ゴブリンの復讐
カシャ、カシャシャシャ
ゴブリンたちは怒っていた。
かのゴブリンキラーなる者達は仲間を殺しすぎたのだ。
どうにかして、奴らに死をもたらしたい。
奴らに復讐してやりたい。
カシャシャ、カシャ
うん?なんだって?
ああ、それは名案だ。
先生の力を借りようではないか。
先生ならば奴らを死にいざなう作戦を立ててくれるであろう。
カシャ
ああ、偉大なる先生がいらっしゃった。
ああ、なんと知的なお顔立ちなのだろうか!
ゴヒャー、ゴフ、ゴフ
なるほど、それはいい。さすがは先生だ。
ぜひ、すぐにでも実行に移しましょう。
さあ、白い粉を用意するのだ。
さあ、ワープパネルを移動させるのだ。
………
作戦は順調に進んでいる。
後は冒険者を捕まえるだけだ。
カシャシャ、カシャ
カシャ!
仲間が冒険者を捕まえてきた。
さあ、ワープパネルに乗せるのだ。
さあ、ワープしろ冒険者、我等の復讐のために。
目の前から冒険者と冒険者を掴んでいたゴブリンが20匹消えた。
先生の作戦通りだ。あとはこれを繰り返すだけだ。
復讐まであと少し。
…………
私は第2層に移動した。あの愚かな冒険者を使ってだ。
しかしもう、あの冒険者は使い物にならない。
もうこちら側に随分とゴブリンが集まった。
十分な数のゴブリンが集まった。
あの冒険者は用済みだ。
始末しよう。
カヒャヒャヒャヒャ、カヒャヒャヒャ
仲間が冒険者の息の根を止めた。
さあ、つぎのステップに進もう。
…………
白い粉を用意して、壁に1と書いた。
ここは第2層である。
奴らはゴブリンの恐ろしさを知らない。
ゴブリンキラーに我等の恐ろしさを見せてやる。
その顔を絶望感で塗り潰してやる。
さあ、ワープパネルを移動させろ。
我等の作戦通りだ。
さあ、ワープパネルを移動させろ。
我々の勝利のために。
…………
作戦は順調に進んでゴブリンたちは2階層で息を殺して待っていた。
まさか奴らは自分達が復讐にあうなどと考えてはいまい。
ああ、奴らがきた。
後はこちらが攻撃するだけだ。
こちらはゴブリン軍
隊長は我等が先生であるオーク様だ。
奴らに勝ち目はない。
奴らはただ死を待つだけだ。
カヒャヒャ、カヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、カヒャ、カヒャ、カヒャヒャヒャ




