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火魔法の練習をしよう

書いた物が消え・・・・書いてる途中でフリーズし・・・・・再び書いた物がきえ・・・・・・心が折れそうだったよorz

 お金を貯めなくてはならないのはわかっているが、もともと「なるようになる」で過ごして来た過去(前世)があるリーアはやりたい事しかやっていなかった。


 周りに居る獣たちと遊んだり、外壁の外に出てみたり、魔法を使ってみたりだ。


 最近では外壁の外へ出るのはとても簡単になった。それは先日出会ったニハールの薦めにより商人ギルドに登録したためで、個人認証カードであるギルドカードを提示することで門を通過できるようになったのだ。


 魔物の討伐や探索などの危険の多い冒険者ギルドの登録は15歳からしか受け付けていないが商人ギルドでは特に年齢に制限等はない。それは自分の子供や見習いに入った子供等でも仕事をさせるために必要だからだ。もちろん見習い期間は簡易的なカードで名前と年齢のみが記載され、簡単な納品依頼くらいしか受ける事はできない。


 最初こそ門番に引き止められていたが、何度も外へ出て傷一つ無く無事に帰ってくることで今では「暗くなる前に帰れよ~」と言われるくらいだ。


「ここら辺でいっかな~」


 最近の楽しみは魔法の実験だ。レラプスに外壁が見える程度離れていて街道からも森への道からも離れている場所に連れてきてもらうと労うように撫でてやってから少し離れ座る。


 魔法を使う時には大抵淡い色の獣が側にくる。気づかないうちにひょっこりと居るのだ。それがどういった理由なのかはわからないけどどうやら魔力に反応しているらしい事はわかる。


「あれ?でも、最初のうちは別に魔法使ってないのにいたんだよな?それに魔法使わなくても遊びに来てるし魔法は関係ないのかな?うーん?どう思う?」


 独り言をぶつぶつ言った挙句にレラプスに問いかけると「知るか」とばかりに欠伸された。


「まぁ、いいか。今日は火魔法試してみよう」


 すでに一通りの属性は試してみていて、灯火(ともしび・小さな火)・水球(すいきゅう・水の玉)・そよ風(そよかぜ・微風)・土塊(つちくれ・土の塊)・蛍火(ほたるび・小さな光の玉が数個)・影光(かげみつ・光を影で覆う)ができた。効果は魔法を使った時にイメージしやすかったもので名前は自分でつけた。次に魔法を使う時に名前で発動するとイメージしやすいようで最初よりもかなり早く魔法が発動する。


「灯火」


 小さく呟いただけで立てた人差し指から少し上に火が灯る。風に揺らぎはするが消えずに留まる。その火をもう少し上に浮かせて熱く・・・と念じる。


 指先から体温が少しづつ火に向かって上がっていく感じがしてそれを燃料とするかのように火の温度も徐々に上がっていくのが分かるのだ。

 

 これはイメージが伝わっているということなのかそれとも魔力というやつなのかな?


 そして火は色を変え始める。赤から朱へ、朱から橙へ。そこで変化は止まる。火は温度が上がることで色を変える。その事を知っているリーアは更に上があることも知っている。


 もっと・・・もっと熱く・・・!


 いつしか人差し指ではなく手のひらの上で浮かべていた火に右手だけじゃなく左手でも支えるようにする。両手の平の全体から陽炎の揺らぐように火に向かうイメージ(魔力)それでも橙色からの変化はない。


「ピェーーーーーーーーーーー」


 灯火を出してほどなく現れていた赤い小鳥が一鳴きして羽ばたくとその淡い色を燃やし明るく輝かしい色を放つ。それと同時に火は一瞬大きく燃え上がり青白い火と化した。


「おー・・・・本当になった」


 正直なところ「温度が上がれば色が変わる」ということと「赤・橙・青・白」の順だったっけ?くらいの事しか知らないリーアである。どのくらいの温度で色が変わるかなど知らないし、ましてや何度あるのかなどしるよしもない。


 それに自身で作り出したモノのせいかリーア自身にはそれほど温度が感じられないということもあった。


 ただ、温度がとんでもなく高いのは分かっているその青白い火に小鳥は近づき・・・そして、ぱくんと食べた。


 

 

 

 


 


なんとか投稿できました

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