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実践あるのみだと思うんだ

遅くなって申し訳ないです。更新の方は頻繁に出来なくなってしまいそうなので次回もあいてしまうと思いますorz

 さて、一ヶ月ほど経ちましてニハール宅のククッカはなぜか増えています。


 繁殖したわけではなく、なぜか増えています。


 ニハールに確認したところ分裂や増殖するなんて話しは聞いた事がないそうで、そうなるとどっかから寄って来ているということなんだけど、いつの間に寄ってくるのかは不明。


 それによって私は今、足が痺れるほどにククッカに集られています。そしてニハールは・・・・・。


「いってーーー!!!!」


 またもや齧られたようです。


「うーん?なんでそんなに噛まれるの?」


 本当に不思議なんだけど、いくら説明しても伝わらないようでニハールのククッカ馴らしはほとんど進展していない。まぁ、私の場合が感覚による物だからというのもあるけどもしかしたら「フェロモン」効果なんだろうか?


「逆になんでそんなに懐かれてるの?!」


 大声を出したせいで手元にいたククッカが飛び上がりこちらへ逃げてきた。床に座り込んでいる状態だけど膝の上は定員オーバーなので手で撫でくり倒してやった。


「うーん?こう・・・ククッカ見ながら嫌がらないように撫でるだけなんだけどな?」


 口に出しての説明というのは難しいものだ。個体差もあれば機嫌もあるんだし・・・と説明しても「わからない」と言われるんだもの。どうすればいいのかと。


 「じゃぁ、この子でやっていこうか。一番大人しいし穏やかな性格してるみたいだしね」


 お勧めしたのは少し前からいるようになったククッカで他の子よりは沸点が高いのかいろいろ弄らせてくれる女の子だ。他の子よりも若干小さく右耳がよくピコピコしてたりするので見分けやすいのだがニハール君には見分けがつかないようなのでリボンをつけてやって一目瞭然にしてあげたのになんか変な子を見る目で見られた。


 キミが出来ないわからないというからだろうに・・・そうか、もう優しくしなくていいよねー?


 ということでちょっとだけ厳しくしてみましょう。


「しばらく来ないから次に来るまでにこの子を抱っこして撫でられるようになってようね。ちゃんと他の子のお世話もするんだよ?適度な運動をさせるのも忘れずにね。ブラシ掛けてあげることも忘れないようにね。それじゃあがんばって!」


「え?!」


 唐突に一気に言われてびっくりしていたのかニハールが再起動する頃には外へと出ていて久々に街の外に行くために門に向かって歩いていた。


 実践経験は大事だからなんとかなるだろう。そもそも私は「自分で考えて行動」する方が身につくと思っているので何でもかんでも「人のやり方」を押し付けられるのが性に合わないのだ。


 この場合は「ニハールに自分のやり方を押し付けたところで前進は見込めない」だ。方法を真似・・るだけではダメなのだ。方法は手段のひとつでしかなく自分で理解・・できるようでなくては進歩はない。


 そう説明したところで首を傾げられてしまっただけなのでもう一旦、自分が離れてみた方がわかるのかも知れない。


 それに、自分だって気分転換したいし!

 

感想の方は読ませてもらっていますが返信がなかなかできないかと思います。すみませんorz

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