表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
我らダンジョン攻略部〜もしも現実世界にダンジョンができたら〜  作者: 一日千秋


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

16/112

15話 報酬確認



通知が多かったので確認していく。

まず、転移陣が使用できるとのことだが5階層に降りたら階段の横に微かに発光している白い魔法陣が描かれていた。とりあえず、これに乗ってみることにする。すると目の前に半透明のウィンドウが出た。


転移先一覧

・1階層

・5階層


とのことなので帰りやすくなった。時短最高。

今回は選択せず、魔法陣から降りる。




次の確認は魔力。


ステータスを開き、ウィンドウを見る。



千夏将人

LV.6

魔力 60(+500)

スキル 鉄壁SS 身体強化S 収納A 棒術F 健康SS

補助魔法S



スキル増えてる。ありがたや。健康はマジで謎すぎるけど補助魔法はこれからの探索で使えるはずだからありがたい。



「てっちゃんどうだった?」



「レベル6になって魔力が60あってプラス500だって!なんか多いんじゃね!んでスキルが増えて毒無効SSと毒付与Sだって!攻撃スキルか!?」



「どんどん暗殺者に近づいてるよね」



確認も終わったことだし、また戻ってボスゴブリン周回してレベルをあげながらスキル検証といきますか。




〜〜〜〜〜



まず健康は置いといて補助魔法いってみよう。


感覚的に使える魔法は今は二つしかないみたいで一つ目がプロテクト。防御力を上げる魔法で自分や味方、物にもかけられるみたいだ。二つ目がアタック。これは筋力を上げるもので身体強化を自分や仲間にかけられる。だから俺は二重で身体強化できるということでどんどん化け物になってきている気がする。



ボスゴブリンのあの棍棒、俺は素手で抑えられる気がしてきているが試すのが意外と怖い。

やってみるか。



ボスゴブリンの前に無防備に歩いていき、棍棒の衝撃を待つ。


グガァぁ!!


ビュンッ!!


巨大な棍棒が迫りくる。あのトゲトゲいたそう。と考えてるうちに俺は手を棍棒の方に出した。

すると衝撃は体に伝わらず、手の先の方で止まる。


おお!行けた!これなら怖くない。

次は手も何も出さないで攻撃を受けてみる。もちろん補助魔法のプロテクトはかけてある。



ビュンッ!!




バゴンっ


「、、っ!」



ドガッ



俺の体は勢いよく吹っ飛び大部屋の壁に激突する。



「マサトっ!大丈夫か!?」




「、、、、あ、ああ、、痛みとかはないから、安心して」




そう、吹っ飛んで激突したのに痛みは全くなかった。発泡スチロールで叩かれた時より痛くない感じというのか、全く痛くない。

でも吹っ飛んだのだ。体重はそのままだから抵抗しないと吹っ飛ぶのかな?


次にまた手で棍棒の衝撃を殺すことができ、補助魔法が切れてからも難なく棍棒を防ぐことはできたのだった。






次はてっちゃんの番なのだが毒をトンカチに付与してぶん殴るだけなので前と変わらず、隙を見て攻撃していく。

この毒だが粘膜に触れないとあまり効きが良くないみたいなのでトンカチだと効率が悪い感じがした。目を攻撃したときは毒がすぐ効いてきた感じがしてたが他の部位だとなかなか難しそう。


なので僕が持ってきている父親のバトルナイフを貸してあげた。ナイフに毒付与してかすり傷でも付ければSランクのスキルなので速攻で毒が周り動けなくなる。毒付与したナイフをボスの体に刺して長時間置いておくと勝手に霧になって消えていった。

このスキルは接触時間が長ければ長いほど強力な毒になっていくのだろう。



よし、とりあえず検証はこんなところか。

5階層から先にいこう。


そういえば、戦闘動画はトシくんに随時送っているので投稿の反応も楽しみだな。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
ボス討伐報酬宝箱出ないの?。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ