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我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができたら〜  作者: 一日千秋


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36話 てっちゃんの日常


俺は山田哲也。


高校2年で元サッカー部だが今はマサトの作った異世界漫画研究部という部活に入ってる。



マサトとは小っさい時から仲が良くて、最初は親同士が仲良かったらしい。



それで小さい時はマサトも一緒に地元の少年サッカーチームでサッカーをしてたんだ。


中学に上がったらマサトは辞めちまったが俺はそこそこ上手かったから続けてた。



ハプニングが発生した、高校生になる直前に俺の両親が離婚したんだ。



俺は母さんの方についていく事になったのだが、

そこから一気に貧乏になってしまった。


すぐ高校に入学して、その時はいったんサッカー部には入ったんだが1年の夏前に家の経済状況が悪くなってバイトしなきゃいけなくなってしまった。だから部活を辞めたんだ。それで元サッカー部ってわけ。



サッカーがめっちゃ好きかって言われたらまぁ昔からやってたし、それなにり上手かったから辞めてなかっただけだから意外と辞めたら辞めたで平気だった。


それでマサトが活動は自由だから俺の部活入れよって誘ってくれたんだ。漫画は好きだったしな。



普段は家の近くのホームセンターでアルバイトをしていたんだけど、たまにマサトもそこを手伝いに来てくれたんだよな。ありがたい。



んで極め付けが2年に上がる直前に母さんが体調崩して、本当に金がなくなってきた。



マジで本格的に学校辞めようかってくらい迷ってたんだが、そんな時にあのダンジョンができたんだ。



で、マサトがダンジョン忍び込もうって誘ってくれて、その後かなり使えるスキルをゲットしたんだ。

それがなかったら一発逆転なんて考えられなかった。



そこからは怒涛の日々だった。



ダンジョン潜って戦って、またスキルゲットして、動画撮って、探索者の勉強して、試験受けて、自分のチャンネルまで作って、そして、会社も作って。



なんか小難しいことはあまりわからないけどマサトとトシは何かスゲェ気がする。そして、上手くいってる気がする!

あいつらと一緒なら何でも出来る気がするんだよな。



こっから俺はたくさん金を稼いで、母さんと弟を絶対楽させてやる。



しかもダンジョンでなら凄いポーションで母さんの病気もワンチャン治せんじゃねーかって思ってる。

もっと深くまで潜れば絶対あるはずだ。



だからもっと強くなろう。



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