表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

170/241

第170話 「いじわるマノワール」




 僕の目に注目を集める二人。

 一方は期待と不安、

 もう一方は同志を見つけたような、そして期待を込めたような、自分の欲望を満たしたいという感情を向けてくる。




「だっ……ダメッ……♡」


「なんでダメなんだい? そんなに物欲しそうな顔をして、説得力がないよ」


 僕は事も無げに質問するが、黙りこくってしまった。

 だが彼女はそうされることを願っていることくらい、手に取るようにわかる。






「……下も……お願い……しまひゅ♡」



「任せなさい」



 オーエラさんの返答を待っていれば、ようやく本心は曝け出された。

そして砂をかき分けた。


 彼女の地肌に触れたのか、彼女は体を大きく振るわせる。

 それでも砂を掘り続けると、肌艶のいい太ももが見えた。

 その付け根には卑猥なる脂肪の塊があり、汗などの液体で湿っている。




「お尻が大きいんだね。いつもフリフリと振っていたのは、もしかしてわざとだったのかな?」



「うぅ」



「とてもいい形だ。僕は好きだな」



 恥ずかしそうに安産型の腰をくねらせるが、砂に埋もれていて男を誘うようなダンスにしかなっていない。

 僕はその砂を撫でながら、みっちりとした感触を楽しむ。


 なんて奥まで身が詰まった砂なんだ。

 その形の良さに違わず、掴んだ手が離れない程に柔らかい。






「マノワール。その魔法薬は体液の放出は阻害しない優れモノだ。だからこそ楽しめるだろう?」


「あぁ。沢山汗が出てきたね。次から次へと、どこから出てくるんだろうね?」


「もっと汗を出すところ見てください………♡ 恥ずかしいところを見てください…♡」


 色に濡れた声。

 普段は言わないような言葉を聞くに、彼女もこの異様な熱を持った空気に浮かされているのだろう。




「汗を流すところを見てほしいだなんて、オーエラはマゾなのかな? 僕はそうは思わなかったよ」


「もう見ればわかるじゃないかマノワール。楽しませてやるといい♡」


「ま……マゾ女です!!! ……マゾ女イジメてください!!!」


 絶叫するオーエラ。

 その被虐性を好む本性を、遂に現した。


 意地悪なエルマージは面白そうに笑っている。

 きっと僕も喜悦に口角を歪めていた。






「くくっ……どこまでやってしまうものか楽しみだな。他人の痴態を見るのがこんなに楽しいとは思わなかったぞ♡」



「さて、ここらでオーエラは休憩して、エルマージに戻るか」



 目を丸くするエルマージ。

 だが好奇心と欲望に彩られた目は細められた。


 長い睫毛に縁どられた流し目が、僕の表情を捉えると。

 舌なめずりをして僕を誘う。




「私まで毒牙にかけるとは……いいぞマノワール♡ 被虐の喜びを教えてくれ♡」



「エルマージ……! 命令するとは偉くなったものじゃないか……」



「凄い雄を感じるよマノワール……あっ♡」



 僕は水着の部分にかかっている砂をすべて取り払い、エルマージの両脇を掴んで上に跨る。

 喘ぎ声を漏らした瞬間、彼女の瞳は収縮を繰り返し、支配を受け入れる形へと変化した。


 そして彼女の汗の掻き具合を確かめると、グツグツと脳が煮えたぎった。

 口ではいろいろ言っていたが、結局はこの女もオーエラと同じなのだ。






「オーエラに上から目線で言っていたくせに、なんだこの状態は……」



「私は支配されることに興奮する性質だったみたいだな。自分でも驚いている」



 僕は彼女の胴体を、上から下まで間近で眺めた。

 しなやかで細身ながらも、程よく男好きする脂がのった極上の雌肉。


 女の高い上ずった声。

 彼女の肌に触れる度、胸元の上下が激しくなる。

 呼吸が乱れていることが手に取るようにわかり、彼女の興奮を如実に感じさせた。




「こうして砂に四肢が拘束されていると、臍の下あたりが疼く……♡ お前に息が吹きかけられた部分が、アツくなっていくよ。わざとやっているなら、いい趣味をしているなマノワール♡」



「余裕ぶった口が叩けなくなるくらい、魔法薬を塗り込んでやるからな……!」



「もう塗る必要はないというのに……どうかこの卑しいメスエルフにお情けをくださいませ♡」



「このっ―――――――」



 その瞬間、頭の奥から何かが弾け飛んだ。

 そして丹念に魔法薬を塗り込んだ。


 波の音も木々が風で靡く音も聞こえるというのに。

 二人の女の嬌声だけが、脳内には聞こえてくる。

 それしか耳に入らないくらい、僕は集中していた。

 



 汗をたくさん掻いて、二人は健康になったとだけ言っておこう。

 その後は肌艶が良くなったが、恥ずかしがっている二人が荒く息を吐きながら横たわっていた。










面白い、または続きが読みたいと思った方は、


広告下↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓の☆☆☆☆☆から評価


またはレビュー、ブックマークしていただけると、モチベーションに繋がりますので執筆の励みになります!!!!!!!!!!





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。


旧作も読んでくださると嬉しいです!

 『異世界神様チート貴族転生したら、女装して女学園に通って悪役令嬢を誑かして婚約破棄させるように言われた。クラス転生していた悪役令嬢に男バレして追放されたがもう遅い。聖女(?)として復讐だざまぁ!』

テンプレ末期戦異世界チート転生女学園潜入もの書いてます。
こんなタイトルですが、神々の争いに主人公が巻き込まれるシリアス戦記です
 

 『追放ザマぁジャンルの研鑽について、また個人的対策案の成否に関する所感』

初エッセイです。本作品を基に書きました。
また初創作論です。
追放ザマぁジャンルを執筆する作者として、自分なりに反省点を交えた考察。
追放ザマぁの構造的問題への解決につながるかもしれないアプローチ。
新追放ザマぁシステム『連続追放』を通して分析することで、違和感なく楽しみながら完読できる小説を目指すという、ジャンル全体における質の向上を目標とする文章です。
皆さんの目で、お確かめ頂ければともいます。


一日一回投票いただけると励みになります!(クリックだけでOK)

小説家になろう 勝手にランキング
― 新着の感想 ―
[良い点]  度重なるヒロインの挑発に紳士マノワールも遂に暴発ッ! 待ってましたの神展開(笑) そして二人同時攻略とは恐れ入りました……  さて、残るは………
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ