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太陽の姫と黄金の魔女  作者: 桶屋惣八
第8章 ムスリカ編
236/354

挟撃 その3

 ソッチ周辺の山地には隠れ里のような集落がいくつも点在していた。木こりが一箇所に大勢住めば周辺を切り尽くしてしまうし、猟師がまとまって狩りに行けばその場所の獲物を狩り尽くしてしまう。だから集落が小さくなるのは当然ではあったのだが、彼らの場合はそれだけが理由ではなかった。彼らの多くは……犯罪者だったのだ。正確に言えばお尋ね者と言うべきだろう。ハサールの支配に抵抗したことによって街や村に住めなくなった者達である。つまりは政治犯だ。だが中には詐欺や暴行、殺人まで行なった者まで紛れ込んでいた。文字通りアウトローな連中なのである。

 そんな集落の1つに住む叔父のアレクセイを訪ねて、イヴァンナは何度か通ったことのある山道を記憶だけを頼りに登っていた。

「ないわー、女の子1人でこんなお使いに出されるなんて、ないわー」

熊よけに鈴を鳴らしながらも「出来れば人の方が寄って来ないで欲しいなー」と思いながら、ひたいに汗を浮かべて彼女は登った。全ては恩人であるニルファルのためである。

「待っててくださいね、ファル様! 私は必ず使命をやり遂げてみせます!」

肉体は疲れ果てていても、彼女の意気は未だ軒昂(けんこう)だった。

 だが突然背後から鋭い声がかけられた。

「おい、そこのあんた!」

「ははははいっ!?」

――だ、だいじょうぶよ! ファル様を真似て男装してきたんだから!

彼女はゴクリと唾を飲み込むと、彼女は男の――しかも荒くれ者のフリをすべく肩をいからせ眉間と額に皺をよせてゆっくりと振り返った。そこにいたのは日に焼けた逞しい中年の男で、肩には彼女の首を一振りで切り落とせそうな手斧を持っていた。

「ああぁ~ん?」

その男が訝しげに彼女の顔を覗き込むと、イヴァンナは蛇ににらまれたカエルのように身動きができなくなった。男はそれを良いことにじろじろとイヴァンナの全身を嘗めるように観察し、彼女の顔の目と鼻の先でニヤリと笑った。

「お前、女だろ?」

「…………!」

彼女はこれから起こるであろう悲劇に絶望し、ふっと意識を失った。


 意識を取り戻した時、イヴァンナは固いベッドの上にいた。

「おっ、気付いたか。みんなを呼んで来るよ」

そんな声がした方を見ると、意識を失う前に見た男がのしのしと部屋を出て行くところだった。イヴァンナは慌てて身の回りを確認しようとして、簡素な寝間着に着替えさせられていることに気付いた。

――ああっ! 寝ている間に脱がされたの!?

全身のあちこちも痛く、きっと意識のない間に酷いことが行われたのだと分かった。彼女はぎゅっと自分の腕を抱きしめた。

――せっかくファル様が守って下さったのに、私はもう乙女ではないのね……。ごめんなさい、ファル様……

 だがニルファルに対する申し訳のなさは感じても、不思議と自分を憐れむ気持ちは大きくなかった。あの岸壁の時とは状況が違う。あの時は突然の不幸を呪うことしか出来なかったが、今はもう不幸など身の回りに溢れていた。父をはじめとして多くの知り合いが死んでしまっていたし、見慣れた街並みもすっかり変わってしまっていた。再びモンゴーラ軍が襲って来ないかという不安にも怯えている。今更自分一人の貞操などに構っていられる状況ではなかった。

 しかし、だからこそニルファルなのだ。イヴァンナにとって彼女こそが希望の象徴だった。彼女はただ、自分の帰りを待つニルファルの事だけが気がかりだったのだ。

――そうよ、早く脱出して叔父さんのところに行かないと!

彼女がそう決意すると、ちょうど複数の人間が階段を登ってくる足音が聞こえてきた。

――そういえば仲間を呼んでくるって言ってたわ! きっと大勢で私を嬲り者にするつもりなのね!

その想像にはさすがに彼女もぞっとして、今すぐ逃げ出そうと窓を開けた。階段の足音から一階ではないとは分かっていたが、彼女がいたのは幸いながら二階だった。まあ、この山の中で3階建ての建物なんてそうそうありそうもないのだが。しかし二階だということは、男たちも階段をすぐに登り切ってしまうということだった。

――ままよ!

彼女は取るものもとりあえずそのまま窓の外へと身を躍らせた。

 ズンっ!

「痛っ!」

足に稲妻に打たれたような傷みを感じ、彼女はその場に尻もちをついた。おかげでついでにお尻もじんじんと痛かったが、彼女はまだ絶望していなかった。彼女は痛む足(とお尻)をさすりながら何とか立ち上がると、ふと目を上げた。

「あ……」

そこにあった物は、ここまで決して折れなかったイヴァンナの心を簡単にへし折った。そこにあったのは……叔父の家だったのだ!

「あれあれ、イヴァンナちゃん。しばらく見ない間にずいぶんお転婆さんになったもんだねぇ」

二階の窓から覗く叔母ノンナの朗らかな笑みに、イヴァンナはへなへなとその場に再びしゃがみこんだ。


 結局山道で会った男はマラートと言って、アレクセイと同じ里の木こり仲間だった。しかし何度か母イネッサに連れられて来ただけのイヴァンナが里の全員を覚えている訳もなく、彼の方もイヴァンナの顔を覚えていた訳ではなくて、彼女が若いころのイネッサに似ていたので訝しんだだけだったのだ。それがいきなり昏倒するものだから、慌てて里に連れ帰ってイネッサの弟であるアレクセイの家に運び込んだのだそうだ。

――結局全部私の一人相撲だったのね……

 よく考えれば体が痛かったのも慣れない登山をしたからだろうし、着替えさせたのも叔母のノンナだろう。最初に彼女が気を失わなければ……

「あんた、女だろ? 確かイネッサさんの娘の……イヴァンナちゃん……だっけか?」

「そうです! ひょっとして母の知り合いですか?」

「ああそうだよ! アレクセイのところに行くのかい? それなら案内するよ」

……という感じに、円満に里に来ることが出来たはずだったのだ。

――それもこれもあのモンゴーラ兵のせいよ! あんな事がなかったから気を失ったりしなかっただろうし!

イヴァンナは右手を握り締めるとモンゴーラへの憎しみをより深くした。……そういうことにしておいた。


「ところで、イヴァンナはどうしてこんなところにいるんだ?」

「俺が見つけた時は山を越えてドルクに渡る道を登っていたんだけども……」

「へ?」

どやらイヴァンナは見当違いの道を歩いていたらしい。

――お、おかしいわね。どこで道を間違えたのかしら……?

曖昧な笑みで「あはははー」と誤魔化したイヴァンナだったが、ノンナの続く言葉に笑顔を固まらせた。

「やっぱりドルクに逃げるつもりだったのかい? 他のみんなは無事なのかい?」

 山の人々も戦の様子は遠くから見守っていたのだが、ハサール軍が占領してからは内部を知ることは出来なくなっていた。実際に街の中がどうなっているのかは知り用がなかったのだ。イヴァンナが生きていることだけでも僥倖だったが、そうなれば他の人々の様子を聞きたくなるのは当然のことだった。

 だがイヴァンナは真っ青になって顔を伏せた。一旦は受け入れた事でも、言葉にするとなると、殊に何も知らない人に聞かせるとなると平気ではいられないものだ。言葉にするためには普段目を背けている事実に向き合わねばならず、それはつまり追体験することになりかねない。イヴァンナはそれを整理してただの記憶へと加工するにはまだ幼すぎた。今はまだ思い出すだけで強い恐怖や大きな悲しみが蘇ってしまうのだ。彼女は両手をギュッと握って手の平の汗を隠しながら、ゴクリと唾を飲み込んだ。そして感情を押し殺し、なんとか言葉を紡ぎ出した。

「……お母さんは、無事よ。でも、男の人達はみんな死んじゃったわ。お父さんも、近所のおじさんたちも、みーんな。街も半分焼けちゃったわ。叔父さんたちの言った通りだったね……」

アレクセイたちは居心地悪そうに黙りこんだ。

 ソッチの街の人々が戦うことを決めた時、当然山の人々にも協力が求められた。だが彼らは反対したのだ。城壁のない街では守りきれるはずがないと、どうせなら山に逃げて来いと。しかしソッチの人々は自分たちだけで街を守ることを選んだ。快適な生活を選んだのだ。もちろんそこには、ハサールを退けた(という触れ込みの)最新防御兵器「網」への過信があったのだが。

「私達は波止場に追い詰められたの。そしてそこで私は……3人のモンゴーラ兵に、襲われたの……」

その時の恐怖が蘇りイヴァンナはそれ以上声を出せなかった。ぶるぶると震えるイヴァンナを見て、ノンナがぎゅっと抱きしめた。

「辛かったねぇ……。でも、ここまで来れば安心さ! そいつらが追いかけてきてもおばさんが守ってあげるからね!」

ノンナにぎゅうぎゅうと締めあげられながら、イヴァンナは雪が溶けるように恐怖が薄らいでいくのを感じた。口に出して受け止められたことで、感情の整理が付いたのだ。彼女の心の中でその記憶は、引き出しの中にそっと仕舞われたのである。

 ほっと安心して初めて、彼女は自分があの日以来ずっと張り詰めていたことに気付いた。そして落ち着いたことでノンナの言動に違和感を覚えた。

――あれ? ひょっとして……私が犯されちゃったと思ってる?

「ホントに酷い奴らだねぇ! こんなに可愛いイヴァンナになんてことをするんだろう!」

――いやー、私が可愛いからこそ襲われたんだと思うけどねー

内心で冷静で客観的(?)なツッコミを入れながらも、イヴァンナはようやく説得の取っ掛かりを掴んだ。彼女はモンゴーラへの怒りを煽るべく、少しばかり脚色を加える事にしたのだ。

「私は必死で抵抗したの! 嫌だって言ったの! でも男たちは私を岸壁に押し倒して、私はその男たちに……ううっ……代わる代わる……ううううっ」

そう言いながら彼女は嘘泣きを始めた。セリフの方は一応(ほとんど)嘘ではない。

「もういいんだよ、モンゴーラのクソ野郎どものことなんか忘れちまいな! あんたは綺麗なまんまだよ!」

「畜生っ、モンゴーラの鬼畜どもめ! 俺の可愛い姪っ子を傷物にしやがって!」

アレクセイの言葉を聞いてイヴァンナはノンナの腕の中でぺろりと舌を出した。

「そうだな、俺も許せねぇ! モンゴーラもハサールもまとめてぶっ殺してやるっ!」

「え……」

彼らの約50%はハサールへの憎しみで出来ていた。

「さっそく里の奴らを集めよう。集めておいたトリカブトの毒(注1)を使うぞ!」

「おう!」

物騒なことを言い始めた2人にイヴァンナは慌てて声を上げた。

「ちょ、ちょっと待って! ファル様は悪くないの!」

3人はきょとんとしてイヴァンナを見つめた。

「ふぁる……様?」

「あ、えーと、ファル様はハサール軍を率いていらっしゃる方なの」

とたんに胡散臭そうな顔をする3人を見てイヴァンナは慌てた。

「ふぁ、ファル様は私を襲っていた連中をあっという間に射殺(いころ)して、街からモンゴーラ軍を追い払ってくださったのよ!」

「いや、イヴァンナちゃん、それは単にモンゴーラと戦っていただけであってね……」

「違うわ! だって街の火を消したり、復興の手伝いもして下さっているのよ!」

その言葉は3人にとって衝撃的だったらしく、目を大きく見開いてびっくりしていた。

「あのハサールが?」

「信じられん……」

彼らが不審がるのは当然のことだった。ニルファルが兵士たちに復興を手伝わせたのも、実のところそうしないと補給物資を荷揚げできなかったからだし、港から街の外に持ち出すのに瓦礫が邪魔だったからだったのだ。だがそれは説明しているイヴァンナ自身も分かっていなかった。彼女が分かっているのはニルファルのことばかりである。

「ファル様はとっても凛々しくて美しくて格好良くて、それでいて優しくて公正で格好良くて、にも関わらず強くて厳しくて格好良いのよ!」

鼻息荒くニルファルを褒め称えるイヴァンナを3人がジト目で見ていた。

「あー、ひょっとして……そのファルってハサール男に惚れたんじゃないだろうな?」

「えっ……やだ、そんなんじゃないわ!」

イヴァンナは否定したが、先程までと打って変わって頬を赤らめて身を捩る彼女の姿はその言葉を裏切っていた。ますますジト目になる3人を見て、イヴァンナは重要な事を言い忘れていたことに気付いた。

「ファル様……ニルファル様は女の人よ?」

「「「おんなぁ~?」」」

余程意外だったらしく、3人は大げさに驚いていた。まあイヴァンナもニルファルの入浴姿を見るまで男だと思ってたんだけど。

「なんで女が指揮しているんだ?」

「えーと、なんだか偉い人の姫様みたいだったけど……」

イヴァンナもニルファルの正確な素性は聞いていなかったのでブラヌの娘だとまでは知らなかった。意外にも彼女の素性に気がついたのはノンナだった。

「ねえあんた、そういえば去年ドルクに攻め込んだハサール軍って、可汗の娘が率いてたんじゃなかった?」

「おお、そういえば! じゃあソッチに来たのもあの一部か。たしかドルクの皇子を婿に取ったんだっけか?」

「ええぇ~~~っ!?」

大声を上げて驚いたのはマラート……ではなくイヴァンナだった。

「……知らなかったのかい?」

「知らなかったわ! まさか、まさかファル様が……既婚者だったなんてぇ~!」

「「「…………」」」

イヴァンナ以外にとっては激しくどうでも良かった。というか、イヴァンナにとってもどうでもいいはずなんだけど。

「ま、まあ、ともかく、その娘が指揮官だっていうのは間違いなさそうだわね」

「女だからイヴァンナを守ったのか……」

「男まさりかと思いきや、心は女だったと言う訳か」

――失礼ね、体も立派に女だったわ! 私よりも……

自分のツッコミにしょんぼりしながらも、イヴァンナはあと一押しだと感じていた。


「ファル様は再びソッチに攻め込もうとしているモンゴーラ軍を海辺の道で食い止めて下さっているの」

「海辺の回廊地帯で戦ってるって話は、あのあたりの猟師から聞いたな。一進一退でちまちまやってるそうだ」

「そう、あのあたりで戦っている限りは大丈夫だっておっしゃってたわ。でも、モンゴーラ軍が山を越えて来たらどうしようかと心配していらっしゃるの。もう一度盆地に入られたら街を守りきれないって。

 だからおじさんたちに、山の中に罠を仕掛けてほしいのよ!」

正確にはニルファルたちは「数で負ける」と言っていたのだが、つまりは町を守りきれないと言うことなので嘘ではない。……はずである。


「モンゴーラが山を越えるって? しかし馬に乗ったままでは獣道は通れないし、数少ない山道だって素人じゃ迷うのがオチだぞ」

実際に迷ったばかりのイヴァンナはぐうの音も出なかった

――全くその通りね……

だが、立場上同意はできなかった。

「でも、このままじゃ二進(にっち)三進(さっち)も行かないんだから、兵力に余裕がある方が動くわ。だいたいハサールも嫌いなんだったら、どっちが引っかかろうと気にしないでしょう? 山の中に罠を仕掛けてよ!」

「罠ねぇ……」

アレクセイたちはだいぶ心が動いているようだったが、やはり気が乗らないようだった。やはりハサールを助けることになるのが引っかかるのだろうか。

「ねえ、おじさん。じゃあ……ハサール軍に協力するんじゃなくて、身を守るためだと思ったら? どちらの軍にも山に入って来て欲しくは無いんでしょう? だったらそこら中に罠を仕掛けまくって二度と山になんか入るものかと思わせた方が得じゃない?」

「「「…………」」」

 身も蓋もない提案に3人は呆れた。呆れたが反対する理由も見つからなかった。ここで罠を仕掛けると言えば、少なくともハサール軍は山に登って来ないだろう。そして罠の質と量次第ではモンゴーラ軍も山に入ることは諦めるはずだ。ただでさえ山に慣れていない草原の民が、地理も知らない山の中で罠を警戒しながら進むのは大変に難しいことだ。それが分かっているからこそ、彼らは山中に隠れ住んでいるのである。


「確かに、海岸近くの森ではおちおち木を切ってる場合じゃないしな」

「猟師の連中も獣が騒がしくて困ると言ってたな」

「山に登って来られて、里まで見つけられちゃあ困るしねぇ」

3人は頷き合うとイヴァンナに向き直った。

「イヴァンナ、俺達に任せておけ。秘蔵のトリカブト毒で茨に触れただけで死ぬようにしておこう!」

「アレクセイ、トリカブトじゃあ最初の数人を殺せるだけだ。すぐに死ぬから後続が警戒しちまう。ここは遅効性のタマゴテングタケ(デス・キャップ)(注2)を使おう。気付いた時には何百人も罠にかかっているだろうし、そもそもどれが罠だったのかも分からない」

「ちょっと待ちなよ、イヴァンナちゃんたち街の衆が里に来る時にうっかり引っかかったら困るじゃない。ベニテングタケ(注3)にしておきなさいよ!」

「よし、安全のために街へのルートだけはベニテングタケにしておこう」

「その他はタマゴテングタケとトリカブトを二段階で使い分けよう」

「そうね、それがいいわ」

 イヴァンナには3人が口にしていた植物が何なのか分からなかったが、どれもがヤバそうな毒薬なのだということだけは分かった。イヴァンナは慌てて彼らを引き止めた。

「待ってよ叔父さん!」

「うん? 罠を仕掛けろと言ったのはイヴァンナじゃないか」

「そうだけど、それじゃダメなの! だって、だって……私が帰り道でも迷うかもしれないし!」

その悲痛な叫びに3人は黙り込んだ。

「……帰りは、おじさんが送ってあげるよ」


 こうしてノボロウシスクとケッチを結ぶ回廊地帯は、モンゴーラ軍が知らないうちに彼らの墓穴へと変えられようとしていた。

注1 トリカブトは即効性で極めて強い毒性を持つ植物です。

皮膚や粘膜に触れるだけでもアウトですが、経口摂取すると数十秒で死にます。

火曜サスペンス劇場とかでも常連ですよね


注2 タマゴテングタケは遅効性の毒を持つキノコです。別名デス・キャップ(death cap)

摂取すると24時間以内に食中毒っぽい症状になりますが、治ります。が、数日後に死にます。二重の意味で遅効性ですね。


注3 ベニテングタケは幻覚作用のある毒を持つキノコです。でも下痢とか嘔吐もするので幸せにはなれませんのでご注意下さい。

でもヨーロッパでは幸せのシンボルだそうです。

中には幻覚でハッピーになれるんでしょうかねぇ?



モブキャラだったはずのイヴァンナですが、独立して1話出来ちゃいました

蛇足な感じもして、辻褄合わせにも苦労して、ネタといえば毒キノコだけ

しかも叔父夫婦+αまで名前が……

忘れそうなので名前をメモっておきます

 アレクセイ:イヴァンナの叔父

 ノンナ:アレクセイの妻

 マラート:アレクセイの木こり仲間

 イネッサ:イヴァンナの母

とはいえ、彼らの話は膨らみません

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