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我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができたら〜  作者: 一日千秋


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40話 だだっ広い平野



螺旋階段を降りで円柱の建物から出ると、そこはだだっ広い平野があった。


横の転移陣に乗ってみるとオープンワールド(平野)となっている。そのままだ。



辺りを見渡すと先ほどの山が後ろの遠くに見える。


山を背にして真っ直ぐ前を目を凝らしてみると薄っすらと街みたいなのが見えるのだがここはダンジョンの中だよな?



「てっちゃん、あれ街だよね?みえる?」



「たぶん、街だな、あれ、どゆこと?」



「なぞだ、まぁいってみよう」



俺たちは気になったのでひたすら真っ直ぐ歩くのだったが、そこへはまだまだ着かない。



街に向かって歩いていると街道が現れた。


人工物がダンジョンにあるのは少し違和感だったがそこを道なりに進んでいく。



すると、遠くの方から黒い馬の群れがやってくるのが見えた。多分10頭くらい。



だが、よく目を凝らすと馬の上には人が乗っているではないか。

ダンジョンに人?どゆこと?

そして、その馬も額には長く鋭い角がついている。



だんだんその集団が迫ってくると先頭の馬に乗っている髭面の男が見えてくる。



「お前ら、あいつらを殺せ!身包み剥がしちまえ!」


「へいっ!お頭っ!」




はい、盗賊でした。



ピロンッ

《ダンジョン内で初めてヒューマンと接触しました。ステータスに種族が追加されます》



ん?種族とは。あとで確認しよう。

まずは目の前の盗賊だな。倒してしまっていいんだよな?これ。



「てっちゃん、なんか盗賊っぽいから倒しちゃおうか、人っぽいけどいけるか!?」



「多分いける、俺は毒だからやりやすい!」



「確かに!」



よし、やってしまおう。



まずは収納から大岩を取り出し、投擲!

馬から落とすと次から次へとグレートソードの餌食にしていった。馬も一緒に。

盗賊の中には火の玉の魔法を使ってくるものもいたが蹴散らしていく。


盗賊と馬は霧になって消えていく。

盗賊もモンスター扱いみたいだ。



そして、盗賊のお頭だけ生き残っていた。



「てめぇらよくも俺の子分をやってくれたなぁ!覚悟しろよっ!」



「そっちが先に仕掛けてきたんだろっ!?」



てっちゃんが答えるがすぐに魔法を使ってくる。



「ファイアストーーム!」



デカい炎の竜巻だ。これはさすがに避けるしかない。



大きく迂回して、お頭を狙いにいくが、また魔法が放たれる。



「ファイアストーーム!!」



俺とてっちゃんは二手に分かれたが俺の方に魔法が飛んできたのでまた大きく避ける。



その間にてっちゃんがお頭に毒ナイフで傷をつける事ができたのでだんだん動けなっていく。そして、ナイフで決着をつけてくれていた。



意外と大きな魔法だったな。ファイアストーム。

いかしてる。



そして、お頭のドロップは魔石と紙?スクロールかっ!?

馬は魔石と角と馬肉だった。


スクロールは鑑定が楽しみで仕方ない。




そして、お頭を倒したところから魔法陣がでて、階段がまた現れた。



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