~ヘイトクライム~いじめ~
いじめ、それは人が生きていく上で永遠の課題だと私は思う。
私達の子供の頃は、今のような陰湿ないじめはなかったと記憶しているのだが、今現在度々新聞やメディア、ネットニュースなどに取り上げられるのは、いじめと言うよりは、最早、完全に犯罪の域に達していると私は思う。
私自身、中学卒業後入学した男子校で、集団リンチに匹敵するくらいの、殴る蹴るの暴行を受けた経験がある。
さて、このエッセイで私が今の現代社会に物申したいのは、私自身が受けたいじめのように目に見える物であれば、反撃も容易なのだろうけど、現代の現代社会にはびこるいじめは、ネット社会の発達と共に、年々痛ましい事件に発展してしまう。
ただ、これがネット社会の闇なのだろうか?
被害者は反撃の糸口すらネット社会の闇に飲み込まれているように思えてならないのだ。
更に私が憤りすら感じるのは、被害者に対する学校であったり、はたまた、被害者の親までもが、あなたが弱いからだとか、自身を強く持ってないからだとか、本来被害者を守る立場にある人間までネット社会の闇に押され、被害者を守るどころか、更なる深水に追い詰めているように思えてならないのだ。




