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エッセイ

耳鳴りのはなし

作者: 山本大介

 耳鳴りなりまちた。


年を明けて、三が日も終りの頃、キーンと耳鳴りがしだしました。

耳鳴りか〜いつものようにすぐに治まるよねと思っていたら、ずーっと鳴り続けてるんですよね・・・あれあれどした?という感じでした。

これが数日続いて、もう鬱陶しいったらありゃしないのです。

キーンという高い音や、ジーというラジオやテレビのチャンネルが合っていない時の低音に、なんか様々な耳鳴り音がひたすらなり続けていました。

どないしたん?と治まらない耳鳴りに不安が募ります。

ワシ大丈夫かしらん・・・でも、もう少ししたらいつものように治まるかもしれんし・・・。

そんな淡い期待も虚しく鳴り続ける音に、とりあえず、なにか対応出来る事はないかと、スマホでいろいろ検索して調べてみました。


・耳鳴りは誰でもなり得、そして原因が分からない。

・難聴がおこる前兆として起こる。

・疲労、ストレス、加齢などが引き起こす要因

・完治もすればしないケースもある

・上手につきあっていく

 ・・・etc。


ふーん。

とりあえず、大きな心配はしなくてもいいんだと安心しました。

んで、効果のあると言われるツボ押しで、耳回りの血流をよくする押し揉み方をやってみます。

おお、ちょっと効いてきたような・・・。

それから耳鳴りを打ち消す音楽をYouTube動画でヘッドフォンをあてて聴いてみたり・・・。

対処方法が正しい方向であるか分からないままも、やってみる事で少しずつ耳鳴りが改善してきました。


そんな時分、奥さんに耳鳴りの話をすると、「早く病院にいかんね」と言われました。

そりゃ、当然か・・・でも、こっちは改善しているという自負がありますので、「近いうちにいくたいね」と返しました。


また両親とランチをとっていた時の事、

「俺、最近、耳鳴りするっちゃんね」

と、私が言うと、親父が、

「お前、本当か?俺なった事ないぞ」

「嘘」

「嘘やなか」

「母は?」

「私はあるね」

「そっか、そっちの家系はばあちゃん耳悪かったもんね」

「そうそう」

と、私の耳は母方の遺伝を受け継いでいるのかなと、なんとなくそう思いました。

「病院行きなさいよ」

母にも念をおされます。

「うん」


そんなこんなで耳鼻科へ行きました。

はじめ耳垢(恥ずかしい)が溜まっているとのことで、耳垢を吸引されたあと(これ意外と気持ちいい)、張力検査を受けまして、診断結果の問診となりました。

やや難聴の気配があるということで、お薬を貰い再検査となりました。

1回で済むと思ったのに~。

まあ、ひとまずお医者さんにもみてもらいこれで安心です。

薬を一週間ほど飲んで、ツボ押しや音楽視聴を継続しつつ再検査に臨みました。

ドキドキ(笑)。

結果・・・聴力はほぼ回復しているとのことでホッとしました。

病院もとりあえず、今日まで通院とのことで良かったです。

だけど、完全に治ったかといえば、今でも多少耳鳴りはありますからね~耳鳴りともうまく付き合っていきまっしょい。

少しずつでも、いいから解消されたらいいなあ。


耳鳴りって個人差があります。

私は比較的軽い方なのかもしれません。

悩まされている方がとても多いと聞きます。

総じて気にしすぎるのがよくないと言われます。

たしかに一日中、耳鳴りがしていた時はイライライライラしていました。

だけど、誰でもなるし、原因が分からない、対処方法も様々ということが分ると、私はなんかホッとしたんですよね。

なら、しょーがないじゃんと・・・だけど、これ私が程度が軽いから書けることかと思うんですよね。

だから、新米耳鳴り人(笑)のお話という事でよろしくお願いいたします。

 とりあえずとりあえず。

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