お姉様が美しすぎるのですが
誤字脱字など読みにくいこともあると思いますが、よろしくお願いします。
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お師匠様が帰ったあと、さっそく私もマリアに頼んで、昼間っからお風呂で髪を洗ってみました。
「お嬢様、とてもいい香りですね」
ローズの香りが浴室に満ちてとてもリラックスできる。
お風呂を上がって髪を乾かし終えたらマリアが感極まったように叫んだ。
「お嬢様!素晴らしいです!お嬢様のおぐしが輝いてます」
マリアはちょっと大げさだなあと思いつつ鏡を見せてもらうと。
「え、すごい」
私のくせっ毛のホワイトブロンドは輝いて波打って、まるでシャンプーのCMのようだ。
「お母様達に見せてくるね」
私は嬉しくなってお母様を探した。
廊下で会ったメイドによれば、お母様とお姉様はサンルームでお茶をしているらしい。
「お母様!お姉様!見てください。シャンプーとリンスが完成しました」
私がドアをバンと開けて部屋に入ると
「アンジェ、ドアを乱暴に開けてはいけませんよ」
お母様はそう言って振り返ったまま固まった。
向かいのお姉様も目を見開いて手に持ったクッキーを落としている。
お姉様がそんなに驚くところを初めて見た。
「ど、どうしたの?アンジェ!その髪は?」
お母様が珍しく取り乱している。
「お師匠様と作っていたシャンプーとリンスが完成したのです」
「この前言ってた洗髪液ですね。それで洗ったらこうなったと言うことですか?」
「そうなんです!いい感じじゃないですか?お母様とお姉様も良かったら試していただきたいのですが」
お母様は侯爵家の妻として身支度にとても気を遣っているから、私達が作ったものはどうかな?
もちろん無理にとはいわない。新しいものを試すのは勇気のいることかもしれない。
その前に作った石鹸もすぐに使うのは抵抗があったようだ。
「もちろんです!アンジェ!ぜひ使わせてもらいますよ」
「お母様、今すぐ試してみましょう」
お姉様も今回はノリノリだな。
「はい、ではメイドに使い方の説明をしますね」
お母様とお姉様はお茶の途中にもかかわらず、メイドを連れて部屋を出て行った。
夕食までには髪を洗ってくれるかな。
2人の反応が楽しみだ。
夕食時。
今日は珍しく、いつも仕事で忙しいお父様もいて家族全員揃ってテーブルに着いている。
お父様とお兄様は驚いた様子で私たちの髪を見ている。
「一体どうしたの?その髪。めちゃキレイじゃん」
やっとお兄様が言葉を発した。
「アンジェとオズワルド様が開発した洗髪液ですよ」
お母様が答える。
「シャンプーとリンスっていいます」
それにしてもお母様はもちろんのこと、お姉様が美しすぎます。
腰までの長いハニーブロンドが輝いて、女神が降臨されたかと思った。
「アンジェ、素敵なものを作ってくれてありがとう」
お姉様が私に微笑んだ。はぅ、好きです。
お姉様は13歳になり、最近ではお父様と共に魔法局に行くことも多い。
希少な聖魔法は専門機関でないと教えられる人が少ないのだとか。
魔法局は王城と同じ敷地にあり、お父様が局長ということで何かと融通が利くらしい。
お姉様が家にいない日が多いのは寂しいが仕方ない。
その美しさと聖魔法の使い手ということで、社交界デビューの前から話題の人物らしく、婚約の申し出もひっきりなしに届いてるとメイド達がウワサしている。
お姉様より2歳年上の王太子様からも申し込まれているらしいけど本当だろうか。
お姉様は王太子妃としても充分だとは思うけれど、もっと会えなくなったら寂しいな。
その時、さっきからずっと黙っていたお父様がボソリとつぶやいた。
「これは…売れる…」
お父様とお母様が目を合わせてこくりと頷いた。
「私だけで作ったのではないので、お師匠様の許可も必要ですよ」
念のため一声かける。
「ああ、もちろんだ。それにしても皆素晴らしく綺麗だよ」
「アンジェは元から可愛いけどな」
お兄様のシスコン発言はいつものことなのでスルーだが、私も少しでも可愛くなれただろうか?
読んでいただきましてありがとうございました。
引き続き次回もお読みいただけると嬉しいです。




