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我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができたら〜  作者: 一日千秋
ダンジョン創世編

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56話 商人ギルド



「では商人ギルドの登録規約についてご説明いたします。」



「まず、商人ギルドへの新規登録料は五万Dコインとなっております。こちらは初回のみの費用です。」



「次に、年会費についてご説明いたします。会費は商人ランクによって異なります。

ブロンズは一万Dコイン、シルバーは三万Dコイン、ゴールドは十万Dコイン、ダイヤモンドは三十万Dコイン、以上でございます。そして、ランクの特典としては、まず高ランクになるほど出店の際の物件や人材の確保を優先的に行うことができます。また、他の街まで移動する際も優先的に順番が回ってきます。」



彼女は一定の速度で、淡々と続けた。



「税についてですが、商人ギルドに登録された売上に関しましては、収益の一割が自動的に控除されます。そのため、個別に税を納める必要はございません。」



「また、登録時にはご自身の商売のジャンルを設定し、商会名をお決めいただきます。その際に、ギルド提携銀行の口座を併せて開設することができます。こちらは任意ですが、多くの商人様がご利用されています。」



「商会登録は他の街で共通して有効であり、他の街の商人ギルドでも確認が可能です。支店開設の際に便利かと存じます。」



彼女は淡々と話し続ける。



「商人ギルドでは、特許申請も受け付けております。申請が通りました発明や技術を他者が使用した場合、その売上の三割が特許保持者様に自動的に支払われます。」



「また、あなた様が仕入れた商品をギルドに卸すことも可能です。ただし、取り扱いにはまとまった数量が必要となります。売れ行きが良好な場合、売却額の三割を報酬として受け取ることができます。」



そして最後に、淡々と締めの説明に入る。



「商会の店舗紹介や、人材募集の掲載もギルドにて承っております。これらには別途手数料が発生いたします。詳細は手続きの際にご確認ください。」



彼女は深く一礼する。



「以上が、商人ギルドの主な規約となります。ご不明な点がございましたら、お気軽にお尋ねくださいませ。」



「はい、大丈夫です。ちなみに特許申請は今はどんなものがあるのですか?」



「はい、例えば魔力節約型ランタンの仕組み、魔力検知式ドアロック、契約魔術を用いた魔術契約書、魔力式井戸ポンプ、無音式馬車などでしょうか。」



「他には経済の仕組みなどはどうですか?」



「そうですね、そちらは魔石定価安定システムや契約魔法システムなとが挙げられます。」



「わかりました、またわからないことがありましたら伺います!ありがとうございます。では登録をお願いします。」



「かしこまりました。では商会の名称とジャンルを伺います。その後、口座を制作致しますか?」



「はい、サトウ商会で食品の取り扱いでお願いします。口座もお願いします。ちなみに食品以外の事業を追加したい場合はどうしたらいいですか?」



「その場合はギルドに追加申請が必要となってきます。ですがこのカウンターで即日追加が可能なのでいつでもいらして下さい。」



「わかりました。」


「ではまず初回の新規登録料が五万Dコインと年会費は分割と一括を選択することが可能ですがどういたしますか?」



「じゃあ一括でお願いします。」

トシくんは先ほど冒険者ギルドで魔石を換金したのでそこからDコインを支払う。



「はい、確認できました。では次にこちらの魔石に手を当てて下さい。本人登録をいたします。」



トシくんは横に置いてある魔石に手を当てる。


「登録完了いたしました。ではトシサトウ様、ブロンズランクからのスタートです。ランクは収益から税の徴収が自動的に行われていますので、それによってランクが上げることが可能です。その際はこちらからご連絡致します。では、今回取り扱う食品はどういったものをお考えでしょうか?」



「えーと、何個か持ってきたのですがこの街にこういうものはありますか?」



「これは、、、私は見たことないのですが差し支えなければ味見をしてみても構いませんか?」



「ええ、かまいませんよ。」



担当のアリスさんがその食べものを口に運ぶ。

すると口に入れた瞬間、目を見開き頬を手で押さえ、震えた。



「失礼しました。取り乱してしまい、申し訳ありませんでした。ではこれらの食品を登録致しますがよろしいでしょうか?」



「はい、よろしくお願いします。」




こうして、無事にサトウ商会は始まったのだった。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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