表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
千の詩  作者: 織田一菜
1/13

そこはぽっかりとあいていた

まるで私の心のように…

ぽっかりおいたその場所は

反抗するように冷たい強い風が

私の周りを舞っている

まるで私の心のように…


あなたは何故

私をおいて先にいくの?

いつもいつも先にいたあなたを

もう二度と追いつくことができないなんて…


あなたは何故

私をおいて先にいくの?

追いつくまで待っててやるって言ったのに

その約束守らずにあなた先に行ってしまった…


氷のように冷え切った心を

暖めてくれるものは何もなくて

彼と私が愛した桜も

今はもう無くて

あった時は気づけなっかた

こんなに大切だったなんて

なくなって初めて分かった

わたしにどれだけ大切なのかが…


あなたは何故

私をおいて先にいくの?

いつも早く追いつこうとしてたけど

もうそれも二度とかなわない


あなたは何故

私をおいて先にいくの?

さよならも言わずに私の目の前から

いなくなった…


あなたがいたころみた桜は

とてもとても美しかったけど

それよりあなたを見たかったから

桜はほとんど見なかった

あの桜吹雪は

とてもとても美しかったけど

あなたはもっと美しかったのに

あたしの前から消えてしまった


あなたは何故

私をおいて先にいったの?

あなたは気づかなかったの?

私があなたを

思うこの気持ち

分かってる

無理だってことは

けれど

神様がいるのならば

もう一度でいいから

あなたに会わせてほしい

それだけでいいから


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ