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我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができたら〜  作者: 一日千秋


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44話 魔石換金



「アーシャさんありがとうございました。では登録をお願いします。俺と友人の2人です。」



「はい、かしこまりました。ではこちらの魔石に手を当てて待っていて下さい!」


俺は魔石に手を置く。



「はい、マサト チナツ様ですね、登録完了しました。G級からのスタートとなります!」



「じゃあ俺もよろしくお願いします!」



てっちゃんも魔石に手を置く。



「テツヤ ヤマダ様、同じくG級からのスタートとなります!」



「ありがとうございました!」



「そういえば、ここにいる他の冒険者の方もダンジョンを攻略されてるんですか?」



「そうですね、先を目指している方か、ここに定住している方に分かれています。20階層にもダンジョン街があるそうで、そちらを目指す方も多くいますね。ただ、ダンジョンの外から来た方とダンジョン内に住んでいる方ではダンジョンの階層のレベルやエリアも異なる事があると聞いた事があるので注意してください!」



「そうなんですか、詳しく知れてよかったです。あ、そうだ、魔石の換金もお願いしていいですか?


「もちろんです!ありがとうございます!」




俺たちは今まで狩ってきたモンスターの魔石や素材を出そうとしたが多すぎて一旦止められた。



奥のカウンターの方に行ってくださいとの事だったてのでそちらに行き、物を出していく。



するとカウンター周辺はザワザワしてきた。

なんか高そうな物でもあったか?



「こ、こちらで全てですか?」



買取カウンターの青年が引き攣った笑顔で受け答えしてくれた。



「そうですね、よろしくお願いします!」



レベリングもしっかりしているので魔石の数は多分多いだろう。


魔石(極小)×800→ゴブリン

魔石(小)×700→武器ゴブリン、オーク、ヘビ

魔石(中)×400→鬼以降の敵

魔石(大)×1→総大将


大まかにこんな感じだ。あと素材。


計算後こんな感じになりました。


800×30D=24,000

700×50D=35,000

400×1,000D=400,000

1×100,000D=100,000

素材、武器など90,000


649,000Dコインとなった。



これはどうなんだろう。

カウンターの青年も引き攣っていたし、初回だと多い方なのだろうか。



帰り際にアーシャさんに聞いたらG級ではあり得ないらしい。


おお、なんか異世界転生のテンプレをやってる気分になったので気分がいい。



その後、俺たちは冒険者ギルドをでると、、、そこで5人の男達に声をかけられた。しかもガラの悪いやつらにだ。これはまたテンプレきたか!?



「なぁ、にいちゃん達、ちょっといいか?今、金がたんまり入ってたよな?ちょっと俺らと遊んでかないかい?」



「あんたらは?」



「俺たち先輩冒険者だからよぉ、ちょっと手解きしてやるよ、闘技場でちょこっと決闘でもしねぇか?」



決闘か気になるな。



「どんなシステムなんだ?」



「なぁに簡単さ、負けた方が勝った方にDコインを支払う。周りもそれに賭けることができるって仕組みよ。わかりやすいだろ?」



「確かにな、やってみてもいいか、てっちゃんどう思う?」



「俺もやりてぇんだけど!」



「お!にいちゃん達いいねぇ!2vs2ってのもあるんだぜ、掛け金は高くなるが面白いぜぇ!」




トントン拍子に俺らはチンピラたちと賭け試合をすることになったのだった。



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