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モンスターがあふれる世界になったので、好きに生きたいと思います  作者: よっしゃあっ!


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226/274

226.傲慢

遅れてすいません。

活動報告を更新しました。


前回のあらすじ

モモが取られた。ぶっころ


「うぅ……ぐるるる……」


 モモが呻る。

 その声に俺は思わず耳を塞ぎたくなった。

 モモが呻り声を上げている対象は知性ゾンビではない――俺だ。

 

 モモが俺に敵意を向けている。

 

 その事実に、俺は胸が押しつぶされそうになった。

 浅い呼吸を繰り返し、胸を押さえながら、後ずさる。

 すると、モモも一歩前に出た。

 俺を逃がすまいと。

 俺を――、

 

「モモ……やめろ……」

「うぅ……」


 モモは酷く苦しげな表情を浮かべた。

 嫌だ、やりたくないという思いがひしひしと伝わってくる。

 だが次の瞬間、モモは影を纏い、俺に飛びかかってきた。


「うぅ……わぉぉおおおおおおおおん!」

「ッ――モモ!」


 ビリビリと大気が震え、アスファルトに亀裂が走る。

 モモの『叫び』のスキル。

 進化を重ね、レベルを上げた今、その威力はハイ・オークすら凌ぐ力になっている。

 アカの防御とキキの支援魔法がなければ、今の俺でも無事で済まない程の威力。

 地面に影を縫い付け、吹き飛ばされそうになりながらも何とか耐える。


「ぐぅ……モモぉ!」

「ッ――わんっ」


 モモに向けて影を放つ。

 あくまで拘束用の影だ。

 モモを傷つけるつもりはない。

 だがモモはこれをすんでの所で躱した。

 自分の影で弾き、その反動を利用し、俺から距離を取る。

 ……俺たちがモンスター相手によく使っていた戦法だ。

 それを身内相手に使うなんて……。


「きゅ、きゅー……?」

「? ……(ふるふる)?」


 アカとキキが混乱した様子で俺を見つめてくる。

 二匹はまだ状況を飲み込めていないのだろう。

 更に上空からソラの念話が届く。


『カズト! ドウイウ事ダ? 何故、モモがオ前ヲ攻撃してイル?』

『敵のスキルで操られてるんだ! 済まない、油断した!』

『ナンダト? よくもモモを……! あのゾンビめ……許さヌ! 絶対ニ許さヌゾ!』


 念話と共に怒りの感情が伝わってくる。

 ソラがモモの為にここまで感情的になってくれることが嬉しかった。

 でも、


『駄目だ! ソラはそのまま上空で待機してくれ!』

『何故ダ!』

『敵のスキルの条件が分からない以上、お前まで操られたら、それこそ最悪だ!』

『ヌ……ッ』


 今この状況で、ソラまでアイツの手に渡ったら、もう俺たちに打つ手はない。

 もしもゾンビの本命がモモではなくソラだとしたら……いや、その可能性の方がずっと高い。

 だとすれば絶対にソラを奴に近づけさせるわけにはいかない。


『頼む……俺が絶対にモモを助ける。だから、待っててくれ』

『……良カロウ。ダガ、カズトよ――死ヌナよ?』

『分かってるよ、ありがとな、ソラ』


 俺たちに任せてくれる。

 ソラの信頼が嬉しかった。

 

「きゅ、きゅー……?」

「……(ふるふる)?」

「大丈夫だよ、絶対に俺が何とかするから。アカとキキも影に隠れててくれ」


 モンスターである以上、アカとキキもこのまま戦わせるのは危険だ。

 よし、落ち着け。

 現状を確認しろ。

 あの知性ゾンビは何らかのスキルを使って、モモを操っている。

 おそらくは学校で戦った魔物使いの少女と同じ系統のスキル。


(……『癒しの宝珠』を使うか? これを使えば、おそらくモモを助ける事が出来る。でもこれは一回だけのアイテムだ。また同じスキルを使われれば意味がない……)


 ならばやるべき事は一つ。

 あの知性ゾンビを倒す。それだけだ。


「きゅー……」

「……(ふるふる)」


 頑張ってね、という視線を送りながらキキとアカも影に隠れる。

 それと同時にモモが駆けだした。


「わんっ!」


 再び俺に向かって来る。

 速い。

 犬特有のバネのある機敏な動き。

 何度この動きで敵を翻弄して来ただろう。

 

(分かってる。モモは強い。まともに戦えば俺だって危ない)


 誰よりもその強さを隣で見てきたんだ。

 でも、だからこそ、その『弱点』も誰よりもよく知ってる。


「――アイテムボックス」


 俺はアイテムボックスを使い、モモの『足元』のアスファルトを収納した。

 周囲一帯ではなく、一部であれば俺のアイテムボックスにも収納可能。

 当然、モモは一瞬宙に浮く形になる。


「わぉ――!?」


 その瞬間、モモの纏う影が消える。

 影のスキルは地面に足が付いていないと発動できない。

 これは最初の頃から変わらないモモのスキルの弱点だ。

 通常の戦闘であれば、俺のアイテムボックスでこの弱点をカバーして戦ってきたし、条件次第では緩和することもできる。


(誰よりも一緒に戦ってきたんだ)


 手の内はお互い、全て知り尽くしてる。

 無防備になったモモへ、俺は一気に接近する。

 

「わ――」

「――モモ、ごめんな」


 叫びのスキルを使おうとするモモの鼻を叩き、スキルを強制的にキャンセルさせる。


「きゃうっ!?」


 心が痛む。

 どうして俺が、モモに手を上げなきゃいけないんだ。

 でもこれしかない。

 影のスキルは使えず、叫びも強制的にキャンセルされ、今のモモは攻撃も防御も回避も出来ない。

 一気に足元の『影』を展開し、モモを覆い尽くす。


「――わぉん……」


 抵抗もなくモモは俺の『影檻』に収納された。

 収納される寸前、モモは安心した表情を浮かべていた。

 操られていてもモモは俺を信頼してくれた。

 俺なら自分モモを何とかしてくれると。

 そう信じたからこそ、全力で向ってきたのだ。


「ありがとな、モモ……。窮屈かもしれないが、少しだけ待っててくれ」


『影』のスキルは、俺よりもモモの方が強い。

 操られている以上、内部で抵抗されれば精々持って数分だろう。

 その間に――、


「おい……」


 知性ゾンビを睨み付ける。

 するとヤツは不敵に笑い、


「お、いいね。良い表情だ。ようやく上っ面じゃない。君の内面が見れた気がするよ」

「――」


 その声に、その表情に、俺の頭の中で何かが切れた。

 誰に手を上げさせたか、分かってるのか?

 俺が……この俺がモモに手を上げたんだぞ?

 許さない……絶対に許さない。

 ぐつぐつとマグマのような熱が、体の内側から無限に溢れてくる。


≪熟練度が一定に達しました≫

≪怒りがLV5からLV6に上がりました≫


≪熟練度が一定に達しました≫

≪怒りがLV6からLV7に上がりました≫


≪熟練度が一定に達しました≫

≪怒りがLV7からLV8に上がりました≫


≪熟練度が一定に達しました≫

≪怒りがLV8からLV9に上がりました≫


≪熟練度が一定に達しました≫

≪怒りがLV9からLV10に上がりました≫


≪一定条件を満たしました≫

≪スキル『激怒』を取得しました≫

≪スキル『怒り』は『激怒』に統合されます≫

≪激怒がLV1からLV3に上がりました≫

≪激怒を発動します≫

≪各ステータスが上昇します≫

≪全スキルの威力が上昇します≫

≪思考力が低下します≫

≪熟練度が一定に達しました≫

≪『精神苦痛耐性』がLV8からLV9に上がりました≫

≪思考力が正常へと戻ります≫


「――ぶっ殺してやる」

「やってみなよ」


 クナイを手に、俺は前に出る。

 

「ッ――早いね」

「うぉおおおおおッ!」


 一瞬で距離を詰める。

 自分でも驚くほどの速度だった。

 クナイを振るう。

 知性ゾンビが一瞬遅れて反応する。

 クナイと魔剣が交差する瞬間、アイテムボックスを発動。

 モモの時同様、足元のアスファルトを収納する。


「足場を――」

「火遁の術!」

「ッ――!?」


 足場が消え、互いに一瞬だけ、空中に浮かぶ。

 その瞬間に、俺は火遁の術を発動させる。

 ほぼゼロ距離での超火力。

 

「自爆――いや、反射か!?」


 正解。たとえ自爆技でも俺にはキキが事前にかけてくれた強力な支援魔法バフがある。

 一回だけだが、巻き添えのリスクをゼロにして攻撃が可能なのだ。

 とっておきだが、もう容赦はしない。

 

「げほっ……やるね」


 黒煙の中から知性ゾンビが現れる。

 多少火傷は負っているがその程度。

 畳み掛ける。

 

 次にアイテムボックスから取り出したのは、忍刀。

 超級忍具作成LV5で製作できる武器だ。

 当然最上級スキルで作成した刀だ。ただの刀じゃない。

 この武器は『忍術付与』と呼ばれる特殊なスキルを使う事が出来る。

 文字通り特殊効果として、忍術を一つ付与できるのだ。

 

「――付与『雷遁の術』」


 忍刀にスキルを付与する。

 超級忍術『雷遁の術』。

 放電し青白く光る刀身は、文字通り一筋の雷そのものに変化する。

 

「疾ッ」

「ぐっ――!」


 知性ゾンビの魔剣と俺の忍刀が交錯する。

 瞬間、放電現象が発生し、電圧がゾンビの体を内側から焼き尽くす。

 無論、所有者である俺には感電の危険はない。

 だがゾンビは違う。

 痺れて自由に動けないだろ?

 当然、その瞬間を逃すわけがない。

 

「うぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!」


 斬る。

 頭を、胴体を、腕を、首を。

 とにかく斬りまくる。

 知性ゾンビの体はとてつもなく硬かった。

『急所突き』、『疾風走破』により強化されたステータスとスキル効果を併用し、全力で斬りつけている筈なのに斬撃が浅い。


(『傲慢』のステータス上昇効果か? ……これでもまだ向こうが有利ってことなのか?)


 確かにモモが影檻に収納され、キキ、アカの援護もない、一之瀬さんの射撃のみが援護可能なこの状況は確かに知性ゾンビにとっては有利な状況と言えるだろう。

 でも、そこまで覆しがたいほどの状況か?

 実際、今みたいに攻撃は通じるし、俺自身もまだ大して負傷もしていない。

 戦い方次第ではいくらでも状況は変化する。

 

(まだ何か手を隠しているのか?)


 ああ、腹の中が怒りで煮えたぎっているのに、思考は妙に冷静だ。

 体中に力が漲ってくる。

 さっき取得した『激怒』ってスキルのせいか?

 ステータスが上昇するとかアナウンスが流れてたし多分そうだろう。


「くはっ――」


 血を吐き、ゾンビが凶悪に笑う。

 魔剣を振る。

 刹那、俺の周囲の建物が音を立てて崩れてゆく。

 それでも手を緩めない。

 何度も刀を振り、ゾンビを斬りつける。


「クハハハハハハハッ!! 良い! 良いね! ああ、楽しい! やっぱり君との戦いは本当に楽しいよっ」

「……」


 心底そう思っているかのような口調。

 それが余計に俺の神経を逆なでする。


「……だよ」

「ん?」

「なんなんだよ、お前は! 何のためにこんな事をするんだ!」


 激しい攻防の中、声を荒げる俺に、知性ゾンビは意外そうな表情を浮かべた。

 俺の質問が心底理解出来ないとでも言う様に。


「何でって……」


 そして、ごく自然な表情で、


「そんなの私がモンスターで、君が人間だからに決まってるだろう?」

「……あ?」

 

 一瞬、呆けてしまう。

 その隙に、知性ゾンビは後ろに飛んで俺から距離を取った。


「君たち人間は私たちモンスターを狩るじゃないか。レベルを上げ、スキルを強化し、より強い力を得る。自分たちが生き延びるためにね」

「……」

「別にそれが悪い事だとは言わない。弱肉強食は世界のルールだ。弱者は常に、強者の糧となる。ならば弱者が生き延びるためにはどうすればいいか? 決まってる。考え、策を弄し、隙を作り、強者を討つ。君たちと同じように、私もただそれを、私なりに考えて実行しているだけだよ」

「……ならなんでわざわざ俺たちを狙う? これだけの手間をかける意味がどこにあるってんだ?」

「それこそ決まってる。私が『傲慢』の所有者で、君が『早熟』の所有者だからだ」

「何……?」

「最初に出会った時に言っただろう? 私たちは選ばれた存在なんかじゃない。ただ運が良かっただけの弱者なんだ。弱いからこそ、考えて、考えて、ただひたすらに考えて、強者に牙を突き立ててきた。種族は違えど、私も君も圧倒的弱者だったからこそ、ここまで強くなれたんだ」

「……」

「私は君を尊敬している。心からね。仲間を集め、力をつけ、どこまでも強くなる君の存在は、私にとって、とても眩しいんだ」


 知性ゾンビは魔剣の切先を俺に向ける。


「――だからこそ、私は君を殺したい」


「君を殺し、君を超えたいんだ」


「それが出来た時、私は初めてこの世界に生まれ落ちる、強者となれる気がするんだよ」


 それはあまりに狂った、相手のことなど一切考えない自分勝手な主張。

 人間とは相いれない、モンスターとして完成された思考。

 自分だけで世界を完結させた傲慢な生き方。


「――ふざけんなっ」


 くそッたれにも程がある。

 

「そんな下らない事の為に、お前は俺たちが築いたこの安全地帯を壊して、あまつさえモモをあんな目に合わせたっていうのか?」

「相手の弱点を突くのは戦術の基本だ」

「黙れッ!」

「黙らない。君が仲間を集めて、この世界を生き抜くように、私も私の生きたいように、好きなようにこの世界を生き抜きたい。その為に、考え、策を弄し、全てを利用する。君を苦しめ、君を絶望させ、君を殺したい。それが私の――この世界での、モンスターとしての生き方だッ!」

 

 その瞬間、知性ゾンビの体から膨大なエネルギーが溢れ出した。


「ッ……!? なんだ……?」

「教えてあげるよ、早熟の所有者。私達の持つスキルの本質をね」


 スキルの本質だと……?


「私達の持つスキルが経験値やポイントの増加だけだとでも思っていたかい? 違うんだよ、全然違う。私達の持つスキルの本質はそこじゃない」


 笑みを深くする知性ゾンビは、片方の手を天に掲げる。


「オーダー! 個体:高位屍鬼ハイ・グールよりカオス・フロンティアシステムサーバーへアクセス!」

「ッ!?」


 何だ?

 コイツ、一体何をしようとしている?


「ずっと考えていたんだ。私にまだ名は無い。もし自分に名が与えられるとしたら、どんな名が良いだろうと」

「……」

「君たち人間と違い、私たちモンスターに与えられる名は、己の存在そのものを示すものだ。だから私はこの世界に生まれ落ちた時に与えられたスキルを――この『傲慢』を自分の名にしたい」


≪――ザザ、ザザザザザ≫


「ッ……」


 ズキンッと頭痛が走った。

 なんだ?

 頭の中にノイズのような音が響く。


≪ザザ――ザザザザザザザ――ザザザザザザザ続――接接接ザザザザ≫


「さあ答えてくれ! カオス・フロンティアよッ!」


 知性ゾンビの声に反応するように、頭の中に響くノイズが激しさを増す。


≪ザザザザ――接続――接続――失敗≫

≪対象個体が条件を――ザザ――満たして――ザザ異ザザ――≫

≪否――否否否―――ザザザザ――接続――接続――成功≫

≪申請を受理しました≫

≪対象個体をネームドモンスターに認定します≫

≪対象を個体名『アロガンツ』に命名します≫

≪特典ボーナスが与えられます≫

≪各種ステータスを強化します≫

≪固有スキル『鮮血領域』を取得しました≫


 頭の中に流れるアナウンス。

 なんだ、これ……?

 まさか、コイツ――自分で自分をネームドモンスターに認定したのか?

 馬鹿な、そんな事出来るわけが――、


「可能なんだよ。これこそが『傲慢』の力! システムへの介入と改竄! 何者にも侵害されない私だけの力だ!」


 その声に応じるように、知性ゾンビの纏うエネルギーが増加してゆく。

 それはまるで学校で進化を果たしたダーク・ウルフの時のようだ。


「改めて自己紹介をしよう、早熟の所有者よ。私の名はアロガンツ。君を殺し、私はこの世界に生まれ落ちる。誰にも邪魔はさせない」


読んで頂きありがとうございます。

ゾンビの名前は零時レイジ傲慢アロガンツの二通りがありました。

私の中の中二心が後者を選択させました。

もしよろしければ、本作の外伝の方も読んで頂けると嬉しいです。

固有スキル『検索』を手に入れた女性の物語です。

下にあるリンクから飛べます。


また書籍1~4巻&コミック1~4巻発売中です。

コミック五巻も今月発売しました。

そちらも何卒よろしくお願いします。

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【モンスターがあふれる世界になったので、好きに生きたいと思います 外伝】
▲外伝もよろしくお願い致します▲
ツギクルバナー
書籍7巻3月15日発売です
書籍7巻3月15日発売です

― 新着の感想 ―
主人公よりゾンビ君の方が好印象なんだが。 タイトル回収もしてるし。
[一言] 人間は理解できない物を見ると「狂ってる」だとかなんとか色々言うよね...この主人公もその”程度だった”って事か... まぁただの一般peopleにそんな事言ってもも無駄か...
[一言] 傲慢の本質はシステムへの介入と改竄ですが早熟の本質はなんなのでしょうか?
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