登場人物一覧(第2章終了時点)
・イゾルテ
本作の主人公。
イゾルテ・ペトルス・カエサル・パレオロゴス
プレセンティナ帝国の第二皇女にして、金髪白皙の美少女。
不定期に神様(?)から贈り物が届く特異体質(?)の持ち主。
ドルク帝国からローダス島を守ることを主張し、自ら艦隊を率いて戦った。
気さくで軽い言動に反して、過剰な責任感と思慮深さの持ち主。
本来何も得られないはずのお節介な防衛戦で、味方であるムルス騎士団から新たな港の建設許可をもぎ取ったタフなネゴシエーターでもある。
・ムルクス
プレセンティナ帝国の老提督
イゾルテの傅役。
地顔が笑顔に見えるけど本当は無表情な人物。
ローダス島へ派遣された艦隊の総司令官
彼女が帝位を継ぐべきだと考え始めた
・アドラー
初老の船大工。金髪でムキムキ。
イゾルテの母ゲルトルートと同郷で、イゾルテとは生まれた時からの付き合い。
奴隷になったムスタファを預かっている
・ムスタファ
ドルク帝国海軍の准提督……という名の私掠船船長
少し前までは完全にアウトローな海賊だった。
イゾルテにとっ捕まって奴隷になったが、持て余されてアドラーの弟子みたいな扱いになっている。
櫂を絡めとる網に錘を付けて投石機で飛ばす「ムスタファの投網」を提案した。
・ルキウス
プレセンティナ帝国の皇帝
イゾルテとテオドーラの父
跡継ぎの男子が居ないのが悩みの種。
イゾルテ男装女子化計画の発案者。
・テオドーラ
ルキウスの長女にしてイゾルテの異母姉。
母のイザベラに似て黒髪グラマーなタイトン的美人で、重度な隠れシスコン。
イゾルテの出征に反対するが、キスをされたショック(というか喜び)でなし崩し的に認めることに。
男装したイゾルテもまんざらではない。……らしい。
・ヒシャーム
ドルクの現皇帝の腹心にして乳兄弟。
ドルクのローダス島遠征軍の総指揮官。
しゃべり方はのっそりとしてとろい印象があるが、その実果断にして冷酷。
・アントニオ・セルベッティ
無垢な少年
戦死したプレセンティナ艦隊第二分艦隊司令セルベッティ提督の息子
過酷な戦闘を前にして、イゾルテの元へ使いに出され、生き残った。
・ベルトラン
ベルトラン・ド・ヴィルパン
ムルス騎士団の若い騎士




