地図
作品の舞台となる世界の地図です。
本作をこれから読まれる方は、とりあえず以下の事だけ抑えておけばOKです。
・プレセンティナ帝国という都市国家が陸海の交通の要衝(というか、ぶっちゃけイスタンブール)にある。
・ドルク帝国という超大国がプレセンティナのすぐ隣(というか、ぶっちゃけ中東全域)にある。
残りは必要に応じて参照して下さい。
※こちらの世界とここが違います。
・アナトリア半島(小アジア)が小さい → ダーダネルス海峡がない
・キプロス島とクレタ島が消えて、中間地点にロードス島だけがある
・イギリスとアイルランドがない
― タイトン諸国 ―
プレセンティナ帝国(=イスタンブール周辺)
主人公イゾルテの住む国です。かつては超大国でしたが、今は首都ペルセポリスしか残っていません。ただしそのペルセポリスは、経済的に繁栄していて、強固な城壁に守られています。
アプルン王国(=フランス)
ルートー王国(=スペイン+ポルトガル)
この2国は「アプルン及びルートー連合王国」(通称は単にアプルン王国)としてほとんど1つの国として動いています。タイトンの覇権を唱え、ディオニソス王国とずーっと戦争中です。
ディオニソス王国(=ドイツ+オーストリア+ハンガリー+チェコとかスロバキアとか)
こちらもタイトンの覇権を唱えています。ただし、ドイツ+オーストリアくらいが本国で、残りは半独立の諸侯が治める領地です。辺境諸侯領は、辺境と頭に付くだけあって、そんなに発展していません。
ホールイ3国(=バルカン半島 - ギリシャ)
エウノメアー王国 (プレセンティナの隣国)
ルィケー王国
エイレーナー王国
もともと一つの国でしたが平和的に分裂しました。その経緯によりエウノメアー王国が格上の兄貴分です。
ヘーパイスツス王国(=スイス)
二大強国に挟まれていますが、双方に傭兵団を送って強かに生き残っています。
ヘスチア連合(=ギリシャ)
都市国家のゆる~い連合体です。内部で小競り合いが絶えません。
アルオン王国(=ポーランド)
広いけど弱小国。名馬の産地
ローダス島(=ロードス島?)
ムルス騎士団という宗教(?)組織が治めています。
スカタンヒナビタ半島(=スカンジナビア半島)
ノーウェイ王国(=ノルウェイ)
スヴェリエ王国(=スウェーデン)
スノミ王国(=フィンランド=スオミ)
スノミ王国は主人公イゾルテの母親の祖国で、その姉が国王に嫁いでいます。
メーテルラント(=オランダ周辺)
小国家が乱立していて、親ディオニソスと親アプルンの二派に分かれて代理戦争をしています。
イタレア半島(=イタリア半島)
都市国家が乱立しています。ですが、古へメタルの本拠だったのでとても発展していて、それぞれ侮れない経済力を持っています。とりわけ盛況を誇るのがバネィティア共和国(=ベネチア)です。
旧アルテムス王国領(=ウクライナ西半分+ルーマニアの南東半分+モルドバ)
以前、アルテムス王国という国がありましたが、ハサール人により滅びたまま空白地帯となっています。
都市部 → プレイアダス七都市連合 七つの都市国家のゆる~い連合体です。
農村地帯 → 無主の土地です。定期的にハサールの略奪を受けています。
― その他の民族の国 ―
ドルク帝国(=中東全域)
超大国です。タイトン勢力圏に攻め込みたくて、時々プレセンティナに攻め込んでは撃退されています。
北アフルーク諸王国
文字通り多数の国が群雄割拠しています。
ナイール王国(=エジプト) 大穀倉地帯です。プレセンティナもここから小麦を輸入しています。
スエーズ王国(=スエズ周辺) かつて大帝国だったムスリカ帝国の末裔で、ムスリカ教の最高指導者(ハリーファ)が支配しています。
解放奴隷の軍人(マムルーク)で構成された強力な軍があり、度々侵攻してくるドルク軍を地峡に築かれた長城を盾にして撃退しています。
ハサール汗国(=ウクライナ東部~カスピ海と黒海の間)
騎馬民族のハサール人が農耕民族のスラム人を支配しています。
ドルクとの国境は山脈なので確定していますが、それ以外は割と適当です。
(草の育ち具合次第でどこまで移動するのか変わってきますので)
ヒンドゥラ王国(=インド)
ドルクに匹敵する大国です。属国を介してドルクと敵対しています。
ツーカ帝国(=中国)
謎のベールに包まれた極東の大帝国です。
といっても謎なのは単に遠すぎるからであって、別に鎖国してるわけではありません。
現在の王朝は「宋」
モンゴーラ(=モンゴル)
極東の騎馬民族
遙か昔にハサールと枝分かれしましたので、文化的になんとなーく似ているところがあります
この地図ありきでお話を書いた訳ではありませんので、矛盾があるかもしれません。
特に、現在耕作地になっているところも、作中ではほとんど荒れ地(≒草原)です。
海岸線と国境線と山脈だけ見て頂ければ幸いです。
以前はメダストラ海周辺だけの地図を載せていましたが、話が地図の範囲を飛び出してしまったので大きな地図で描き直しました。
また、Googleマップを編集して使うのは版権的にマズいというご指摘を頂いたので、今回は版権フリーの地図(というか地形画像)から作成しました。
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Eckert4.jpg?uselang=ja




