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我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができたら〜  作者: 一日千秋


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31話 オープンワールドの探索


今回はまず数の少ない電気豚を倒して行こうと思う。そして、俺は前回の探索で魔法耐性SSというスキルをゲットしたのでどれほどのものなのかを実際に体感しておきたい。



なので、まずはてっちゃんに撮影を頼んで俺一人で特攻してみることした。


俺は勢いよく電気豚に向かって走り出すと豚もこちらに気がつく。そして、前にも見た電気の膜を2メートルほど放出したのだ。


まずは念のため補助魔法プロテクトを使って万全の体制で突っ込むと電気は全く感じなかったのでそのまま豚にグレートソードを振り下ろす。俺の身体強化はこの階層ではまだ通用するみたいで豚は真っ二つに両断されて霧になって消えた。


そして、もう1匹の豚にはプロテクトなしで突っ込むとほんのり痒い感じがしたのだがこの程度ならプロテクトの効果がなくても特に問題なさそうではある。



次の戦闘は途中でてっちゃんに交代して電気豚との戦闘経験を積んでもらうことにする。


だが、てっちゃんにもプロテクトは使ったが一応遠距離でとのことだった。さすがに痺れそうだからな。

てっちゃんは毒付与ナイフを数本投げて、それが豚の表面に刺さったので数分で終わるだろう。


電気豚からは魔石と豚肉のドロップだけだった。



次はウルフとの戦闘だがウルフは少し近づくと逃げてしまうではないか。そんな敵もいるのかと思い、一旦諦めることにする。



なので10階層を散策することになった。



そういえば、今回からは俺のメイン武器はミノタウロスからドロップしたグレートソードを使っている。鬼の大剣でも良かったのだが今はオープンワールドで広いので心置きなく戦えるためこっちにしている。


そして、てっちゃんはバトルナイフはそのまま使い、ゴブリンナイフを500本以上は常備している状態だ。


他にも服装についてなのだが試験の日や今回のダンジョンに入って浅い階層はただの動きやすい服装で行動している。

でないと、あの動画に映ってるってバレるかもしれないからな。


てっちゃんはあのチャンネルには映ってないので服装は変えなくて大丈夫で俺だけ着替える感じになるのだ。




まぁそんなことはさておき、少し前からふと気になった事がある。オープンワールドの端っこに到着しないんだけど。なんで。

さっきから向こうに見える山とか森に近づいている感じが全くしないのだ。


オープンワールド(草原)の草原ってマジで草原だけなのかな?でも、多分そういうことだからどっかに階段とかがあるのか?


かなり細かく探していくしかなさそうだな。




俺たちはその土曜日の残り時間をかけて歩き回ったのだが全く階段らしきものを見つける事が出来なかったのだ。



これはウルフのリーダーっぽいヤツ倒すしかないのかな?それが可能性高い気がするな。



そうと決まれば、ウルフのナワバリっぽい方に進むことにした。


ウルフのリーダーはけっこう目視はすぐできる場所にいつも距離をとっている事があった。多分警戒心からなのだろう。


めんどくさいので俺は身体強化を使って、てっちゃんも俊足でウルフを追いかける事にした。



「よし、じゃ全力で鬼ごっこといきますか!」



「いいね!どっちが先にリーダーっぽいやつ倒すか勝負ってか!」



こうして、いきなり親友バトルが勃発したのだ。



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