ドラッグストアを始めよう②
誤字脱字など読みにくいこともあると思いますが、よろしくお願いします
お店を開くにあたって、店舗の場所選びと同じくらいに重要なのが従業員選びである。
信用できる従業員がいないと、トラブルの元になるらしい。
その点私は抜かりない。
信用できる従業員には心当たりがある。
というかすでに育てている。
というわけで、私とマリアは領地の孤児院にきていた。
「こんにちは〜」
私が挨拶しながら入っていくと、子供達が出迎えてくれた。
「あ、アンジェ様、いらっしゃい!」
ここは、我が家が運営している孤児院だ。
私は以前から、お母様やお姉様とこの孤児院に慰問に訪れている。
わたしは以前から自分の店を開きたいと思っていたので、孤児院の子供達に読み書きと計算を教えていた。
その中で年長者から4人ほど候補にあげていたのだ。
どの子もすでに15歳やもうすぐ15歳と進路を決める年頃だ。
まずは最年長組より、しっかりしていて真面目なリーダー格ジェイド。
同じく最年長のミリー、彼女は読み書き計算に優れている。
ひとつ年下のダミアン。
彼は少しやんちゃなところもあるが、体格が良く力持ち、何より明るいムードメーカーだ。
最後にダミアンと同じ年のケイト。
彼女は私と同じく火と水魔法が使えて、手先が器用なのである程度の急な注文にも対応できそうだ。
以前から園長を通じてそれとなく打診してもらっているが、何より本人の気持ちが大切である。
私は院長室に4人を呼んでもらって、ドラッグストアなる店を開こうとしていることを話した。
さらに私はオーナーとして、店は段々と4人に任せて行きたいと思っていること、取り扱いたい品物のこと、給料や休みのことなどを4人に伝えた。
「と、こんな感じで進めていこうと思っているつもりなんだけど、協力してくれるかな?」
私は恐る恐る聞いた。
「もちろん!アンジェ様の店で働かせてもらえるなんて最高です」
ジェイドを始め4人全員働いてくれるそうだ。
これで従業員ゲットだ!
オーナーとしてこの子たちが生活に困らない店を作っていかないと。
私には義務がある!
いよいよ始まった計画に私はワクワクが止まらなかった。
家に帰ると、なぜかルークが客間にいた。
「アンジェ、今日何してたの?何かオレに隠し事してるよね」
微笑んでいるが目が笑ってない。
私の行動はルークに筒抜けなのだ。
後ろのマリアを見ると目を逸らした。
間違いない。
「アンジェ、アンジェの安全を守るために、オレには何でも話してくれるって言ったよね?オレを心配で眠らせないつもり?」
ルークは私の両肩に手を置いてじっと目を見つめてきた。
ルークのこの顔に弱いなぁ。
「ごめんなさい。ルークにはこれから話すつもりだったの」
私はお店に関するコレまでのことと、これからの計画を話した。
「はあ〜、アンジェは相変わらず想像の上を行くね」
何かものすごくみんなに心配をかけているのだろうか。
「いや、アンジェは今のままやりたいことをしていって大丈夫!きっと成功するよ。オレもできることがあれば何でも協力するから、隠し事だけはやめてね」
なんかルークは何でもお見通しな気がする。
「わかった、何かあったら相談するね」
私はそうルークに約束したのだった。
そういえば、もう1人隠していたらめんどくさい人がいたな。
お師匠様である。
読んでいただきましてありがとうございました。
引き続き次回もお読みいただけると嬉しいです。
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