出征
昨年の戦い以来、スラム人とハサール人の関係は大きく変わっていた。独立して完全にハサールとの関係を断ったクレミア連邦はもちろんだが、未だにハサールの支配下にある大陸側のスラム人たちも例外ではなく、彼らも大いに調子に乗っていた。クレミア連邦政府の「スラム人による軍隊がペレコーポ地峡でハサール軍を壊滅させた」という政治宣伝(注1)を信じたからである。
クレミア連邦政府自身は、独立へ至る一連の経緯が棚ぼただったことを誰よりも自覚していた。事前計画も、戦闘も、講和すらプレセンティナが主導したことなのだ。普通なら支配者がハサール人からプレセンティナ人に代わるところだが、そのプレセンティナがクレミア半島の支配に興味を示さなかったからこそ独立できたのである。だがそんなことを認めれば連邦政府の求心力はガタ落ちだから、彼らは独立運動と独立戦争を飾り立てて宣伝する必要があったのだ。
まあ確かに戦闘に参加した人数で言えばプレセンティナ人よりスラム人の方が多かったし、地峡で戦ったハサール軍に限定して言えば(一時的にではあるが)過半の戦力を奪う事が出来た。それだけ戦闘不能になれば普通の軍隊なら壊滅するだろう。兵士の殆どが自律行動できるというハサール軍はあっさり再編成できちゃうのだけど、その辺りはクレミア連邦政府自身も分かっていない。そしてそもそもハサール軍全軍が戦った訳ではないのだということを無視すれば、この政治宣伝は嘘ではなかった。少なくとも、積極的な嘘ではない。
そしてクレミア政府の思い通り、長年ハサール人に圧政を加えられて自信を喪失していたスラム人たちはこの政治宣伝に飛びついた。「ハサール恐るるに足らず!」という訳である。それはクレミア半島に住まう者達だけではない、むしろ大陸に残されている者、特にアムゾン海沿岸の都市に住まう者達の方が酷かった。彼らは「いざとなればクレミアに逃げればいいや」とタカをくくっていたし、それを察したハサール人の方もこれまでの高圧的な収奪を手控えるようになったのである。決してスラム人からの反撃を恐れた訳ではなく「あんまり虐めると逃げちゃうからなぁ」と思っただけなのだが、スラム人の方は「ハサール人がビビってる!」と勘違いして一層調子に乗ってしまったのだ。
更にはモンゴーラとの戦いの少し前にハサール人と入れ替わりにやって来た周辺部族は、ハサール人よりも遥かに腰が低かった。彼らは自分たちが居候にすぎないと分かっていたし、ハサール人とスラム人の関係も分かっていなかった。そしてもともとモンゴーラが興隆する前の東の草原では、遊牧民と農耕民族(ツーカ帝国)の関係は支配者と非支配者ではなく、野蛮人と文明人、貧しい者と富める者の関係だったのだ。そして彼らは故郷を追い出されたことで自信をも失っていた。その結果、彼らがスラム人の街を訪れた際にはまるで支配者と非支配者が入れ替わったかのような状況が生まれていた。
「コノちーず、ソノコムギ、コウカン。オネガイ」
「ああん? なんだこのチーズは? これじゃあ小麦は半分だな」
「ソンナ!」
「嫌なら他をあたりな。もっとも誰もこれ以上出さないだろうがな」
「…………」
買い叩かれてトボトボと帰っていく訛りのきつい"ハサール人"を、スラム人たちはしてやったりと昏い喜びを持って見送っていた。彼らは新たにやって来た周辺部族をローテーションで移動してきたハサール人の一部族だと思い込んでいたのである。
本当のハサール人の方は言うことを聞かなくなったスラム人をどうでも良いと思っていた(というかどうでも良すぎて忘れていた)ので、避難勧告どころか状況説明すらしていなかったのだ。
当然イゾルテはクレミア政府には連絡していたのだが、彼等のハサール人に対する憎しみを直に見ていたので援軍は求めず、状況の説明とハサールへ援軍を派遣することだけを知らせただけだった。だがクレミア政府はこの情報を隠蔽した。プレセンティナとハサールが事実上の同盟を結んだことを深刻に受け止め、国民が動揺することを恐れたのだ。
イゾルテからしてみればハサールとタイトンに共通の危機である以上当然の措置であり、本来ならスラム人にも参加して欲しいくらいなのだが、スラム人からしてみれば見たことも聞いたこともないモンゴーラよりハサールの方がよほど恐ろしかったのだ。そしてそれを破ったプレセンティナも。結局草原の戦いの結果は交易商人を通じてクレミア全土に、そして大陸のスラム人の街へと伝えられるのだが、なにせアムゾン海をぐるりと一周回ってのことだから一ヶ月以上の時を要した。つまり……間に合わなかったのである。
モンゴーラ軍が姿を表した時、スラム人の農民達はハサール人だと誤解した。だが彼らは沿岸の都市部の連中とは違い「いざとなったら逃げればいい」と思えるような状況ではないのでいくらか理性的だった。例えばある村では、村人を皆家の中に隠れさせて村長が対応に出た。
「何の御用でしょう? 年貢は既に納めましたが」
長年ハサール人へ対応してきただけあって村長のハサール語は完璧だったが、その応えはとてもぎこちなかった。
「ワレラ、ハサール、チガウ」
代表して応じた男ですらその程度で、それどころか他の男達が聞いたこともない言葉(注2)を話していたので村長は困惑した。
「モンゴーラ、ハサール、タオシタ。ワレラニ、シタガエ」
長年ハサールに支配されてきたスラム人にとっては驚くべき事であったが、昨年の戦いでハサールが負けたことも知っていたしハサールの支配が揺らいでいることも実感していたので、青天の霹靂という訳でもなかった。それにモンゴーラ人も言葉以外はあんまりハサール人と違わないように見えた。
――一難去ってまた一難か。クレミアの連中は何をやっとるんじゃ……
村長からすれば、宣伝するほど強いのならさっさとハサールを倒して開放して欲しいものである。だが今ここで逆らったらクレミア軍が開放してくれる前に死んでしまうのは明らかだ。彼は素直に支配を受け入れた。
「抵抗はしません。しかし今年の税は既にハサールに払ってしまいました。これ以上は勘弁してください」
「カマワナイ。ライネンデ、イイ」
意外なことにモンゴーラ人は理解があった。ここで無理に麦を奪えば来年の作付が減少すると分かっているのだ。だが村長がほっとする間もなく彼らは次々と馬を降りて農家へと押し入って行った。
「ぜ、税は来年でいいと言ったではないですか!」
「ネングハ、ライネン。デモ、オンナハ、イマ」
「女?」
村長は首をひねった。彼に危機感がなかったのは、あくまでも彼らをハサールの延長として捉えていたからだった。混血を嫌うハサール人はどんなにムラムラしていても異民族の女と交わろうとはしなかったのだ。
やがて家々から男たちや老人、子供たちがぞろぞろと出て来て広場に集められた。だがそこには女たちの姿が少なかった。老婆や幼女は出てきたのだが、年頃――というには随分と幅の広い年齢層――の女達がいなかったのだ。
「ま、まさか……」
長老はこれから起こる惨劇を直感的に理解した。労働力となる男は残しておいて、女を皆殺しにすることでスラム人を根絶やしにしようというのだ。
「きゃあああぁぁぁあぁ!」
「やめてぇぇぇえぇ!」
「ママぁ、ママぁ……!」
次々に上がる悲鳴に村人たちは血の気を失い、子どもたちは耳を塞いだ。彼女たちの悲鳴は長く、長く、村の中に響き渡った。本当に長く……
「ああぁ、だめぇ、だめなの!」
「あなた、ごめんなさい!」
「ぐすっ、初めてなのにぃ……」
長い悲鳴は何だか違う性質の声へと変わり、次第に甘い声が混じり始め、今度は父親たちが違う理由で子どもたちの耳を塞いだ。
「……どういうことです?」
「ミテノ、トオリダ」
確かに見ての通り(というか聞いての通り)の強姦だったが、村長の質問の意図はハサールが決してやらなかった強姦をなんでモンゴーラはするのかという問いである。どちらかというと純血に拘るハサールの方が例外的なのだが、ハサール人しか異民族を知らない彼らはそれが世界共通のマナーなのだと思い込んでいたのである。……まあ、スラム人同士では夜這いや強姦も普通にあったんだけど。
「ワレワレノ、ギムダ」
「義務? 女を慰み者にすることがですか!?」
「チガウ、コヲナスコトダ」
「え?」
村長が改めてモンゴーラ兵を見回して見れば、彼らは羨ましそうに農家の方に目を向けてはいても、中で行われている狂態に参加しようとする者はいなかった。それにぶっちゃけ、押し入った家によってあたりハズレが激しいのだが、いい女を求めて移動する者もいなかった。例えば村長の左隣の家は33歳の母親が村一番の別嬪な上今年16になる長女も天使のような可愛らしさだったが、右隣の家の35の母親は旦那より横幅があって体重も倍はあるし娘もいなかった。だがその家から野太い唸り声が聞こえてくるところを見ると、どうやらモンゴーラ兵はちゃんと"義務"を果たしているようだ。
「まさか……一晩だけではないのですか?」
「アノ、オンナタチ、ツマ。ホカノオトコ、チカヅク、ダメ」
「そんな……」
モンゴーラ人はハサール人とは真逆に、混血をしてでも子を増やすことを推奨していた。殊にパトー配下の軍団では草原の民を増やすことが至上命題だったから、これはむしろ義務であり、美醜を問わず自分が引き当てた女を孕ませなくてはいけないのだ。一時の慰み物ではなく、子を作る道具なのだ。だからこそ誰の子か分からなくなるようなことは避けねばならず、大勢で弄ぶこともなく秩序正しく強姦しているのだ。略奪婚の一種と言えるだろう。もちろんスラム人の前夫と密通することも厳禁だった。
――ということは、村に入り込むつもりか! 妻を奪われ、それを横目に見ながら同じ村で暮らさなくてはならないのか……
屈辱に震えながらも一時のことと信じて耐える村人たちに、村長は何も言えなかった。
その頃スエーズでは、バールが長年待ち望んだ時を迎えていた。整然と立ち並ぶマムルーク達に向かって、彼は静かならざる心を抑えながら高らかに宣言した。
「時は来たれり! 兵糧は満ち、士気は高く、敵は疲弊している。ついにドルクに攻め入る好機が到来したのだ!
我軍はバラクダットに向けて進軍を開始する!」
「「「おおおおおオオォォォォォォォ!」」」
どよめきが地響きのような振動をともなったのは、マムルーク達がドスンドスンと足踏みをしたからだった。広場だったからいいものの、船の上でやられたら大変なことになりかねないなぁ、と臨席するイゾルテは思った。
「静かなる都バラクダットを追われて幾星霜、我らはこの時を待ち望んでいた。これは聖戦だ! 神が我らの勝利を約束してくださっている!」
「「「おおおおおオオォォォォォォォ!」」」
ビリビリと揺れる地面と空気に辟易しながらも、イゾルテも表面上は穏やかに微笑んでいた。
――勝利を約束したのはエフメトだし、約束させたのは私なんだがなぁ。茶番に付き合うのは疲れるものだ
だがこの戦いが八百長だということを秘密にするように提案したのもイゾルテだった。もちろんバールは嫌がったのだが、敵を騙すには味方からである。国民や兵士が盛り上がっていてこそ真実味が出るのだ。この盛り上がりは食料を運んでくるナイール人の口からヒンドゥラ商人の耳に入り、やがてヒンドゥラの匈奴軍へと伝わる……かもしれない。そう説得するとバールもしぶしぶ納得し、一旦やると決めた彼はイゾルテ以上に熱心に演技していた。小国の王にとって演技とは欠くべからざる能力なのだろう。まあ、イゾルテも他人事ではないのだけど。
「ここで指導者様の御言葉を賜る! ささ、指導者様、お願い致すでござる」
今まで偉そうに演説を打っていたのにいきなり謙って妻に恭しく頭を下げるバールの姿はいささか滑稽だったが、そんな感想を持ったのはイゾルテたち外国人だけのようで、マムルークたちも見送りの一般国民たちも指導者様の顔を――というか顔を覆う覆面を見ただけでバババッと跪いた。
――驚いたな。世俗的な権力を持たないのにこんなに国民に信奉されているのか……。あるいは、持たないからこそか?
イゾルテは首だけで振り返ると近衛兵たちに膝を付くように小さく指示を出した。だが彼女自身はそのままだ。国家を代表する以上彼女だけは生きた人間にひれ伏すわけにはいかないのである。
「大義でおじゃる」
指導者の第一声に、一人突っ立っていたイゾルテだけがガクっとこけた。
――いったいいつの時代のアルビア語なんだ……
ただでさえ時代に取り残されたスエーズの、さらに人々から隔離された奥の院で無菌培養されてきた歴代の指導者たちは、古代の奇妙な宮廷言葉まで保存してきたのであろう。なんで男言葉なのかは良くわからないが。
だがスエーズ人たちは別にガクっとしないために跪いていた訳では無いようで、感激したように「ははぁ~~」と一層深く頭を下げていた。おかげでイゾルテの醜態も見られずに済んだのは僥倖である。
「神のお告げがあったでおじゃる。此度の戦いでは一人も欠くこと無く勝てるであろう」
「「「おおおおぉぉぉぉぉ!」」」
その神託だか予言だかは単純に士気を上げるための虚言なのか、バールから八百長の件を聞かされて言ってるのか、あるいはバールが詳細を教えないまま言わせているのか、それによって彼女の評価が変わるところなのだが、今のイゾルテには知る由もなかった。
「神のお許しを得て、兵達の門出を見送るでおじゃる」
そう言ってそっとブルカを外した指導者の顔は、イゾルテまでもがはっとするほど美しかった。その彫りの深い顔立ちと高い鼻筋は意志の強さを表しているようであり、しかし垂れ目がちな瞳は慈愛に満ちた母のようであって不思議な魅力を醸し出していた。顕になった首の細さも考えれば、体格も相当スリムそうだ。年齢が40代半ばくらいなのでさすがのイゾルテも彼女を直接どうこうしたいという気は(少ししか)なかったが、その美しさはさすがはサラの母親である。まあイゾルテはずーーーっと女性の顔を見ていなかったから、評価基準が甘くなっている可能性もあったけど。
――母親がこれほどなら、サラの妹というのもかなり期待できそうだな……
唯一の不安材料はバールの血である。そのバールが馬に跨ると声を張り上げた。
「者共、進軍を開始せよ!」
「「「おおおおぉぉぉぉぉ!」」」
敬愛する指導者に見送られながら、バールに率いられた5万のマムルークたちは東へと旅立っていった。スエーズ王国のほぼ総戦力なのだが、広域にわたって占領する必要があるのでこれでも全然足りないくらいだ。本国を空っぽにすることに不安がない訳ではないが、幸い(?)難民たちが暴動を起こせば5万ぽっちではどうにもならないのだから諦めも付くというものだ。
イゾルテが彼らを見送っていると、アイヤールの統率のために残らざるを得なかったサラが不思議そうにイゾルテに聞いてきた。
「……イゾルテ殿? イゾルテ殿は行かないのでござるか? 父上はイゾルテ殿が協力して下さると言っておられたが……」
「後から追いかけることになってるんだ。ある物が出来てからな」
「ある物……でゴザるか?」
もちろん彼は八百長のことを知らなかった。
「ああ、この戦いでもっとも必要なものだ」
「はぁ……?」
それが鏃も矢羽もない100万本の矢のことでだとは、サラには思いも付かないことだった。まあどっちかというと、急遽作らせている移動指揮車(改)の方が時間がかかってるんだけど。ポルコサイードとスエーズ市を行き来する間に普通の馬車に乗るのが心底嫌になったイゾルテにとっては、移動指揮車(改)はとってもとっても必要なものである。
「と、ところで、トリス殿は残られるのでゴザるか?」
「トリス? あー、まあ、そりゃあ、一緒に行く……かな?」
さすがのイゾルテも同時に二箇所に存在できないので、トリスが残るはずも無かった。彼女が答えに迷ったのは、かつらを持って行くかどうかをちょっとだけ悩んだからである。激しくどうでもいいけど。
「そうでござるか……」
トリスが残らないと聞いてサラはしょんぼりしたが、はたと気づいた。もう一つ重要なのは恋のライバルであるアントニオの動向ではないか! 戦場なんかでロマンスを繰り広げられては、ますます二人の絆が深まってしまう!
「で、ではアントニオ殿は!?」
「へ? アントニオは残すけど? だって必要なんだろ?」
アントニオが事務仕事を一手に引き受けていることはイゾルテも承知していたし、何より彼女はアントニオがサラを好きなんだと思い込んでいた。
「そうでゴザる! 某にはアントニオ殿が必要でゴザる!」
興奮して迫り寄るサラにタジタジになりながら、イゾルテはゴクリと唾を飲み込んだ。間近に見る彼の顔は母親である指導者と比べても遜色がないほど美しく、今イゾルテは彼を性的な対象として意識しないではいられなかった。
――きゃー! アントニオ×サラかと思いきや、サラ×アントニオもアリなのか!? もちろんアリだよな!
図らずも二人の秘めた想いを知ってしまったイゾルテは、自ら愛の神エラウス(注3)を任じた。彼女はにっこり――というか内心ではグヘヘヘと微笑みながらサラに確約したのだ。
「ならば思う存分扱き使ってやってくれ。お前にどんなことを命じられようと、あいつは悦んで受けるだろう」
「ありがとうでゴザる!」
サラが小さくガッツポーズを決めて意気揚々と帰っていく姿を、ただイゾルテだけが生暖かい視線で見送っていた。
注1 政治宣伝は文字通り政治的な目的を持った宣伝行為のことです。
まあぶっちゃけ、本当のことをフツーに発表したってプロパガンダです。(ホワイトプロパガンダ)
でも真偽不明のことを本当と決めつけて宣伝したり、明らかに嘘なんだけど本当だと宣伝することも往々にあります。
戦時中の大本営発表なんかもその一例ですね。近年、というか現在でもリアルタイムでホワイトじゃないプロパガンダが横行しています。
しかしわざわざ注釈を入れたのは語源がラテン語のpropagare(種を蒔く、繁殖させる)だからです。
注2 言語学上の分類でアルタイ諸語には3つのグループがあります。
チュルク諸語、モンゴル諸語、ツングース諸語です。
モンゴル語は文字通りモンゴル諸語、満州語はツングース諸語、トルコ語やカザフ語やウイグル語なんかはチュルク諸語です。
モンゴル諸語とチュルク諸語は文法は似てても単語は全然違うそうです。
注3 エラウス=エロース
人や神々の恋心を弄ぶ愛の神エロースは、キューピッドの原型でもあります。
心臓に矢を撃ち込んで人を恋に落とすなんてそのままですね。
まあ、間違ってもエロースは赤ちゃんみたいに無邪気な存在ではありませんけど。
しかもイゾルテの場合、どっちかというと鉛の矢を当てまくってる気がしてなりません。




