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太陽の姫と黄金の魔女  作者: 桶屋惣八
第8章 ムスリカ編
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ユイアト海賊団 その2

 セルカンはサビーナを愛していた。これほど女を愛しいと思ったことは初めてのことだ。まあ、赤の他人に恋をすること自体が初めてだったんだけど。

 しかしやっかなことに、サビーナを抱くとどうしても彼女がビルジに犯されていた時のことを思い出してしまうのだ。女を愛したことのなかった彼には、その嫉妬のようなドス黒い感情も初めて感じるものだった。彼女にビルジを忘れさせるために、そして密偵としての彼女を見捨てようとした自分自身を忘れるためにも、彼は全身全霊をかけて彼女を抱いた。サビーナの方も乱暴で自分勝手だったビルジの時と違い、セルカンから伝わってくる温かい愛情を感じ彼に全てを委ねていた。

 だがセルカンは密偵である。イケメンに変装して婦女子を籠絡する仕事もこなしていたのだ。恋愛初心者のくせにその道の技量と経験は豊富だった。

 サビーナは処女でこそないもののビルジの単調な責めしか経験していなかったから、本気になったセルカンの前では小娘に等しかった。彼女はまな板の上の魚のようにセルカンの手練手管によって翻弄され続け、ついには感極まって悲鳴を上げると失神してしまった。セルカンがようやく我に返った時には既に手遅れで、彼らは海賊たちに見つかってしまった。というか、振り向いたら入り口からこっそり覗いていた海賊たちと視線が合ったのである。

「み、見てないから! 姉さんのスカートが邪魔で肝心なところは全然見えてないから!」

「そうなんだ! おっぱいも見えそうで見えなくて、より興奮を掻き立てられてただけだなんだ! むしろ見えなくて良かった! 絶対に見せないでくれ!」

「…………」

こういうのも言い訳になるのだろうか。女装経験の豊富なセルカンも、こんな時こんな相手にどう言えば良いのか分からなかった。

「バカを言うな! 見えた方が嬉しいに決まってんだろ! 見えそうで見えなかったあの美少女の乳首が、お前はどうして見たくないんだ!」

「馬鹿野郎! こんな巨乳美女のおっぱいが、実は垂れててデカ乳輪だという可能性を無視するな! 現実はいつも過酷なんだ!」

「…………」

セルカンは不本意だった。彼の偽乳は美乳である。自信作だ。だが確かに、そんな巨乳美女の股間に醜いものがついていることは彼らにとって最悪の現実だろう。不毛な言い争いを続ける海賊たち差し迫った脅威を感じず、セルカンは無言でさっさと衣服を整えると気を失ったままのサビーナをおんぶした。

「交渉したいので頭目のところに案内して下さいますか?」

海賊を前にして物おじしないセルカンの姿からは貫禄すら感じられた。汗の浮いた肌からは色気も感じられたが。

「お、おう」

「こっちです」

 彼は海賊たちに導かれるまま甲板に上り海賊船へと渡った。途中の様子をみたところ、彼らの乗ってきた船は臨検を受けているようだった。どうやら付け届けをしてない海賊に捕まってしまったようだ。

――つまりはいずれ見つかる運命だったということだな、うん。童貞でもあるまいにエッチに夢中になって敵に捕まるとかありえないからな、うん。これも敵を油断させるための策なのだよ、うん。

彼は非情な密偵なのだ。全ては予想の範囲内である。そういうことにしておかなくては、今すぐ入水自殺したくなるほど恥ずかしいではないか……。

――あのままいきなり犯されなかったところを見ても、どうやら相当に組織立った連中のようだ。今も剣を突きつけられていないし、理性的に交渉する余地は十分にある。ハシムに……いや、バブルンに残してきた部下と連絡を取りさえすれば女2人分の身代金は十分に払える。問題は、俺やサビーナの素性を明かさずに、どうやって支払い能力を証明するかということだな……

 身分を証明する方法は幾らでもあるが、彼らの素性を知ればビルジに突き出して褒章を得ようとするかもしれない。そうでなくても身代金は百倍に跳ね上がるだろう。しかし身分を黙っていたら支払い能力を証明できない。それでは奴隷にでもされかねないのだ。

 海の上では人間を1人生かしておくだけでコストがバカにならない。役に立たない人間を何の補償もなしに生かしておくくらいなら奴隷として叩き売った方がナンボかマシなのだ。しかし彼自身はともかくサビーナを奴隷にさせる訳にはいかなかった。家事も事務仕事もできない彼女には、女としての価値しか無い。彼が本物の女なら自分の身を犠牲にしてでも彼女を守るところだが、残念ながら彼は男を満足させる術を心得ていなかった。……まあ、今の今までそれを残念に思ったことすら無かったんだけど。

――頭目はどんな奴だろうか。同性愛趣味の女だったら俺が籠絡して手籠めにしてやるんだが……そんなのあり得ないよなぁ

 彼が溜息を吐いていると、何人かの部下を従えた頭目らしい人物が現れた。だがそれは彼の想像を色んな方向に裏切った意外な人物だった。

「くっくっく、女を捕らえたそうだな。どれ、私が直々に吟味してやろう!」

セリフだけ聞くと腹の出たスケベ中年みたいだったが、頭目は小柄な少年だった。身長は150cmほど、肉付きも悪く体重は40kgぐらいだろうか。サビーナと組み合ってもどっこいどっこいなくらい弱そうだ。唯一侮れないのは彼の持つ凶悪である。彼はなんと、抜身(?)のトイレブラシ(使用済み)をその手に握っていたのである! だが彼のもっとも目を引く特徴は、その長い金髪と白い顔にあった。様々な人間を見てきたセルカンにも、これほど白い顔の人間は見たことが無い。なぜなら、その人物は……白い仮面を付けていたのである。

「あなた……何者?」

「ふっふっふ、私はユイアト。3つの海を支配する愛と正義の海賊だっ!」

ちなみに3つの海とはメダストラ海、アムゾン海、ペルージャ湾である。ちゃんと支配してるのは前の2つだけだったから、今のところ過剰広告だった。

――仮面でユイアトって……無茶苦茶偽名じゃねーか!

 ベルケルの乳兄弟であったユイアトは生前はただのボンクラだと思われていた。だが暗殺された主君の仇を討つため、自ら顔を焼き白い仮面をかぶってベルケルのフリをし、皇帝ウラトの眼前でビルジを糾弾して暗殺を試みたのである。その篤い忠誠心と苛烈な死に様によって、彼は今では英雄か聖人のように扱われていた。ベルケルを殺した(ことになっている)ビルジを批判するのにも良い材料だから、エフメト派もスエーズ軍もむしろそれを煽っていたのだ。しかしセルカンはベルケルを殺したのがビルジでないことを誰よりも知っていた。

――ユイアトに殺されるとしたらある意味俺の自業自得だが……何だこの酷い偽者は!

セルカンは色んな意味で愕然とさせられた。だがこの偽者も、あながちユイアトとは無関係ではなかった。なぜならこのユイアト(偽)こと黄金の魔女イゾルテこそがベルケルの顔を焼いた張本人だからである。仮面のユイアト伝説は彼ら二人の共同作業によって産み落とされたとも言えないこともなかった。

「へっへっへ、親分。このお嬢さん方は何と床下で××(チョメチョメ)してたんですぜ!」

「なっ……なんだとぉーーーーーっ!? ふ、ふたりでかっ? 女同士でかっ!?」

「ええ、二人っきりで! 女同士でっ!」

セルカンは真っ赤になった。もちろん演技である。非情な密偵は照れたりしないのだ! 一方ユイアト(偽)は激しく動揺していた。三海の支配者(自称)も幻の至宝の前では虚心では居られなかったのだ。

――こ、こんな所で真の愛の体現者に出会えるとは……! しかも美女×美少女!

これはまさにイゾルテの理想である。信じがたい事だった。だが更に不思議な事に彼女は大きい方の美女には全く食指が動かなかった。むしろ敵愾心すら湧いていたのだ。

――うむ、私は基本的に攻めだからな。美少女に頼られるのは私でなくてはならない。私が受けに回る相手は姉上唯一人だ!

イゾルテは冷静にそう分析した。嫌な冷静さである。

「ふっふっふっふ、いけないお嬢さんだ。美少女の方は私が直々に取り調べよう」

ユイアト(偽)が手をワキワキさせながらにじり寄ると、セルピナはサブリナを庇った。

「サブリナには手を触れないで! 代わりに私が何でもするから!」

「いや、要らんから」

ユイアト(偽)はパタパタと手を振った。というか、振ろうとしてトイレブラシを持っていたことに気づき、一旦ブラシを置いてもう一度改めてパタパタと振った。

「いや、お前には全然興味ないから」

「に、二回もっ!?」

密かに自分の女装に自信を持っていたセルカンは衝撃を受けた。

――サビーナより俺の方が良い女なのに! ガキには豊満美人の良さが分からんのかっ! 

「ざ、残念ね! サブリナは年上の女にしか興味ないの! アンタなんてお呼びじゃないわ、ボ・ウ・ヤ!」

海賊たちは凍りついた。さっきまで赤い顔で鼻の下を伸ばしていたのに、いまはその笑顔も引きつっていた。

「……あら?」

自分の発言の効果にセルカンが戸惑っていると、いつの間にか意識を取り戻していたサブリナが彼の耳元で囁いた。

「セルカン、セルカン!」(コソっ)

「サブリナ、私のことはセルピナと……」(コソっ)

「その女の人、気をつけて。何だか怖いの。普通じゃないわ」(コソっ)

「大丈夫よ、あなたのことは私が守って……え?」(コソっ)

セルカンはじっとユイアト(偽)の胸を見た。

「まさか……女、だったの?」

海賊たちは青い顔をしながら彼女(◆◆)たちから一歩離れた。

「この、可憐な私が、女以外の、何者だと言うのだぁ!」

ユイアト(♀)が一旦顔を背けてもう一度顔を見せると、今度は赤い仮面になっていた。目の吊り上がった仮面である。滑稽にしか見えないが、一応怒りの表情なのだろう。

「お前の罪は万死に値する!」

ビシィっとトイレブラシ(使用済み)を突きつけられ、セルカンは気圧されたように一歩下がった。迫力以前の問題として、人間として触れたくない武器である。

「い、いや、だってユイアトって男だったし……」

「まるでユイアトに会ったことがあるような言い草だな」

「え……あ……その……」

セルピナが言葉に詰まると、ユイアト(♀)はやれやれと首を振った。

「それは確かにユイアトだったのだろう。だがしかし! その男が唯一のユイアトだった訳ではない!」

確かに"ユイアト"という名前はそれほど珍しい名前ではないから、ドルク国内を探せば1000人単位でいても不思議ではない。とはいえその何千人かのユイアトさんは99.9%が男だろうけど。

「……まあ、そうね」

「ユイアトとは記号だ。正義を愛しそれを為す者……それこそが即ちユイアト! 当然ユイアトに性別など存在しない!」

「…………」

セルカンは絶句した。彼がしばらくドルクを離れている間に、ユイアトは随分出世したようである。(注1) 既に人間ですらないらしい。セルカンとしては、彼の出世の原因を作った功績を酌量して開放して欲しいところだ。だがユイアト(♀)に情は無かった。

「おい、おっきい方を連行しろ」

「へい。姉ちゃん、悪く思うなよ。親分の機嫌を損ねたらどうにもならねーんだ」

「ああ、諦めな。俺達も出来るだけ綺麗に使わせて(◆◆◆◆)貰うからよ」

海賊たちの言葉に、自分がどんな目に遭わされようとしているのかセルカンは悟った。

――こいつら、俺を輪姦するつもりか。だが俺が男だとバレたら次はサビーナが……! それだけはダメだ!

セルカンは絶望的な戦いを覚悟して腰を落とし、袖の隠しナイフを握りしめた。海賊たちがにじり寄る中、ユイアト(♀)は恐るべき武器をセルピナに突きつけた。もちろん、トイレブラシ(使用済み)である!

「お前は寄港するまでトイレ掃除の刑だ! 地獄の苦しみを味わうが良いわ!」

「……え?」

「揺れる船のトイレがどれほど汚くなるか、その身をもって思い知るが良い!」

「……え?」

戸惑うセルカンはユイアト(偽)にトイレブラシ(使用済み)を握らされ、海賊たちに両肩をがしりと掴まれた。

「ベネンヘーリ! 彼女にお掃除セットを!」

ユイアト(♀)が叫ぶと一人の男がバケツと小汚いエプロンを持って現れた。

「はっ、トリス様。こちらに用意してございます」

「うむ、ご苦労。だが今はユイアト親分と呼べと言っているだろう? 自慢の記憶力はどうした!」

「恐れながらこのシーテ・ハメーテ・ベネンヘーリ、トリス様のお言葉は全て記憶しております。ただ無視しているだけでございます」

「なお悪いわ!」

ベネンヘーリは肩を竦めると、持ってきたおそうじセットをセルピナに差し出した。だがセルピナはそれを叩き落とした。

「お、お前が何でこんなところにいるんだっ!? ベネンへーリ!」

ベネンへーリは小首をかしげただけだったが、ユイアト(♀)も海賊たちも驚愕した。セリフの内容ではなく、その声に!

「俺だ! セルカンだ! お前の上司だ!」

その声はとっても……男性的だったのだ。

「え……えええええぇええぇっ!? お、おとこぉおおっ!?」

ユイアト(♀)は頭を抱えた。

――何ということだ、セルピナは男だったのか! サブリナちゃんは女性を愛する理想の女の子だと思ったのに! ……いや、もしやサブリナちゃんまで男なのでは……?

イゾルテは嫌な想像を追い払うようにブンブンと頭を振った。

「と、とにかく、ベネンへーリ! セルピナはお前の上司なのか?」

ベネンヘーリは自信満々に答えた。

「ふっ、恐れながらこのシーテ・ハメーテ・ベネンヘーリ、セルカン様の顔は完全に記憶しております。この美女とは似ても似つかぬ凡庸な容姿の男でございます」

「ふっざけんなっ! 変装してるに決まってんだろ! 声で分かれ、声で!」

「……と言ってるけど、どうなんだ?」

ベネンヘーリは自信満々に答えた。

「ふっ、恐れながらこのシーテ・ハメーテ・ベネンヘーリ、セルカン様の声は完全に記憶しております。しかし別に耳が良い訳ではありませんので、本人かどうかなど分かろうはずもございません!」

「「…………」」

もっともだった。例えば絵を2枚並べて見ても、専門家でもなければ同じ作家のものかどうかなど判断できないだろう。

「しかし、私の記憶にある言葉と一言一句同じように言っていただければ、ひょっとすると判断できるかもしれません」

もっともだった。同じ絵をもう一枚書いてもらったら、素人でもその差異くらい指摘できるかもしれない。(注2)

「なるほど。それで、例えばどんなセリフを覚えてるんだ?」

「そうですね、セルカン様らしい特徴のあるセリフといえば……『はぁ、ハシムが羨ましいな。俺もテュレイ姉と血が繋がってなければ結婚できたかもしれないのに……』でしょうか」

「だそうだ。言ってみろ」

だがセルピナことセルカン(自称)は真っ赤になってぶるぶると震えていた。とても非情な密偵だとは思えない動揺っぷりである。

「お、おま、そんな……どこで……」

「本部のトイレですね。個室に入っていたら隣の個室から聞こえてきました。内容に含まれる固有名詞からセルカン様のお言葉と判断しました」

「うわ~! 俺ってやつは! 俺ってやつはッ!」

セルカン(自称)はその場にしゃがみ込むとサブリナをほっぽりだしてガツンガツンと床に頭を叩きつけた。突然の狂態である。

――よく分からんが相当恥ずかしいらしいな。むしろこれ程恥ずかしがっていること自体がセルカン本人である証明になってるような……

だが、イゾルテは容赦なかった。真の愛の体現者だと(かた)った罪は償わせなければならない。つまりは……八つ当たりだ。

「おーい、悶てないでさっさと言えー。ほらほらー」

「言えるかっ!」

「そーかー、じゃー、セルカンだとは認定できないなー。そうなると次はサブリナちゃんを全身くまなく調査する事になるかなー。えへへへ」

「…………」

「ベネンへーリ、付いて来い。サブリナちゃんがスパイとか犯罪者とかじゃないかお前の記憶と照合しないといけないからな」

「おお、そうですね」

「服装でごまかされると困るから、やっぱり全身ヌードだよな?」

「おお、もちろんそうでしょうとも! 貴重な記憶コレクションに致します!」

「ポーズも一緒にしないといけないよな?」

「もちろんそうでしょうとも! 私の記憶コレクションには恥じらう少女に似合うヌードポーズ48撰がございますよ」

「……どうやってそれを記憶したのか気になるが、それはちょっと心惹かれるな!」

悪乗りする2人に屈し、セルカン(自称)はついに折れた。

「あー、分かったよ! 言えばいいんだろ、言えば!

 ……ハア、はしむガ羨マシイナア。俺モてゅれい姉ト血ガ繋ガッテナケレバ結婚デキタカモシレナイノニ。 ……以上だ!」

真っ赤になりながらも必死で照れ隠しをするセルカンに、イゾルテは十分に満足した。でもベネンへーリは無情だった。

「全然違いますね」

「そうか、じゃあ別人だな」

「うっせーよ! 人に聞かれていると分かってて平静でいられるような神経、俺にはないんだよ!」

セルカン(自称)は再びその場にしゃがみ込むとガツンガツンと床に頭を叩きつけた。

「全くワガママなやつだなぁ。本物のセルカンはワガママなのか?」

「はい、ワガママな方です」

「そうか、じゃあセルカンと認めてやろう」

「…………」

弄ばれていたのだと分かって、セルカンは最後にもう一度、ガツンと床に頭を叩きつけた。

注1 死後に出世した人というのは古今東西に結構いますが、有史以降で純粋な宗教関係者以外では関羽(関雲長)が出世頭ではないかと思います。

彼は生前は最弱である蜀漢の一武将に過ぎませんでしたが、死後に何故か大出世します。

明朝では……

万暦帝から「三界伏魔大帝神威遠鎮天尊関聖帝君」 ← 鎮

天啓帝から「三界伏魔大帝神威遠震天尊関聖帝君」 ← 震

清朝では……

順治帝から「忠義神武関聖大帝」

乾隆帝から「忠義神武霊佑関聖大帝」      + 霊佑

嘉慶帝から「忠義神武霊佑仁勇関聖大帝」    + 仁勇

道光帝から「忠義神武霊佑仁勇威顕関聖大帝」  + 威顕

と、何もしてないのに神号を贈られてドンドコ出世します。

おかげで今では孔子廟なみに関帝廟がありますもんね。不思議な話です。


注2 いわゆる「間違い探し」ゲームです。

ステレオグラムを見れる人なら裸眼立体視(交差法)モドキで簡単に間違い部分を発見できます。

内容を斟酌しないで違いだけを見つける、という意味では似ているかもしれませんね。

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