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見た目は子供!中身は・・・

言わせねえよ?!


古いですね。すみません。調子こきました

 どうしてこうなったんだろう?


 私は今、神殿の奥にある一室で優雅にお茶を飲んでいる。


 そして近くのソファにはアリーが寝ている。


 あの後、犬を見たアリーは気絶してしまったのだ。そんなに犬が嫌いだったのだろうか?すぐ近くにいた神官が支えてくれて本当に良かったと思う。だって床は石なんだよ!?頭打ったら痛いじゃすまなくなるかもしれないじゃん?


 まぁ、その後通された部屋で休ませてもらっているわけなんだけど、バタバタと慌しい足音がしたかと思ったら部屋の前で止まる。数分の間が空いて入ってきたのは神官服きた爺さんだった。


 先ほどの数分の意味を理解した。爺さん息まだ整ってないよ。無理しないで。


「・・・・なんとこのような少女とは」


 まぁ、見た目はむしろ幼女に近いのでは?6歳っていうと小学校上がる手前くらいだったはず。まぁ中身おばさんだけど。。。。


 うん。この話題はやめておこう。自分へのダメージが地味にくるものがある。


「これは失礼しました。私はこの神殿の神官長をしておりますクレドアと申します」

 

 やけに丁寧な自己紹介をされて警戒心が沸くがこれが地なのかもしれないし抑えることにしてこちらも挨拶をかえす。


「アリフィリア・ラグナールです」


 立ち上がりスカートの裾を摘むようにして礼をとると感心したように頷かれた後に座るように促された。


 自身も席につくと神官長は話し始める。


「さて、アリフィリア嬢。貴女は精霊獣レラプスと仮契約をしましたがこの事は公にする訳には参りません。ですが知識を学んでいただく必要があるので学園都市へ行っていただくことになります」


 なんか一気に言われたな。つまり囲っておきたい力ってことなのかな?精霊獣ってやつは。というか・・・・精霊獣ってお伽話しじゃないのか。それに・・。


「精霊獣って・・・この犬が?」


「なんと言う事を!!!」


 足元で寝そべっている犬を指して言ったら驚愕された。だって犬にしか見えないよ!?


「すみません。それでは公にしないというのはどの範囲でなのでしょう?この神殿内ということでしょうか?それとも神殿の上層部の方々?王国内と言うとすでに公になっていると思うのですが・・・」


「・・・なるほど、選ばれただけあって非常に聡明なお嬢さんのようだ」


 なんか益々顔が引きつっていくなと思ったらそんなことを言われた。


 そういえば私6歳児だったよ、忘れてた。だってなんだか大事っぽいしなぁ。動揺だってしますよ?


「生意気を言ってしまったようで・・・。ですが気になることはつい口にでてしまって」


 にっこり営業スマイル出したらため息つかれましたよ!

                                                                                                                                                                                                                 

 

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