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我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができたら〜  作者: 一日千秋
ダンジョン創世編

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87話 田口、道場辞めるってよ



自分の名前は田口健太です!

高校1年生です!よろしくお願いします!



挿絵(By みてみん)




高校生になって充実した学校生活を送るぞ!と意気込んで入学したものの意外とそうはならなかったんです。


自分は家の近くの高校に進学したんですが学校が終わったらすぐに帰宅して家の手伝いをしている。



部活にも入らないで何をしているかというと自分の家は古くから続く柔道場なんです。


ひいじいちゃんのときから続いているらしく、父さんも自分を継がせる気、満々なんです。


その父さんはとても厳しい人で学校も近くにしろ、すぐに帰って手伝え、柔道をやるのは当たり前、手伝わないとめちゃくちゃ怒られるんです。



はぁ、、、もう嫌なんだよな。




でも門下生のみんなを見ると辞めれないんだ。


子供から近所のおじいちゃんまで老若男女さまざまな年齢の方が通ってくれている、父さんやおじいちゃんが町の人に好かれているかというのがわかる。


厳しい人たちだけど根は優しい人なのはわかってる。だから余計に辞めれないんだ。



でも、世界にダンジョンが出来てから自分の意思は固まってしまった。

だって、絶対探索者になってダンジョンに行きたい!男だったらロマンを求めるのは当たり前のことだと思う。



そして、異世界漫画研究部っていう部活に親には言わずに勝手に入部したのだ。



山田先輩って人がダンジョンに潜っていてめちゃくちゃ有名だから何か勉強できるかなって思って、最初はこの部活に興味を持ち出した。

でも、この部活は先輩の3人で活動してて、佐藤先輩はダンジョンで戦うのは苦手って言っていた。


チャンネルの撮影しているのは千夏先輩らしいんだけど、え?あのアクション映画みたいなの撮影してる人ってめちゃくちゃ凄い動きしてそうだけど?と思った。


何だか凄い人達がいる部活に入ってしまったのでは?


だから勇気を出して入って良かった!




対人戦は柔道をやってるからけっこう自信があるけど、モンスターってなると全く想像がつかない。


早く戦闘してみたい。ワクワクする。




それから数日後。

夕飯の後、父さんに話すことにした。



自分は父さんに言うのが怖くて緊張しながら、でもそれを隠す様に大声で話し始めた。


「父さん!ちょっといいかな、、、

自分、部活に入ることにした!父さんにはなんと言われようとそれだけは絶対にやりたいんだ!」



「道場の門下生の皆さんや柔道を裏切ってまで、やりたいことなのか?」


父さんは今までにないくらい真剣な目をしてこちらを見つめながら話す。



自分は少し詰まらせながら言う。

「、、、そ、そうですっ!柔道や皆さんのこと好きですが、、、でも、今、本当に一番やりたい事ですっ!」



「そうか、お前がここまで言うならそれは自分の中でさぞ大切な事なのだろう。よし、、、わかった。部活を許してやろう」



「え、いいんですか!?」



「たまには道場も手伝いなさい。」


父さんはそういい残し、自分の書斎へと入ってしまう。



こんなにスムーズにいくなんて思ってもいなかった。父さんのことだから怒って引き止めると思って覚悟していたのに。



でも、まだ次がある。父さんにはダンジョンに入りたいと言わなきゃいけないんだけど、


まだ早いかなぁ。




はぁ、、、言うのが憂鬱だな。





最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
息子に手伝わせといて「柔道を裏切る」とか言う相手に罪悪感持たせる表現使っといて最終的に理解ある親ムーヴしてる父親に不快感を感じる。それって貴方の価値観ですよね?
言いたい事はまとめ言った方が良い変に分けたら余計話し辛くなる
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