登場人物一覧(第十六章まで) 兼 アルマーク検定
ここまでの登場人物一覧です。
作中で各人物が口にした言葉を付け加えています。
どんな場面で、誰に言った言葉なのか……全部で63個ありますが、分かりますでしょうか。
分かった数によって、アルマーク検定の級がつきます。
結果は後書きで……
アルマーク
「僕か。知りたきゃ教えてやる」
主人公。北の傭兵の息子。マルスの杖の所有者で魔法が少し使えるようになった。得意な魔法は霧の術。ウェンディと仲直りできてほっとしている。
・シェティナ
アルマークの母。
北の傭兵たち
・レイズ
「数えてもいねえよ」
アルマークの父。黒狼騎兵団副官。“影の牙”。"マビリオの単騎駆け”とも。北でも随分とその名が有名になった。
・ジェルス
「好きにしな」
黒狼騎兵団団長。“黒狼”。団長だが、たまに一騎討ちもしてしまう。“狼の王子”を目指すとか目指さないとか。
・ゲイザック
ガルバの父。斧の名手。"黒戦斧”。
・ガルバ
ゲイザックの息子。アルマークと同い年。既に戦場に出ている。
・メリー
アルマークとガルバの妹分の少女。
・ヤーガス
レイズの右腕。戦死。
・モルガルド
黒狼騎兵団の戦士。
・ガドル
黒狼騎兵団の戦士。
・ガルカシュ
モーリス傭兵騎士団のエース。“白き疾風”。
・アンゴル
ガレット重装傭兵団のエース。“陸の鮫”。
・マリスモーグ
ゼール迎撃傭兵団のエース。“鉄騎士”。
・ギザルテ
「お前、北の人間だな」
元鮮血傭兵団団長。“銀髑髏”。アルマークに斬られた。
・デラン
「……礼を言うぜ、戦士アルマーク」
元鮮血傭兵団エース。“血斧”のデラン。アルマークに斬られた。
・ボイド
元鮮血傭兵団。アルマークに斬られた。
・ニナング
ゼール迎撃傭兵団のエース。“大盾”のニナング。
・ギール
傭兵団「冥府の門」のエース。“死神”。
・グルダー
傭兵として成功した魔術師。“死の灰の術士”。
・ギルフィン
ギルフィン魔道傭兵団団長。
・マッシュ
「今日は店じまいだ。また日を改めろ」
日輪傭兵団のエース。"群青”のマッシュ。レイズに斬られた。
・アイゲル
日輪傭兵団団長。"見逃すものなき”アイゲル。
・ガイレウス
"蠍の王”。
北の人々
・イングル
黒狼騎兵団の雇い主の将軍。
・バルテ
「哀れな淑女の身と魂の潔白を証明するために」
“銀の旋風”の二つ名を名乗る旅の剣士。騎士を目指している。
・オーグレー
巨漢の騎士。斧を操る。
ノルク魔法学院の教師たち
・ヨーログ
「ノルク魔法学院へようこそ、アルマーク」
学院長。星読み。
・フィーア
「みんなと一緒だと、巻き込んでしまってもいけないから」
初等部3年2組の担任。かつて氷のフィーアと呼ばれていたらしい。
・イルミス
「そのまま、まっすぐに生きなさい」
初等部の魔術実践担当。アルマークの補習をしてくれている。セリアと闇の魔術師ライヌルはかつての同級生。
・ボーエン
「猛省せよ」
初等部の武術教官。武術大会では審判を務めた。
・セリア
「毛布を取ってくるわ」
初等部の治癒術担当。作る薬湯には色々な意味で定評がある。イルミスとライヌルとは同級生らしい。
・デミトル
3年3組の担任。気苦労が絶えず、寿命が縮んでいるらしい。
ノルク魔法学院の職員たち
・ジード
「もう学校の生活にはすっかり慣れたかい」
正門の衛士。アルマークが北の傭兵の息子だということを知る数少ない学院関係者の一人。
・マイア
「また、運命かい。聞きたくないね」
寮の管理人。学院長とは対等以上に話す。イルミスからはマイア先生と呼ばれている。トルクからは鍋ばばあと呼ばれている。
・グイン
寮のコック長。
・カッシス
寮の用務員。忙しい。
・タミン
初等部の図書館司書の女性。あまり学生には興味がない。
初等部3年2組の学生たち
・ウェンディ・バーハーブ
「笑わないで聞いてね」
ガライ王国の大貴族の娘。アルマークの力になりたい。「門」の少女。アルマークとのわだかまりが解けてほっとしている。
・ウォリス・モズヴィル
「厳しい質問ばかりだ。君に勝ててよかった」
クラス委員。ガライ王国の地方貴族の息子。ウォルフ王太子の双子の兄。学年トップの成績でとにかく優秀だが、いろいろと闇が深そう。
・トルク・シーフェイ
「俺は自分の力で立ち上がる。今までも、これからもだ」
ガライ王国の貴族の息子。アルマークには負けたくない。粗暴で皮肉屋なのに楽器が得意だったりと顔に似合わない一面を持つ。昔は婚約者がいたらしい。
・レイラ・クーガン
「いつも会いたくないときに現れるのね」
ロゴシャ王国の貴族の娘。最近態度が柔らかくなったことが、その美貌と相まって男子の間で噂になっている。
・モーゲン
「お腹が鳴っちゃうからやめてよ」
ガライ王国西部の村の木こりの息子。いつも腹ぺこ。やるときはやる。目がいい。下級生に人気があるらしい。アルマークから北の傭兵の息子であることを直接打ち明けられた唯一の友人。
・ネルソン
「俺は大真面目だぜ、アルマーク」
マイクス公国の騎士の従者の息子。騎士になりたい。魔術祭の劇で主演を務めたことで、父親孝行ができたと喜んでいる。
・リルティ
「星型のがおいしいから。じゃあね」
フォレッタ王国の王立音楽院の楽士の娘。囁くような普段の声と歌うときの天性の声の二面性が魅力。コルエンの好みのタイプの女子の一人。
・ノリシュ
「あんたにいまさら言われるまでもない」
ラング公国の大農家の娘。ネルソンといつも口げんかしている。ネルソンの父親に港で別れ際に何か言われたらしい。
・ガレイン
「俺はトルクに、王、ご命令をって言うだけだから」
トルクの取り巻き。無口で、笑顔が不気味。自分の役目は果たす。
・デグ
「俺は、アルマークが羨ましいよ」
トルクの取り巻き。かっこいいものが好き。トルクに頼まれれば大抵のことはやり遂げてみせる。
・レイドー
「アルマーク、僕は卑怯だろう」
フォレッタ王国の靴職人の息子。兄弟姉妹が多い。クラスのことをよく見ており、さらっと的を射た発言をする。時々急に集中が切れる(通称「ハズレの方のレイドー」)。
・ピルマン
「ま、一休みだね。僕が呼ぶまで裏で休んでなって」
ガライ王国の農家の息子。地味な役回りが多いが、劇では大臣役を好演。ラッパで最後を盛り上げた。
・バイヤー
「僕は疑問に思うと我慢できなくなるたちだから」
武術大会の男子唯一の補欠。薬草博士。武術は苦手だが、相手に忖度しない的確な質問は時に剣以上の切れ味を持つ。
・キュリメ
「いいかもしれない」
ネルソンの隣の席の女子。魔術祭の劇の台本を書く。教室では目立たない存在だが、皆のことを実によく見ていることがその台本で明らかになる。ダンスは苦手。
・セラハ
「いいよ、ずっとここにいなよ」
商家の娘。魔術祭の劇で演じた魔女が本人的にも大当たりで、自信をつけた様子。最近トルクの話はしないが、代わりに劇で一緒に悪役を務めたアルマークと仲がいい。
初等部3年1組の学生たち
・アイン
「それは僕の責任の取り方じゃない」
1組のクラス委員。頭脳派の独裁者。クラスの全般を取り仕切るが、責任も自分が負う。王族があまり好きではないご様子。
・フィッケ
「あいつを倒したのは、俺ってことでいいんだろ?」
武術大会でトルクと対戦した。運動神経抜群だが、脳みそが追いつかない。魔術祭の劇では主演を務める。
・ラープス
武術大会でガレインと対戦した。体力がある。魔術祭の劇にも出演。
・エメリア
「その違いを、みんなの前ではっきりと見せつけてやる」
武術大会でウェンディと対戦した。肉体派で下級生から恐れられている。魔術祭の劇にも出演した。コルエンの好みのタイプの女子の一人。
・ムルカ
武術大会でデグと対戦した。女子に人気がある。魔術祭の劇にも出演。
・カラー
「えっ、何で私が。いやよ、クラス委員じゃないもの」
ウェンディのルームメイト。フォレッタ王国の貴族の娘。アインにもずけずけと物を言う。最近は中等部の男子にモテるらしい。
・ブレンズ
噂好きな男子。噂の信頼性は低いがモーゲンは大概信じちゃう。
・チェルシャ
「今日はありがとな、アルマーク。俺の演技、良かっただろ?」
模声の術が得意な女子。劇ではフィッケの吹き替えを務めた。
・アリア
カラーと一緒に中等部の寮に遊びに行った女子。
・コール
本編未登場。狐のような細面の男子。チェルシャと仲がいいらしい。
・フレイン
本編未登場。気の荒い牛のような男子。
初等部3年3組の学生たち
・ルクス
「お前ら、本当にそれでいいのか」
3組のクラス委員。誠実な人柄だが、人をまとめるのはあまり上手くない。魔法の実力はかなりのもののようだ。
・エストン
「失礼。これは本人の前ではしてはいけない話だったかな」
ガライ王国の貴族の息子。武術大会でネルソンと対戦した。名前を覚えたらしつこいらしい。ウェンディが好みのタイプだということを何故かみんなに知られてしまっている。
・ポロイス・スタウツ
「来い。もう一度相手してやる」
ガライ王国の貴族の息子。武術大会でアルマークと対戦した。中等部のガレルとは決闘するくらい仲が悪い。無茶をするコルエンのたしなめ役。
・ロズフィリア
「前からお話ししたいと思っていたのよ、あなたとは」
学年二位の才女。武術大会でレイラと対戦した。アルマークに興味がありそう。時にはクラスメイトを巻き込んで無茶もする。魔神。
・ルゴン
「俺は嫌だ」
武術大会でレイドーと対戦した。大会後の打ち上げでは弾けたらしい。クラス内の平民派のリーダーとして最近人望を集めつつあるようだ。
・コルエン
「あとは戦うだけだ」
武術大会でモーゲンと対戦した。強い人間と戦うのが大好き。しっかり寝ないとダメなタイプ。人望は厚いが気分屋でムラっ気がある。
・キリーブ
「自分で出来もしないことを人にやらせようとするな」
貴族の男子。劇の台本をエストンと書いたり、ダンスの演奏をしたりと、意外に多才。
・ゼツキフ
「後ろを見ろよ。誰もお前に賛同していない」
貴族の男子。
・レヴィン
平民の男子。
・エッラ
平民の男子。
・ティア
「私もおかしいと思う」
平民の女子。
中等部の学生
・ガレル・デルガー
「くそ。卑怯な」
中等部1年。ポロイスと決闘した。剣の腕前はなかなかのもの。
・モルフィス
「場違いなんだよ、お前は」
中等部1年。ポロイスとガレルの決闘の立会人だが、そのことを本人は覚えていない。
・ジェビー
「うるせえぞ、てめえ」
中等部1年。モルフィスとよくつるんでいる。
・エイグ
「女連れでか」
中等部1年。ジェビーの仲間。
・デリブ
中等部1年。ジェビーの仲間で、気取った喋り方をする。
・ヒルダ
「このことは“熊”に伝えておく」
中等部2年の女子。ウェンディの憧れの先輩。
・ウィガロ
「彼は編入生だよ、ヒルダ」
中等部2年の男子。ヒルダと仲が良いようだ。
・タスフ
中等部1年の男子。女子にモテるらしく、カラーを中等部の寮に誘う。
初等部2年生
・ヒュール
ティーンと待ち合わせをしていたが、ティーンが来なかった。
・ティーン
ヒュールと待ち合わせをしていたが、ヒュールがいなかった。
・ラドマール・トレイホルム
「気が済んだか? 僕は忙しいんだ」
ヴォルカド王国の王族の子。貴族以外とも口を利くようになった。悶絶薬湯に挑戦中。
・ザップ
「思ったよりも簡単だった」
薬草狩りでアルマークたちと同じグループになった男子。森の道に詳しい。
・フィタ
「行こう。ザップ、ラドマール」
薬草狩りでアルマークたちと同じグループになった女子。モーゲンと手を繋いでいた。
初等部1年生
・エルド
「何かあったら僕らに言えよ」
初等部一年生。アルマークの師匠。
・シシリー
「見に行ってあげるから頑張って死んでね、アルマーク」
初等部一年生。エルドといつも一緒。
歴史上の人物など
・ボルーク卿
ノルク島のかつての領主。迷路の中に像がある。
・ガイベル王アモル
古代ガイベル王国の王。笑顔を見せない妃がいた。
・ムルボード王デミガル
古代ムルボード王国の王。
冬の屋敷に関係する人々
・エルモンド・バーハーブ
ウェンディの父。ガライ王国の大臣。
・リチャード・バーハーブ
ウェンディの兄。
・ウォード
「彼らは彼らの任務を立派に全うしたのですから」
バーハーブ家に仕える執事の一人。アルマークにウェンディを託す。
・リーサ
バーハーブ家の使用人の女性。
・ペイル
バーハーブ家の使用人の男性。
・グラング
「それだけです」
鮮血傭兵団を雇った下級貴族の執事。
・ミレット
バーハーブ家の使用人の男性。太っている。
・セダル
バーハーブ家の使用人。北の屋敷のコック長。たまにモーゲンがその味を懐かしがる。
・ティリア
バーハーブ家の使用人の少女。北の傭兵に毒殺された。
ガライ王国に関係する人々
・ウォルフ
「励め。なおいっそう、な」
ガライ王国の王太子。“光の王子”。
・オルフェン
宮廷魔術師長。
・ライヌル
「さっき露店で買ったんだよ。一緒に食べようじゃないか」
宮廷魔術師の一人。学院の元生徒で、イルミスの同期。アルマークに蛇の呪いを施す。
・ブルスター・シーフェイ
トルクの長兄。国王の失脚計画に連座し投獄される。
ノルクの街の人々
・飛び魚亭の奥さん
モーゲンが結婚したいタイプの女性。優しくて料理がうまい。
・飛び魚亭の旦那さん
奥さんに輪をかけて料理がうまい。
・コスター
「星の守り号」の船長。
・ウィルビス
「星の守り号」の船員。白燐傭兵団の元傭兵。
白狼一座
・ダニー
「見たか、お前ら。俺の目に狂いはないんだ」
白狼一座の座長。奇術師。
・レネイ
「働かねえ奴にどうして給料が出るんだ」
軽業師の男性。口は悪いが面倒見はいい。
・アイカ
「酔ってるに決まってるでしょ、飲んでんだから」
軽業師の女性。言葉はきついが根は優しい。酔うと人に抱きつく。
・マーゴット
「あなたを、みんなを、傷つけたくない」
魔術師の少女。子供扱いされるのが大嫌い。
・デリ
「剣士だと?」
剣士。酒がやめられず一座をクビになった。
解答はありません。すみません。でも大体のところは分かったのではないでしょうか。
分かった数が……
40未満 アルマーク検定無級
是非、もう一度読み直してみてください!
40~50 アルマーク検定初級
ありがとうございます! 分からなかったところの再確認のため、再読はいかがでしょうか!
51~60 アルマーク検定中級
すごい! ご精読ありがとうございます! 何度も読み返してくださったんですね!
61~63 アルマーク検定上級
神! ほんとにありがとうございます!
63個全て、どんな場面どころか第何話に出たか分かった アルマーク検定作者級
あれ? 作者……かな?




