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我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができたら〜  作者: 一日千秋
ダンジョン創世編

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80話 てっちゃん考案のダンジョン推進案



「さて、申請もできたことだし、どうしようか、てっちゃんの所でも行ってみるか」



「それいいね!」



俺たちは中腹にある闘技場へ向かうことになった。





ガルシアの闘技場は山肌を削って築かれた、とても巨大な建造物で、近寄って見ると圧巻だ。


闘技場はまるで巨人が拳でくり抜いた穴の跡に建てられた神殿のようだ。そこから人の歓声が波のように漏れ、空気を震わせている。



「すげぇ、ファースとはまた違った雰囲気だな」


俺は思わず足を止め、淡々とした声ながらもわずかに息を飲んでいた。



「ね、ね。遠くから見ても大きいって思ったけど、近くだと桁違いすぎるよ」


隣でトシくんが目を丸くしながら口元をほころばせる。優しくて大人しい性格のトシくんでも、この光景には抑えきれない興奮が滲んでいた。



二人は受付の列を進み、観客席へと向かっていく。



トシくんが小声でつぶやく。

「ここで、てっちゃん戦ってるのか」



「バトルジャンキーだよな、ホント」


そして、客席へと続く階段を登りきった瞬間、、、視界が一気に開けた。



観客席は何層にも重なり、互いの熱気を飲み込みながら熱狂の渦を作っている。歓声・怒号・期待・興奮、感情のすべてが渦になり、空気を震わせていた。



その渦の中心にはてっちゃんがいるではないか。

そして、てっちゃんの試合はすぐに終わった、それもてっちゃんの圧勝で。



ランキング戦でまだ順位が下の方だからか、俺には見応えがなかったように感じた。だが観客席ではルーキーが上位ランクを倒す事が盛り上がるっぽいのでいい感じに観客が沸いていた。





試合が終わり、待機室前でてっちゃんが出てくるのを待っていると興奮気味のてっちゃんが歩いてくる。



「おう!2人とも来てたのか!俺の試合見たか!?圧勝だったわ!」


てっちゃんは俺たちを見つけて少し遠くから話しかけてきた。



「お疲れ!見たよ、歓声すごかったな」



「ね!凄かったよ!」



「ありがとな!てか、もう用事終わったのか?」



「また特許申請しに行ってさっき終わったところだよ!」



「じゃあメシでも行こうぜ!ちょっとさ、思いついた事があるんだ!」




俺たちは3人で屋台が出ている場所にいき、食べ物と飲み物を買って外に出ているテーブルに座る。

するとてっちゃんが勢いよく話し出した。



「なぁ!闘技場ってさルール設定できるだろ?あれを利用してさ、てっちゃんねる武闘大会やらねぇか!?絶対盛り上がるだろ!もちろん自力でファースに到達した人たち限定でだけど!あとはあれか!YoTube撮影OKな人で!」



「え!それ面白そう!いいんじゃない!?」

トシくんは興奮して返事をする。



「確かに。それ面白そうだ、てっちゃんねる武闘大会か、問題はどのくらい人が集まるかだな」




「YoTubeで呼びかけてみようぜ!」




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