極小という表記だ。



そのあと鑑定で分かったのは武器作成にも鑑定を使ってみたところ詳細がわかったそうだ。



武器作成

・モンスターの素材や鉱石と魔石を使い武器の作成ができる

・魔石のランクにより武器のランクが決まる



との事だった。

そして、極小の魔石ではできないと直感的に感じることはできているみたいなので、今後大きな魔石が手に入ったら試してみよう。




そしてもう一つ話すことがあった。

それは実はトシくんに任せてダンジョン内の動画を撮影していたのだ。

これを動画サイトにアップして収益化できないかと企んでいるのだ。



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>ごく少量の魔力が内包している →魔力「を」内包している または 魔力が内包「されている」 魔力の中にさらに何かがある場合は原文のままで
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