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我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができたら〜  作者: 一日千秋
ダンジョン創世編

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20話 再びボス戦



目の前の豪華で大きな扉を勢いよく開ける。


すると中も大きな広間が広がっていて、その中央にはこれまたダンジョンには欠かせないモンスターがいた。


筋骨隆々な黒い体に黒と金色の鎧を纏っているウシさんだ。そうミノタウロスだ。ただ普通と違うとしたら腕が4本あること、大きめのグレートソードを4本持っている。


身長は3メートルほどで筋肉もすごいのでスピードもあるのではないかと思われる。



部屋の中に足を踏み入れた瞬間、


ブボォォオォオ!!!


ミノタウロスが絶叫した。そして、勢いよく突進してきたのだ。



「てっちゃんは背後に回って!俺が受ける!」



「おけっ!」



俺は収納から8階層のドロップ品である鬼の持っていた大剣を取り出す。



ミノタウロスはグレートソードの切先を体の前に4本重ねるとそのまま突っ込んできた。



ブモブモォォ!!



俺は大剣でそのグレートソードの重なりを全力で横から薙ぐ、ガギンっと激しい音が鳴り、グレートソードの軌道がズレるとその勢いのままミノタウロスは俺の横を通り過ぎていった。そのまま壁に衝突するかと思いきや、ミノタウロスはすぐに旋回し、こちらに向き直った。



次は、グレートソードを振り回しながらこちらに迫ってくるが俺は素早くソードの軌道を回避しながらミノタウロスの懐に潜ろうとする。が、ソードの連打が待ち受けているので無理そうなものは大剣で薙ぎ払い、こちらの動線を確保していく。



この攻防の隙にてっちゃんは背後に回り、ミノタウロスの足にナイフで切り付けていた。


それに気を取られたミノタウロスはこちらから一瞬目が離れる。ここを逃さない!手前に出ていた腕に大剣を振り落とす。


バシュッと血が吹きでて腕は地面へぼとりと落下した。



ブボォォッ!!



痛みでソードを適当に振り回し始めた。

その間にもてっちゃんが少しずつナイフでの傷を増やしていき、少しずつ剣速が遅くなっていく。



遅くなった剣の軌道は容易に予測でき、振り終わった瞬間そのタイミングに合わせて大剣を一閃、またも腕を一本切り落とた。残るは2本。



ミノタウロスは肩で大きく呼吸をし、息も絶え絶えだ。最後の足掻きなのか、グレートソードを大きく上に振り上げたかと思うとその腕の筋肉を最大限に使いグレートソードをこちらに投擲してきたのだ。



ビュンッ



凄い勢いのグレートソードがこちらに迫る。



ガギンッ!


俺は咄嗟のことでハッとした表情をし、驚いたが大剣で薙ぎ払い、そのままミノタウロスの方に駆け出した。最後のグレートソードが斜め上から迫り来るがそれも大剣で弾くとミノタウロスの頭が少し下がった位置にある。


今だっ!



ミノタウロスの頭と肩の間の首の位置に大剣が斜めに吸い込まれる。瞬間、血飛沫が舞い上がったと思ったらそのまま霧となって消えていった。




「勝った!てっちゃんお疲れ!」



「おつ!ミノタウロス迫力やばかったな」



「ほんとだよね、結構びびった」



「まぁとりあえず無事でよかった!」



2人で安堵しているとそこにドロップ品が現れる。魔石とミノタウロスの角とグレートソード1本だ。

魔石は今まで見た中で1番デカいもので、グレートソードは大剣より少し大きくて切れ味も良さそうだ。俺のメイン武器にしよう。



「俺このグレートソード使っていい?」



「いや、マサトしか使えないだろ、そのデカさ笑」



「てか、てっちゃんナイフ投げの練習してみたら?投擲ってスキルゲットできるよ!俺、岩投げてたらゲットした!」



「マジか、ゴブリンナイフ大量にあるからあれ使おうかな」



俺は収納の中のナイフを全部てっちゃんに渡す。


そんなやりとりをしてると突然部屋の中央にいつもより豪華な階段が現れたのだった。



そして、俺たちはその階段をゆっくりと降りていく。




元々バスターソードになってましたがグレートソードに変更してあります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
バスターソードってff7のクラウドの武器の固有名称だったような
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